木曜日はまた一段と蒸し暑くなりましたねー。







水曜日は撃沈の走りでしたが、しっかり追い込めたのでこの日はいつも通り帰宅ランの準備を整えて出社しました。







朝から打ち合わせ続きでしたが、夕方来客予定があり準備をしていたら、休みを取っていた部下から携帯に連絡が入りました。







彼は坐骨神経痛が酷くて仕事にならないので、6月から暫く仕事を休んでリハビリ等に専念してもらっていたのですが、どうやら痛みが酷くて寝たきり状態になっているとの事。







加えて独身でご両親も他界して身寄りがいない為、食事もまともに摂らずにずっと寝たきりになっていたようで、体重も10kg以上激減し、フラフラの状態で昼間気を失って倒れ、目が覚めてとりあえず上司である自分に電話を掛けてきました。







前週に電話で会話した時は腰の痛み以外は特段の問題はないと言っていたのですが、何か様子がおかしい事に気が付きました。







電話越しの声を聞き、命の危険を感じたので、すぐさま会社を飛び出し1時間30分かけて彼の自宅に向かいました。その間に直ぐに救急車を手配するよう指示しましたが、玄関の鍵が施錠されており、身動きも出来ず鍵が開けられない為、救急車を呼べないとの事。







現地に到着後、マンションの管理人にマスターキーを借りましたが開けることができず、最後の手段で鍵屋を呼んで解錠を依頼しました。解錠費用は8万円と言われましたが、人の命が掛かっているので迷う事なく開けてもらうことにしました。







しかし1つ目の鍵は直ぐに解錠出来たのですが、2目の鍵がなかなか開けることが出来ず、時間が過ぎていきました。玄関の解錠が難しいため、次の手段でベランダの柵を外して中から窓際のベットに倒れている部下に力を振り絞ってもらい、何とか窓を開け、中に侵入して解錠して頂きました。







解錠後直ぐに救急車を呼びましたが、今度は搬送先が中々決まらず、12件目位でやっと10km以上離れた総合病院で受け入れが決まりました。







搬送後状態を見てすぐに入院が確定。急ぎ血液検査や尿検査、レントゲン等を撮り、直ぐに輸血が必要なほど低血糖、貧血の状態であることが分かりました。







もし駆けつけていなかったら、電話をもらえていなかったら、本当に危なかったと思います。







とりあえず2週間の入院が確定し、金曜日以降様々な検査を実施頂きます。症状的には胃がんなどリスクもあるため、予断を許さない状況のようでした。







身寄りがいない為、自分が第一連絡人となり、何かあれば医者からすぐ連絡をもらえる形になりました。







一通り検査や入院手続きが終わり、自分はとりあえずこの日は帰宅OKとなりましたが、時計を見たら0:30を回っていました。






そしてここからが大変!
病院の外は真っ暗闇。
田舎すぎて何も無いし、人影や車も1台も走っていない。。






さらに病院ではタクシー会社がもう呼んでも来ないと言うことで、一か八かGoアプリでコールし続けました。







が、、、







20分程過ぎたところで奇跡的に1台配車手配OKのサインが出ました!
やった、帰れる!!






自宅まで23000円掛かりましたが、無事夜中2時過ぎに帰路にたどり着けました。






とりあえず部下の命を救う事が出来て本当に良かったです。変わり果てた姿を見て、本当に心配になりましたが、何とか入院先で診て頂けるのでホッとしました。







帰宅後はもちろん走れず、シャワーを浴びて3時過ぎに布団に入りました。






この日は人命救助に奔走した1日でしたが、何とか最悪の事態は免れて良かったです。自分も心身ともに疲れましたが、先ずは部下の無事を祈るばかりです。






■今週の練習 ☆は休肝日
日 Rest ☆
月 Rest ☆
火 13.0km Jog 71:49(5:31/km)131bpm ☆
水 10.6km ポイント練習 ☆
木 Rest ☆

7月走行距離 23.6 km


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