7月の機械受注、前月比16.7%減・内閣府 | 『トーシロ投資家奮闘記(仮)』~オレは株がどぁい好きだー

7月の機械受注、前月比16.7%減・内閣府

7月の機械受注、前月比16.7%減・内閣府

 内閣府が11日発表した7月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比16.7%減の1兆91億円となり、2カ月ぶりに減少した。このうち製造業は18.7%減、非製造業は15.8%減だった。季節調整前の数値を前年同月と比べると「船舶、電力を除く民需」受注額は1.2%減だった。

 7月の受注実績(民需)の内訳をみると、製造業では15業種中10業種が減少し、特に紙・パルプ工業(前月比75.3%減)や鉄鋼業(74.8%減)などで落ち込みが目立った。一方、船舶・電力を含めた非製造業全体では10.1%減。8業種中4業種が減少しており、通信業(26.7%減)や建設業(21.9%減)などが落ち込んだ。

 機械受注は機械メーカー280社が各業界から受注した生産設備用機械の金額を集計した統計。メーカーが機械を受注してから6カ月ほど後に工場などに導入されて設備投資額に計上されるため、設備投資の先行きを示す指標となる。〔