受付のやり取りが聞こえて来た時から異変は感じていた。アサちゃんが困っている。

その声に覚えがあるのだが記憶が確かなら、ちょっと話が通じにくい人だったと思う。

その後に静かになったものだから一難は去ったと思っていた。そして昼休みの時間。

遅番なので昼当番でマモさんが昼休みに入った時に、まさにその危惧がやってきた。

新規登録者だったようで申込書作成に時間がかかっていたようだ。それで今なのかと。

番号を読み上げると、やってきたのは思っていたような人ではなかったようだ。

思い過ごしかと思いながら話を聴く。それにしても申込書は殆どが空白の状態だ。

話を聴く合間に空白部の質問をしなきゃいけないが、どうもこちらの質問はスルーだ。

何とか話を戻そうとするも暴走気味。これはまた予期していたのとは別の危機なのだ。

とにかく話はかみ合わない。そしてここに来られた目的もはっきりしないままだ。

そして前のアクリル板とマスクのせいか、こちらの話は聞こえ辛いようだ。

この状態を続けていると自分も不安になってくる。ひょっとして自分に落ち度があるのか。

昼休みで周囲に人は少なく、これも自分を更に不安にさせる。もう不安のラビリンスだ。

どうやってここから抜けられるんだろう。とにかく少しづつだが空白部も埋まってきた。

先ずは回り道をしてもこれを仕上げようと。何度、脱線したのだろう、それを戻す攻防。

もうそこには恐怖が芽生えている。予測をもとに話を収束の方向にもっていこうとする。

何とか空白部を埋めた後に一気に収束にもっていく。さて、相手はどう出てくるんだろう。

これがなんと、正しく伝わってのかどうかは分からないが納得されるようになった。

終始、話はちぐはぐなまま何故か納得という経緯も不安だが、もう話を戻す勇気はない。

そのまま見送る後ろ姿に、もう来ないでと願うばかり。こんな異世界体験は初めてだ。

そんなこの日はおまけ探しも難航。先ずは健康ミネラル麦茶で探すも残はダブリのみ。

次に特価で在庫を下げられたイタジャガでもダブリ。もうどうしようかと慌てている。

最後のローソン安曇川店でこの日はカプッチョを購入。安いけど満足感の高いチョコだ。

この日の一品は考える力みんな、どうする?シール全20種類から時間をしりたい。

何だか一気に小学校時代に戻されるような企画だ。あの頃もドラえもんだったなぁ。

さて、もうひとつの不安がやはり再拡大しているコロナウイルスでしょ。恐ろしい伸び率。

しかも日常を解禁している際の再拡大に抑えが利かなそうな恐怖。このタイミングが痛い。

しかも夏休み前でしょ。もう計画している遠出は止まらないでしょ。自分たちもそうだ。

この緩んだみんなの気持ちを突いた巧妙さにアメちゃん差し上げる。