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昔観た映画を

もう一度見返してみよう週間です。
引き続き。

昨夜は「ローズ」を。


ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。
演じたのはベット・ミドラー。

高校生のときにジャニスにはまり
おかしくなるくらい繰り返し聴いていました。
そして、たしかその頃に
この映画を観ました。


最近、船男さんのお店で
お客さんたちとジャニスのはなしで盛り上がり
船男さんが曲をかけました。
常連のおじさんは
俺の青春だったと目を潤ませていました。


そして久しぶりに観たくなり
「ローズ」借りてきました。
ん~
やっぱり苦しい。

苦しくも素晴らしい映画。
ベット・ミドラーが歌う
「男が女を愛する時」
圧巻です。

魂の叫びのようなその歌。
疎外感。
孤独感。
孤独の叫び。

なんだかエンドロール
泣けてきてしょうがなかった。


もっとうまく生きれたのかもしれない。
ちゃんとみんなから愛されてるよって。
でも孤独ってそういうもの。
みんなどうしようもない孤独の中にいて
本当はあんな風にいつだって
叫びたいのだと思います。

今夜はバイトなので
サザンカンフォートを飲もう。


「The Rose」
人は言う 愛は川
ひ弱な葦を 押し流す
人は言う だからだよ
心が いつまでも疼くのは

人は言う 愛は飢え
終わりのない痛みだと
私には 愛は花
あなたは ただその種

心は 壊れることを恐れ
踊りを覚えようともしない
夢は 目覚めを怖れ
運を 試そうともしない
人は 縛られるのを嫌い
与えようともしないのか
魂は 死を怖れ
生き方を 大切にしない

夜が 寂しすぎた時
そして道が 遠すぎた時
あなたは思う 愛はツキだと
仕方ないものだと

でも会うの 雪の最中
冷たい雪の下に

種は 太陽の愛を持ち
春には バラを咲かす