皆さんこんにちは、NAMI です。
モントリオールは春を通り越して夏になってしまいました。
なんと 昨日の気温は27℃。
私の限界体感気温が25℃なので、4月中旬に早々と我慢の限界を越えました
さて、今日は『地球の歩き方』ではなく、こちらの新聞記事についてのブログになります。
フランス語がわからない方の読めない方のために要約した記事の内容と、モントリオールのタクシー情報などを書いてみました
モントリオールにいらっしゃる方は、トロントやナイアガラ観光をした後でいらっしゃる方もいますので、モントリオールやケベック州内在住の方はもちろんの事、トロント又はオンタリオ州在住の方からリブログして頂ければ大変有り難いです
こちらの『Le devoir』の記事によると、ここ最近モントリオールのピエール・エリオット・トルドー空港で、違法タクシーの被害に遭う旅行者が増えていると言う事です。
Aéroports de Montréal (ADM) によると、今年の1月以降、無免許にもかかわらず空港から客を乗せたために摘発され、およそ400の違反切符が切られたそうです。
中には屋根に偽物のタクシーサインを付けていた車だったり、偽物のUberシールを貼った車もあり、客に頼まれていないのに勝手に荷物を車に乗せることもあり、言葉がわからないツーリストは訳もわからずその車に乗ってしまう。
車が本物か偽物かわからないツーリストを乗せ、高速の途中で150$払わないと高速の途中で降ろすと脅す。
そういった観光客を狙う客引きの車は、国際線から出て来る客を狙っているのだそうだ。
モントリオールに住んでいたって、タクシーサインが上についていれば疑わないかもしれない。
同じような大都市でもトロント、バンクーバー、カルガリーはそういった問題は少ないそうだ。
トロントでは今年3ヶ月で4件。それでもそういった詐欺がないわけではない。
だけど何となくわかる気がする。
トロントには去年の12月に行ったが、空港からダウンタウン、ダウンタウンから空港に向かうには電車の方が便利だ。
バンクーバーもスカイトレインで空港まで電車で行ける。
・・・が
モントリオールには空港行きの電車が
まだないのだ
モントリオールのダウンタウンから20分で行けるという空港までの電車は、現在建設中です。
空港を通る電車「REM( Réseau Express Métropolitain)」は、2022年に工事が始まりました。
工事は2026年まで続く予定で、その後2027年に試運転が始まります。
カナダ第2の都市で、世界から見ても一応は大都市に入るモントリオールなのですが、空港までの電車がないんです。
なので空港バスやタクシーを使うのは当たり前。
空港バスは席も少ないし、地下鉄と直結しているのは、Lionel Groulx駅とBerri-UQAM駅のみ。
そうなるとどうしてもタクシーを使いたくなるのはわかります。
ケベック州では、Uberのような配車サービスを同州の規制の枠組みに取り入れて、費用のかかるタクシーライセンス取得システムを廃止し、顧客勧誘の禁止を解除しました。
2019年のこの法改正によって、こういった問題が起きているといってもいいでしょう。
この法律はパンデミック中の2020年10月に施行されました。
COVID-19によるパンデミックに関連する制限が解除された後、旅行業界は通常に戻りましたが、昨年の秋からタクシー代がかなり値上がりし、少しでも安くダウンタウンに行こうとする観光客が増えた為でもあると思います。
さて・・・ここからはモントリオールにいらっしゃる皆様へのアドバイスです。
【Uberを利用する方】
・自分が予約した以外のUberには絶対に乗らないで下さい
・予約した車の車種、ドライバー名を確認して下さい(〇〇さんですか?ではなく、あなたの名前は?という確認方法)
【タクシーを利用する方】
・到着ターミナルのタクシー乗り場からタクシーに乗って下さい
・街中でもタクシーに乗ったらタクシーのライセンスをチェック
・空港⇔ダウンタウンエリアは定額料金(*48.40$+チップ:2023年4月1日現在)なので、カード払いの時はその金額をチェック。
メーターが回っていなくても大丈夫です。
チップは自分で金額($)または(%)をいれるので、ダウンタウンエリアで48.40$以上の金額を請求されている場合は注意して下さい。
※但し午後11時以降~午前5時までは深夜料金で55.65$+チップかかります
空港からの最低料金は17.50$+チップですので、空港近くのホテルに滞在される場合でも、たとえ10分しか乗車しなくても金額は17.50$と思っていて下さい。
車体に【BONJOUR】と書かれたタクシーは安全です。
【BONJOUR】タクシーは、モントリオール市がモントリオール タクシー局 (BTM) と共に、ロンドンやニューヨークのように大都市におけるタクシーの新しいブランドイメージというコンセプトで、モントリオール市制375周年の2017年4月23日から導入されました。
【BONJOUR】は会社名ではなく、モントリオールの各タクシー会社のイメージで、車体の色は白で、屋根の色がそれぞれのタクシー会社によって異なります。
多くの会社は「赤」を選んでいるそうです
そして個人タクシーの場合も「赤」に塗装されています。
ただし、車体に【BONJOUR】と書かれていなくてもそれぞれのタクシー会社に所属をしている場合もあります。
というのも、車体に【BONJOUR】と書くのは今のところ義務ではありません。2016年以降に製造された車だけが車体に【BONJOUR】と書くことが出来ます。
つまり【BONJOUR】と書かれたタクシーは、そこまで古い車体ではないということです。
ただし車を新しいのに買い替える時には書く必要があるそうです。
時々抜き打ち検査でもあるんですかね?
空港のタクシー乗り場からタクシーを乗る場合は、全て空港で客をピックアップ出来る許可を持っている【BONJOUR】タクシーです。
2017年11月以降、空港でお客さんをピックアップ出来るのは、【BONJOUR】と書かれたタクシーのみになっているからです。
そのタクシーの中でも空港で働けるという許可証を持っているドライバーのみピックアップをすることが出来ます。
許可証は毎年抽選でもらえるのだそうです!
色とりどりの【BONJOUR】タクシー
ダウンタウンエリアはこちらの写真を参照下さい。
西:Atwater(アットウォーター)通り
東:Papineau(パピノー)通り
北:Des Pins(パン)通り~Cherrier(シェリエ)通り~Sherbrooke(シャーブルック)通り
南:Canal Lachine(ラシン運河)~Bridge(ブリッジ)通り~旧港
この通りに囲まれた一帯がダウンタウンエリアです。
空港からダウンタウンエリアまでは定額料金
最後にもう一度いいますが
空港からタクシーに乗る場合は、国内線出口と国際線出口の中間にある、23番出口のタクシー乗り場から必ず乗って下さい。
※空港事情により出口の番号が変わることもありますので、ご確認下さい
Uberを使う方は、1階到着ロビーの7番出口に予約された車が到着しますので、そこでお待ち下さい。
皆様のモントリオールでの滞在が素敵なものになりますように。
ご訪問ありがとうございました
【NAMI MONTREAL GUIDE SERVICE 】
もしよろしかったらこちらのブロク、フェイスブックのページ、ツイッター、インスタグラムなどをフォローして頂ければ嬉しいです。
【フェイスブック】
【ツイッター】
https://twitter.com/Guide_QC_Nam
【インスタグラム】
ランキングに参加しています
お好きな方をポチっと押して下さい