『もの忌みをしない』(つれづれナミさん) | 波のあしあと

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「おかあさん、私、文化祭のお茶会で着物を着るから着付けてよ」という娘の一言がきっかけで
着付け師になったヒッキー主婦のタワゴト日記。
着物関係の話は全くございません☆

『閻魔さま』のフリーイラストを

検索したら出てきたよ↓

 

 

私は僧侶の嫁である。

と言っても、寺族(お寺の人間)ではない。

 

会社員だった夫(彼も寺族ではない)が

20年近く前に

縁あって(大変なことがいろいろあった末に)

僧侶になった。

属しているのは

仏教の中でも超メジャーな宗派の寺院だ。

 

 

普段はほとんど読まない教本の中に

【(私たちは)もの忌みをしない】という表現がある。

 

不吉やけがれはない、という教え。

生きて死ぬまでけがれはない。

苦しみや悲しみを取り除くのではなく、

そのなかを生きていく力をくださる教え。

 

なのだが。

 

今まで私が経験した仏事の数々は

『こういう時はこのようにする』

『こういう時はこのようにしてはいけない』

のオンパレードだった。

 

 

長い長い歴史の中で

土着のもの、他の宗教と混ざり合い

今でも色々な決められごとはあると思うけど

仏様もお釈迦様も宗祖様も

きっとそんなことには

囚われていらっしゃらなかっただろう。

 

まあ、私は目の前の他人様に

あれこれ言われるのが嫌なので

〇〇はいけないと言われれば

「はあ、そうですか(あなたはそう思っているんですね)」

〇〇すべきだと言われれば

「はあ、そうですか(あなたはそう思っているんですね)」

って感じでやってきたと思う。

何を「正」とするかは人それぞれ。

自分にとって良ければ「正」なんじゃないでしょうか。

(乱暴すぎるか?)

 

★『つれづれナミさん』は

思いついた文章をただただ書きまくるときに

使おうと思っているタイトルです。

次は…あるかな?