試合に負けた後に、
『お前は勝ちたいという気持ちが足りなかった』
て、話した事はありませんか？
または、敗戦のたびに
チームの監督やコーチから
同じことを言われたことは
ありませんか？
たぶんあると思います。
これって
完璧に精神論です
なんで負けたのか分からない時に、
話すことがないので仕方なく
言っているだけではないですか？
たしかに、
集中力や
気持ちの強さは
大事です。
でも、
精神論だけでは
子供達の成長に
つながりません
何か子供のためにアドバイスを、
と思っていても
具体的な方法が見つからない．．．。
で、結局ミスを見つけるのが
一番簡単なので、
そこへたどり着いてしまう。
なぜ、ミスを見つけるのが
一番簡単なのかというと、
サッカーはミスを前提とした
スポーツだからです。
丸い球状のボールを、
体育館のきれいな均一の床とは違って
でこぼこのグラウンドで、
おまけに、一番器用な手を使えないのです。
フィールドは広いし、
天気もほぼ関係なくやります。
当然、体育館とは違って
雨も降れば風邪も吹きます。
地面も、濡れて滑りやすかったり
水溜りになっていることもあります。
つまり、
プロであっても、
世界一の選手やチームであっても、
ミスをするのです。
サッカーは
ミスがあたりまえの
スポーツなのです。
そりゃあミスを見つける方が
簡単ですよね。
いくらでも、見つかります。
あんなにミスすると
勝てないよ
と、こうなります。
そして、
最後は精神論へと
いってしまいます。
でも、それって
間違いなく
負けたことを
子供のせいにしています。
大人の方が余裕がもてなくなって、
本当のこと(本質)が
見えてないのです。
そうではなく、
今はこのプレーができなかったけど、
できるようにチャレンジしよう。
どうしたらいいかな。
と、これでいいのです。
まず、子供の事を
理解してあげてください。
そして、
精神論で片付けずに
どうしたらいいかを
子供に考えさせましょう
余裕をもって子供と接すれば、
必ず本質が見えてきます。