窓にうつる空
窓にうつる空を
私は本当の空だと思いこみ生きてきたのかもしれない
なんて
ちょっと思った。
本当のことが
本当かなんて
誰にもわからない。
でも
嘘でもかまわない。
それでも私は信じるものを信じよう。
私の好きな作家さんの言葉
わかったことは私たちが
どうしても何か最後のところで近づけないこと
となりにいても
絶望的に遠い
この距離は何だろう
それをあきらかにすることが
二人を会えなくさせる気がして
はっきりとさせないまま 二人してここにいる
ひかれあっていても
近づけない二人
と呼ぼう