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未来日記

子宮頸がん(腺扁平上皮癌・低分化型)と闘う30代OLの日記です。
でも、信じてるのは未来だけ!!
※腺癌かと思いきや、腺+扁平上皮の複合型だったらしい。。。

あれから(4/24:第一回ドレナージ留置術)のご報告です。

2本のドレナージだけだと若干不十分と言うことで、再度3本目のtryをしたいと主治医から言われました。

予定は5/2(金)に決まり、一度やってるのである程度痛みの感覚やなんかは覚え、少しは心構えがうまくできた矢先に事件が!!

実は退院へ向けた準備の一環で、30日に2、3時間程度一時帰宅することになっていたのです。約2ケ月ぶりの自宅。

移動には民間救急サービスを準備し、緊張もありつつも、体調管理にだけは気をつけていたんですよね。

ところが、いよいよ帰宅~♡の前日に、日勤の看護師が腎瘻のカテーテルが入ってる部分の消毒をした直後から、うまく腎瘻からおしっこが出なくなり、カテーテル脇から全部染み出すようになってしまったのですあせる

全おしっこの量なので、その漏れ具合と言ったらハンパありません。29日の祝日だったので、泌尿器科の当直医も何とか明日まで待って欲しいと言われてしまいまして。

幸い、滲みだす=ちゃんと出てはいる、という事で緊急性は全くないという安心材料はいただきましたが、滲み出したものを吸収するために、身体におむつをぐるぐるに巻いて、2時間おきに取り替える始末。もち看護師さんがやってはくれますが……。

何とも不快なこの状況をなんと5/2までひっぱつたのです。トホホガクリ

当初は30日の一時帰宅から戻り後の予定が、5/1に延期、そしてそれも翌日に延期。これは、世間で言うGWの影響で泌尿器科がパンク寸前だった模様。

というわけで、私にとっては最悪な、1日に2回の手術という恐ろしい現実が降りかかってきました。

こうなると、もうどうにでもなれ状態で、まずは朝一の腎瘻カテーテル留置術。しかし、このドン底の状況で光明が差しましたアップ

なんと、カテーテルはやり直しではなく、交換で済むことに!
泌尿器科の先生が透視室で確認したところ、根元の部分が折れていただけなことが判明したのです。
なので、麻酔も何もなく、わずか30分程度でカテーテル交換と、挿入部の縫い直しのみで終了。

原因は29日に消毒をした看護師が、カテーテルのねじれが気になると言いだし、グリグリいじった事で折れたという人為的ミス。とんだ災難でした。まぁ大したことじゃなくてホントに良かったですが、この件は病棟のカンファでは結構な問題になったらしく、平謝りされてしまいました。

泌尿器科の看護師から、うちの婦人科の看護師へと消毒のコツや何かをしっかり再確認し、再発防止に努めますということでした。

仲のいい看護師だし、あんまり気にしないでこれからも頑張って欲しいなぁと、私自体はちっとも怒ってもいないんですけどねべーっだ!

ひとつクリアすると、またひとつ問題が起きるというこの負のスパイラルから、早く逃れたいという切なる願いを込めて、その後はすこーし部屋に戻ってウトウトしました。

午後から予定通り行った3本目の胆管ドレナージ留置術は、また別の記事を書きますね。
皆さんこんにちは!

こうして何とか更新できると言うことは……!?

はい!
胆汁を抜くための経皮的ドレナージ留置術、無事に成功しました。

最大で3箇所の予定が、超閉塞の影響で2本にはなりましたが、黄疸の諸悪の根源、胆汁は無事に2本のドレナージから体外に出ていってくれてます。
※まだ閉塞も完治してはいないので、貯まったガスで膨張した腸が、お腹部分から入れようとしたドレナージ3本目のリスクを高めたため。無理すると穿孔するので、今回はひとまず退避

ちなみに今朝以降の改善点

・尿の色がオレンジから通常の色に戻った
・身体の黄色みが引けてきた
・眼球の白目部分の黄色みが引けてきた
・肝臓の数値が劇的に下がった

という感じです。

3本目をどうするかなどは経過次第みたいですが、執刀した放射線科のM先生は本当に腕が良く、結構短時間で済ませてくれて、ありがたかったですアップ

今日、婦人科のいつもの主治医の朝回診での開口1番のセリフ(^ε^)♪

「いいですね、効果てきめんですね♪

まさにそんな感じです。

まだドレナージ管を入れたところが、痛みますが、痛み止めを適宜活用しながらなんとか動けてます。

笑ったり、しゃっくりしたりすると痛い(´Д`;)ヾ

取り急ぎのご報告でした!
部屋へ戻ってから、びーすか泣きながらどうしよう、と弱る私。

そこへ、オペから戻った主治医が、腸閉塞の方の処置(膀胱に溜まる便を抜く)をしながら、話をしてくれました。

以前、「私は、患者さんにとってただ苦しいとか痛いだけで、意味のない治療は勧めません。意味があり、希望がもてるものしか勧めない。」と言っていました。

色々話したんですが、とにかく衝撃的だったのは、これでした。

ドレナージ処置をせずこのままにしておくと、1週間程度で意識がなくなり、GWすら越せない。



そんなに過酷な状況なんだと、苦笑いするしかない私は、聞きました。

「先生は今回の処置、どう思ってますか?」

主治医はなんと笑ってお答えに。
今回の処置は超オススメします!放射線科のM先生は塞栓術もやったでしょう?超一流です。そして、あなたの場合、胆汁さえ抜ければ、黄疸は改善します。

以前やった塞栓術の際より、確かにハイリスクではあるので、だからM先生も慎重になってはいます。でも実際、今回の事を相談したら、二つ返事で快諾してくれました。だから、M先生に任せよう!」みたいな感じで(苦笑)

それから、転移した胆管閉塞の元になってる腫瘍はどうするのか?と聞くと、「幸い、肝臓本体自体に散らばってる訳ではない。大きくならなければ、放っておきます。深いところだから手術で取り除くという方が遥かにリスクが高いです。」とか、退院は少し延びそうだね、とかもろもろ話しました。

主治医の処置が終わり、後処理を看護師さんと私がしている合間に、母への再度の説明も頼み快諾してくれました。

それから、私は部屋へ戻り母と再度話をしました。

GWすら越せないなんて冗談じゃないし、主治医が母にした説明の中で、遠隔転移といえば遠隔転移だけれど、私の場合はむしろそこだけで留まってる事がそもそも奇跡。だから、胆汁さえ抜ければ、今回のピンチは切り抜けられると励ましてくれたそうです。

で、決めました。
やろう!賭けてみよう!

と。



来月12日、誕生日なんですよ実はケーキ

そして更に、実年齢バラすと36になります。年女なんですよ。


誕生日は自宅で!!
主治医にも言われましたが、あまり遠くの目標を持ちすぎてもしょうがないので、少しずついきましょう、と。

確かにそうですね。

先ほどから、血漿の点滴が始まりました。
M先生が最も恐れているのは出血らしいです。
これの改善がまずは必須。

長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。

個別のお返事は難しいかもしれませんが、いつも励まして頂き、感謝です♪


ではまたよいご報告ができるように、頑張りますねニコニコ