最近、私は「断捨離」ならぬ、「断捨離で出てきたものを、何とか使えるようにする」ということにハマっている
ハマっている、というか、節約家という名のケチなので、そのまま捨てることができないのだ。
もともと、靴下の穴とかも繕って、限界まで使いたいタイプ。
(家族も『捨てたくない族』なので、繕うと「ありがとう!!」と言ってもらえる。
繕ったものばかりは恥ずかしいので、息子には新しいものも購入して渡すが、繕った靴下も捨てずに両方使いたいらしい。)
で、先日は子供達が幼稚園の頃に使っていたループ付きタオルが出てきた。
(もう息子達は小中学生なのに、何年引き出しに放置していたのか)
何年も引き出しで眠っていたとはいえ、タオルの質感はキレイで、ボロくはなっていない。
サイズは小さめだけれど、柄は水色のストライプで、普通にミニタオルとして使えそうだ。
「よし!これは、キレイに洗濯してから、台所用のタオルとして使おう!」
と、私は思った。
ちょうど、台所に吊っているタオルが古びてきていたので。
古びたタオルは、小さく切って、掃除用に使おう。
若しくは雑巾にすれば良いかな。
ループ付きタオル、私ってば、ちょうど良い使い道を思い付いたわぁ
が、一応息子ものだしね~?
と、念のために息子の了承を得ようと、息子に話してみた。
すると、
「えっ、これを台所のタオルにする
嫌だ」
と。
「えっ、何でよ!?
もう使わないし、このまま捨てるの?!」
と聞くと、
「このままずっと、しまっておきたい」
と。
えーーーーっっっ
私って、捨てられない断捨離できない、モノを溜め込むダメなタイプだと思っていたけれど、
息子はもっと上をいくタイプだったかーーー!!!!
ループ付きタオルと一緒に、幼稚園用のランチマットや巾着も出てきたけれど、これはもう絶対に使うことは無いけれど、これも全部そのまま置いておきたいのだと。
思い出、かぁ…
思い出、めっちゃたくさんあるよ。
棚の中、めっちゃ幅きかせてるな…。
と、嫌みを言ってみたけれど、息子は棚一つが使えなくても、そのままで良いらしい。
すごいな、そりゃ。
絶対に普段は存在忘れているでしょ。
こんな感じなので、幼稚園の制服やらも、全部思い出として置いている。
まぁ、制服は良いけれども。
・・・そりゃ靴下も、捨てずに繕ってほしいって言うわね
しかし、そのうち、モノで溢れかえるかもしれないな。
ここで、無理やり息子から奪って使うのも、勝手に捨てるのも何だか違う気がするし…。
捨てられないタイプの息子は、どんな大人になるのだろうか。
そのうち、息子も大きくなったら、自分で断捨離本でも買って、断捨離できるようになるかな。
その前に、もっと服が増えたりして、他に棚に入れたいものが出てきたら、自分で処理するかな。
まぁ、それまで、
放っておくか…(遠い目)
しかし、それでは気が済まなかった私。
同じ棚をガサゴソしていたら、今度はフード付きバスタオルを発見した。
(どんだけ使わないものが入っているのか)
これは私のもの
カワイイ柄で、フードが付いている。
確か、頂いたものだ。
けれど、フードがあると、洗濯後に乾かすのに時間がかかるため、何となく使いづらく、こんなところへ追いやっていた。
カワイイ柄だし、このまま置いておくのはもったいない
というわけで、フードとタオル部分を切り離し、フードは縫い目を切って平面にして、バスタオル+フェイスタオル(ぐらいのサイズ)に、仕上げた。
どやぁぁぁぁ
これで、かわいいタオル2枚ゲットよ
と、息子に自慢したら、
「タオルを切った端の処理はしたの?」
と、突っ込まれた。
うっ、鋭い。
端の処理を疎かにすると、端からバラバラと繊維がバラけてくるもんね。
大丈夫!
手縫いで端の処理をしたから!!
と答えたが、本当はミシンで処理すべきかと思ったが、ミシンを出すのが面倒で、手縫いでちゃちゃっと済ませたのだ。
まぁ、いけるんじゃない?
・・・と思っていたが、何回か洗濯機で洗うと、端がボロボロしてきた。
くぅ、ミシン出したら良かったな
自分の手縫いを過信していたわ。
(ミシン出すの面倒だっただけ)
そんなわけで、ボロボロ端から繊維が出るタオルを使用中
人生、急がば回れ、ですな…。
でも、今からミシンを出す気は、起きない