今年の読書感想文、小学校低学年の部の課題図書の中の一冊。
![]() | パンケーキをたべるサイなんていない? 文:アンナ・ケンプ / 絵:サラ・オギルヴィー / 訳:角野 栄子出版社:BL出版 ![]() |
変わったタイトルにカラフルな挿し絵の、なかなか素敵な絵本です。
主人公デイジーのパパとママは忙しくて、あまり話を聞いてくれません。
ある日、デイジーの家に大きなむらさき色のサイがやってきて、おやつのパンケーキを食べ、くつろぎ始めます。
そのことを話そうとしても、やっぱり話を聞いてくれません。
仕方がないのでデイジーはサイと話をしたり遊んだり…仲良くなりました。
そうして、サイが本当は遠いところにいる家族に会いたがっていることを知ります。
動物園の張り紙で、逃げ出したサイが家にいることにようやく気づいたパパとママは・・・。
家族のふれあいの大切さを描いた絵本です。
なんとも耳の痛い一冊でした
これは、子供に感想を書かせるのが目的ではなくて、一緒に読んだ親が自分を省みるために課題図書に選ばれたのではないかと思ってしまう…。
サイがいることに気づくのは、結局デイジーの言葉からではなくて動物園の張り紙のおかげっていうのも、シュール。
サイの望みを叶えようとする時の両親のスピーディーな行動力。
頼れる両親というよりも、娘への申し訳ない気持ちからきているように見えてしまう![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/2435.gif)
あんな大きなサイが先入観や思い込みで見えなくなってしまう。
これって、子供の変化に気づけないことの象徴かな。
親としてはドキッとする絵本です。
りーは、そんな私の心の内を知ってか知らずか・・・楽しそうにページをめくっていました。
恐る恐る…
「パパとママが話を聞いてくれないって思うこと、ある?」
と聞いてみました。
(ないって言っておくれ~
)
「あるよ。しょっちゅう。」
・・・撃沈
そ、そうですよね…。
だからこそドキッとしたわけだし。
私も旦那サンも、わりと子供とコミュニケーションを上手く取ってると思ってました。
でも、子供にしてみたら足りない。
それに話半分で相槌をうってることも見抜いてる。
そして、普段話を聞いてることの方がほとんどなのに…
「聞いてもらえなかった」ことの方が印象に残っているようです。
一事が万事なんですよね。
仕事や家事が忙しいのは言い訳にしかならないです。
感想文にも、しっかり
「わたしのパパとママも話をちゃんと聞いてくれないことがあります」
と書かれてしまいました
うわぁ~ん!
ごめんよ~!!
ママが読書感想文、もとい、反省文を書かなくちゃね
お話も一読に値しますが、
この一風変わったタイトルの絵本、挿し絵が本当に素敵です。
りーと二人でめくるたびに、
・こんなところにこんなものが!
・これ、すごいかわいい!
・この色いいねぇ~!
とキャイキャイ言えちゃいます。
買ってよかった絵本でした
そんなこんなで、
おばあちゃんの家に行ってるりーには「清書しときなさいよ~」と言い残し、
夏休みの宿題のヤマの一つ・読書感想文が終わりました。
長いと思ってた夏休みもあと半分。
どう過ごすかな~。

