生まれてこのかた…レポというものを書いたことがありません。記憶力と語彙力が全くないからです。

それでも、なんとか感じたことを残しておきたい…今回だけは。
ホテルと新幹線で書いたバラバラのメモをまとめ書きしておこうと思います。

とはいえ、内容に触れますのでネタバレ回避の方は今日はここまででお願いします。


これまでドリボ には縁がなく、タッキーの初演の時のDVDのみの予備知識。レポも初日の様子を薄目で見てただけなので、ほぼ真っさらです。
余計な情報はなく向き合いたいなとは思っていましたが、そこまで頑なに情報回避していたわけでもありません。
結局、自分の気持ちは自分のものでしかないので。どんな感想を持ってもいいのかなって。

そんな前置きをしつつ、舞台知識も芸術的視点も持ち合わせていない、ど素人のヲタクが感想を書いていきます爆笑

自分覚えなので、いろいろ的外れなこと書いていてもご容赦くださいね照れ

全ての曲を書くのは、私のポンコツ脳内レコーダーでは無理なので、ごく一部のみで。
ふと脳内に記憶や感情が戻ってきたら、その都度追記します。













『Next Dream』
OPのネクドリで声を聞いて立ち姿を見た瞬間に拍手しながら泣いてる自分。
オープニングの第一声を岸くんが…もう目から滝えーん7日に2階センターブロックで入った時にここで目があって(たぶん劇場中の人がどこかで目があってる)、ここに立つ岸優太をみることができるなんて…岸くんを信じていたけどその現実が怖いくらい幸せだった。
Wゆうたが目を合わせたあたりで我にかえる。まぶしかった…。
気持ちを高揚させる力がすごいですね、この曲は。




『When I was Seventeen』
ゆうぴーってこんな切ない高音出すんだ…って今更ながら驚いた曲。
どうしても岸くんばかりを見てしまいますが、姿勢を正してJr.くんたちも見たいと思わせてくれました。
今回、いろいろあって…だからこそ生まれた歌詞との親和性もあったり…。
『シャルドネオン』でもバランスの良いパフォーマンスを見せてくれたりね。紛れもなく彼らの実力を知ることにもなりました。
私はやはり岸くんのことしか書けませんけど、担当さんたちの感想も新しい発見があるので楽しみに読ませていただいています。
実は特に目を惹かれたのは、7MEN侍の佐々木大光くん。彼のチャンプチームにふさわしいダンスと、セリフがなくただ立っている時の…立ち姿だけで役を表現している様子に目が離せなくなりました。


『時計を止めて』
物語に自然に引き込まれたのは…この曲があったから。2人の気持ちと声が劇場内に呼応するように響く。
説明されている感じはまるでないのに、ストーリーが見えてきました。
震えましたね…。


そして、岸くんの鍛え抜かれた身体を見ていいんだか悪いんだか…。当然見ましたけどニヤニヤ
背筋が特に素晴らしくて…本当にボクサー。
何気に大好きなOne Night』で堪能しつつ…岸優太の演技の部分に引き込まれていきます。
撮影を中断させられたあとの「ジン…」の声の出し方が胸をキュウっとさせる。


『星の光る空』
桟橋の奥に立つ岸くんの儚い美しさがすごくて、暗くても目が吸い寄せられて。
そこからの優しい声に、たぶん私抱かれたと思う。(←え?キョロキョロ
紫吹淳さんとのデュオが素敵すぎる。
岸くんの『星の光る空』は…儚いだけじゃない。壊れそうだけど壊れない芯があって、岸くんそのものだと思う。温かさを帯びて優しさが太く強く芯になるんだなって。ユウタは優太だ。


『Fight Man』
これは……正直、神くんの声量と迫力に驚きました。この曲だけは、すばるくんのイメージが強く印象に残っていて(それくらい すばるにピタッと声質も音域もハマっていて、イメージにあってた)。
だけど、だけれども!!
あの普段は紳士的で優しい国彼・神くんがジンになった時の凄みのある『Fight Man』…これにはシビれました!!
イメージと真逆なこの歌をチャンプのジンになって歌う神宮寺勇太。
あぁ、この人もまた舞台人なんだ。
努力でどこまでだってやってのけるんだって…泣けるシーンじゃないのに号泣でしたえーん

動いている生神宮寺くんは本当に素敵で、みんなが堕ちてしまうっていうのはもはや定説ですが、DREAM BOYSの神くんは本当に素晴らしい。

神くんのチャンプはオラオラしてなくて。理性的。知性を感じられる振る舞いと、凄みがあるのに温かい。
チャンプが慕われるのが…ユウトもチャンプに憧れるのが…ユウタとジンが親友なのが…納得。
こんなに魅力的なチャンプ…私は想像していなかったので嬉しすぎる誤算でした。



『THE DREAM BOYS』
白いベンチに座ってアコギを弾く、赤いチェックのロングシャツ岸くんえーん(泣)
弦を押さえる指の美しいこと…。まっすぐに、乾いた身体に心地よく染みる岸くんの声。
あのね…私ギターってわかんないから音が飛んだり外れたりも実はよくわかんない(本当にポンコツキョロキョロ)。
でもさ、完璧に弾けないとこが不器用で人間味があって…誰にでも愛されるユウタでもあるし。
ユウトを大切にするユウタ、ジンの病に気づいて何も言わずにリングを降りたユウタの想いが、このTDBに重なる。


あと、桟橋とこの公園のシーンでの岸くんとゆうぴのアドリブは岸くんが戻ってくる感じで、客席も岸くんにふわりと包まれた気がしました。劇中、心からのユウタの笑顔は見れなくて苦しさを伴う笑顔と苦悩の表情ばかりだから、このアドリブシーンは唯一ホッとして笑いの起きる部分照れ

ボクシングシーンは、思っていたよりもずっとリアルで迫力があって、男同士のぶつかり合う激しい打ち合いに心臓バクバクして…。


そこからの苦悩するユウタには…見てるこちらまで苦しくて苦しくて。

この辺りから、たぶん私…息をすることを忘れてる。思い出すと、また苦しくなる。それくらいのめり込んでいました。

マスク
額縁フライング
そしてCUBEを使った大技[岸角]

技に入る前からちゃんとお芝居なんですよね…
苦悩や戸惑いが表現されてる。
しかし、補助具等はなく岸くんが身体1つでね…
首だけで支えたり、足の関節使ったり。
歯をくいしばってCUBEをぶん回し(いい表現が浮かばない)もう…涙なしでは到底見れないんだけど、息も止めちゃってるから、声の出ない嗚咽ね、ここ。



『Nightmare』
これは、もうこの曲だけで3記事くらい書けますえーん
でも、細かい動きは…映像化されると信じて書かない。(覚えてないだけ?)

妖艶で色気を迸らせていながらも、ユウタの心情…辛くやるせない心が折れてしまいそうな狂気に支配されてもおかしくない状況。でもその中にユウタの根底にある優しさと愛がね…見える。
表情・目線・手足・指先…
歌声には迫力とともに壊れそうな心も表現されていて。

表現者としての岸くんの真骨頂だと思います。岸くんの歌声とダンスがここまで活かせる楽曲との出会い。
本当にこれだけは絶対に映像で残していただきたい。

そして、『Nightmare』 はどうしても正面で見てみたいおねがいこの曲、岸くんは上じゃなくて正面見てるから。
色気爆発の虚ろな岸くんの目と目があったら腰抜けて死ぬけど(笑)
映像化されるなら…ぜひ正面からも撮っていただいて全岸担を震えさせてほしいです。


そして1幕終わりは…
「全て受け止めてやろうじゃねぇか!!」
と、赤い幕とともに人生の奈落に落ちていくユウタ。

自ら幕を引く覚悟をするユウタに。
また、その美しい幕引きに。

こころを掴まれ…見ている私も一緒に奈落に落ちたような感覚。




ここで1幕が終わり幕間…なんだけど…

帝国劇場の深い赤い椅子が、
先程見た幕であるかのよう。
背中が椅子に引っ張られる怪奇現象のような状態になって滝汗

涙は出るわ…息はできないわ…立ち上がれない。

お願いだから…
もうしばらく客席内の灯りをつけないでもらいたい…とぼんやりする酸欠状態のアタマで考えていました。


…長くなっちゃったぁショボーン

やっぱりうまくまとめられなかった。
とりあえず1幕だけで。

観劇を終えてからなるべく早く書いておきたかったのに、このとおり…鬱陶しいくらいにのめりこんでしまって全く抜け出せていないので、感想を書きながら所構わず泣いてしまうので、なかなか進みませんえーん