結局、映画「ねこあつめの家」は県内での上映ありませんでした。がっかりしております、なみたろうです。


さて今日は写真多いです。
皆さまに名所の桜をお見せせねば!と重い腰をあげました。
ウソです口実です。先月から携帯のプラン20GBにしたけど使いきれず、AbemaTVに手を出して1日猫動画かXfailばっか見てるからちょっと外出なきゃと。
通勤用に借りてる駐車場から、東茶屋街が近いのです。人混みが怖いなみたろうですが、兼六園よりはマシだろうと出掛けました。


あはあ~いいですねぇ。
主計町(かずえまち)、きっと一生ご縁のなかろう有名料亭が軒を連ねます。左手は浅野川。

ばっちり満開ですよ。

この辺の橋は京都っぽくていいです。

ちょっと裏道を。お茶屋さんの勝手口やお稲荷さんが並びます。

超タイプな場所!( ゚∀゚)すげえ好きな感じ!
↑頭悪そうだ
奥に坂があるのでもちろん登ってみたい。

上から見ても素敵!
ここは「暗がり坂」というそうな。
ただ日中でも暗いから、らしいけど、降りた下がお茶屋さんですからね。風流な。

さて坂の下にあった石碑に泉鏡花の名が…
そうなんです秘密クラスタの皆さま、あの「外科室」の泉鏡花は金沢の出身ですね?
この近くに泉鏡花記念館が。
それでは参りましょう。


おおお…生家あとをそのまま改築したとゆう、風情ある場所ですよ…
毎日会社行くのに近くを歩いてるのに初めて来ました。そして入館料300円とゆうフラッと入らせるお値段。

もちろん写真はNGでしたが…
すごい出会いがありましたふたつも!!

全て興味深く拝見しました。
本人の愛用品や初版本などなど、まあ色彩が美しくてほんとにオシャレです。
女性の方が声をかけて色々案内して下さったのですが…
ここの館長なみたろうの大学の教授やった(現在は学長)
すいません先生、確か東京からお呼びした教授だとは聞いてたけど、鏡花の研究者でいらしたとは。あんまり学校行かなくてごめんなさい。単位ギリギリで心配かけてごめんなさい。卒論書くのにたくさん本を貸して頂いてありがとうございました。重かったです。

そしてもうひとつ、鏡花の「化鳥」という作品を絵本に仕立てたものが出版されているそうなんですが。その原画が展示してありまして。
一目惚れです。
絵は中川学(なかがわがく)さんというイラストレーターさんが。
なんて、なんてすごい、色彩のセンスが。切り絵とか版画の印象なのに躍動感が。これは、清水先生に共通する「ポーズの切り取り方のセンス」だ!( ;∀;)動物が、花が、女性が子供が美しい。
ヤバい参考書としてポチりそう。
なんだろうあの色。なみたろう間違いなく全部持ってるのに(笑)センスが神。
漫勉見た時並みの感動に襲われております。


ふあああまだ興奮しておりますが、
ものすごく珍しく充実した日でした…
鏡花記念館では年に一度ほど館長の講演があるそうなので、是非とも聞きに行きたいと思います。
そして「なんか描きたい」衝動に駆られた単純ななみたろうは、……がんばります!( ;∀;)