舌癌経験者のブログを見ていると、食事のことを書かれている方が多いことに気付きます。

実際私も退院するときに心配だったことの1つが食事でした。

入院中は食事が本当に大変でした。

今までと違って上手に食べられない。

しかも遅い。

この調子で退院後は大丈夫なのか・・・と大変心配していました。

 

しかし、前回のブログを見ても分かるように、今は食事もがっつりとって、体重を気にする有様です。

食事がある程度普通にできることは、本当にありがたいことです。

 

なぜ私は舌を半分近く切ってもこんな感じなのか。

一番大きいのは、奥の方を切らずに済んだということではないかと思います。

横の方が欠けてしまいましたが、腫れがひいて面積が広がり、裏側が引っ張られて面積が広がり・・・という感じで、あまり舌の面積が小さくなったという感じがしません。

さすがに骨が多い魚を口の中で上手に扱うのは難しいし、スイカの種を口の中で見付けるのも難しいですが、それ以外は比較的困ることはありません。

もちろん食後はけっこう口の中にいろんなものが残ってしまうので、歯磨きは欠かせませんが。

 

舌癌は切除する部分で、その後の食事の仕方が大きく変わると思います。

人間の体って本当に繊細な作りなんだなと改めて思いました。