Yちゃん「何か聞きたいことはある?」
と聞かれたので
その頃外国へ行く数ヶ月前だったこともあり
向こうでの生活について聞きたいと思い
私「外国での生活ってどうですかね?
たとえば事故とかにあわないとか」
Yちゃんはしばらく考えて
「大丈夫だと思うよ。あ、う、うん、大丈夫」と
ニヤ笑い。
私「あれ?事故にあうんですか?」
Yちゃん「あ、うん。でも大丈夫だよ」
事故にあうけど大丈夫、というのが
イマイチわからなくて
ポカーンとしてしまった。
最後にYちゃんは
「あなた、最近お墓参り行ってないね。
ちゃんと行ってね」
とひとこと言った。
その後海外で私は2回も
交通事故にあうのだが
確かに大丈夫だった。
そんでもって
いっしょにいったS君は
自分の将来の夢を聞いたみたいだが
その時点では難しいみたいだった。
でも努力しだいでは近づけるみたいな話で
これから一生懸命がんばると
言っていた。
S君の目はキラキラしていた。
帰りの新幹線で
私は不思議な気分だった。
世の中には自分の目では見えないものも
たくさんあるのかもしれない。
そして、
きっと世の中には
奇跡とかってのも
あるのかもしれないなぁ。
そう思うとすごくドキドキした。
今Yちゃんがどこにいるか
私は知らないが、
たくさんの人をあのチカラで
勇気づけているんだと思う。
(終わり)