やっぱり山が好き。なみたろうです。

今日は雑記ですすいません。
お休みで、実家に来ております。
新米をドロボーしようと思ったんですが、まだでした。この辺りはこれから稲刈りのようです。

久しぶりに近所の温泉行って、自然の風でお昼寝。幸せな時間です…
今日は天気が良くて、庭でアブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ入り乱れて鳴いてますよ。
蝉といえば!!( ゚∀゚)
いや、やめとこう。まだ「冬蝉」はact.1、どうせ清水先生のどんでん返しが待ってるのでどんでん返されるのを楽しみにしましょう。

さてせっかく富山に来てますので。

先日粟田博士がいらっしゃった時に、「おわら風の盆」のお話が出ましたので思い出しました。
今年も見そびれた!!(゚∀゚;)

死ぬまでに一度は行きたいところ、のひとつでございます。

元々民謡に興味はありません。
子供のころに親やおばあちゃんが民謡のど自慢的なテレビを見てても、早く変えてくんないかなぁと思ってました。

が、この「越中おわら節」だけは別格なのですよ、哀愁漂う、涙腺に直撃する、色気すら感じる……

なみたろうの故郷、富山県の三大民謡というのがありまして、この全てがメジャーな民謡とは少し違うものばかりなんですが、

「麦屋節」平家の落人が唄ったと言われるもので、紋付き袴にたすき掛けで、笠をくるくる回す踊りが特徴的です。あとなんか三味線のイントロがロックっぽい(笑)
地元、南砺市の民謡のため体育祭で踊ったりしました。笠を膝や二の腕にあてて「バシッ」と音をたてるのが痛かった…

「こきりこ節」日本最古の民謡との噂が。
やはり南砺市の五箇山に伝わる唄で、ささらと呼ばれる楽器?をジャラン、と打ち鳴らすのが珍しい。衣装なんか平安時代風です。頭に雉の羽が付いててなんかすごいです。女性なんか白拍子姿です。

そして「おわら節」ですが、富山の八尾町というところです。
民謡なのに涙誘うとは?理由は伴奏に使われる胡弓です。これがなんとも言えず切なくて…聴いてると勝手に涙が出て困る。
踊りは男女共に深く笠をかぶってまして、口元がちらりと見えるくらい。色っぽい。
あとやたら難しい。昔、盆踊りで一度だけ習いましたが。
普通盆踊りとかってパターンを覚えて繰り返し、みたいなの多いですよね?パターンじゃないし( ; ゚Д゚)やたら中腰多くて指先の角度まで厳しく指導されたし。
そう、なんてゆうか、日舞?

八尾町は昔ながらの民家が立ち並ぶ、坂の多い小さな美しい町です。そこで毎年9月1日から3日、夜通し演奏と踊り流しがあります。
現地に泊まることは難しいらしく、周辺の町に泊まって電車や、臨時駐車場からシャトルバスで入る方法が多いようです。ちなみに町内に車は乗り入れできない模様。

長めの動画ですが雰囲気だけでも…
途中から男踊り、入れ替えて女踊り、最後に混合と続きます。

有名な唄い出し前のお囃し?で
越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ」と偶然なんだか日本三霊山をあげるところ、
唄われよ わしゃ 囃す」とさりげなく富山弁なところが好き。

ご紹介まで。
あー行ってみたいよう( ´△`)