2016年の夏、
イベント準備中に夫が梯子から落下し
3メートル下のコンクリート床に叩きつけられて
頭蓋骨骨折&右手首粉砕骨折で救急搬送。
入院、手術3回、リハビリ。
事故直後、夫は
「大丈夫。救急車は呼ばなくていい」と
周囲の人に言っていたが
頭から血を流しているし
右手首はあきらかに数センチつぶれていた。
(ちなみに本人は全く覚えていない)
担当してくださったドクターが
「あなたはこれからまだまだ働かないと
いけないですからねぇ」と言いながら
本当によい手術をしてくださり
7か月後に
手首に入れていた金属プレートを出すころには
右手首が壊れていたとは思えないほど回復した。
あの時に
「生き死にに関わらないことは
ちっさなこと」
と思った。
その後も
交通事故に遭ったり
うつ病で休職したり
いろいろ起こったのだけど
今、元気に暮らしていて
(うつ治療は続いているが)
穏やかに過ごせることに感謝。
何もない平凡で退屈だと思えるような日々が
どんなに恵まれて幸せなことか。
失わないとわからないし
何べん失ってもわからないんだよなぁ。