そこへ、オペから戻った主治医が、腸閉塞の方の処置(膀胱に溜まる便を抜く)をしながら、話をしてくれました。
以前、「私は、患者さんにとってただ苦しいとか痛いだけで、意味のない治療は勧めません。意味があり、希望がもてるものしか勧めない。」と言っていました。
色々話したんですが、とにかく衝撃的だったのは、これでした。
ドレナージ処置をせずこのままにしておくと、1週間程度で意識がなくなり、GWすら越せない。
そんなに過酷な状況なんだと、苦笑いするしかない私は、聞きました。
「先生は今回の処置、どう思ってますか?」
主治医はなんと笑ってお答えに。
「今回の処置は超オススメします!放射線科のM先生は塞栓術もやったでしょう?超一流です。そして、あなたの場合、胆汁さえ抜ければ、黄疸は改善します。
以前やった塞栓術の際より、確かにハイリスクではあるので、だからM先生も慎重になってはいます。でも実際、今回の事を相談したら、二つ返事で快諾してくれました。だから、M先生に任せよう!」みたいな感じで(苦笑)
それから、転移した胆管閉塞の元になってる腫瘍はどうするのか?と聞くと、「幸い、肝臓本体自体に散らばってる訳ではない。大きくならなければ、放っておきます。深いところだから手術で取り除くという方が遥かにリスクが高いです。」とか、退院は少し延びそうだね、とかもろもろ話しました。
主治医の処置が終わり、後処理を看護師さんと私がしている合間に、母への再度の説明も頼み快諾してくれました。
それから、私は部屋へ戻り母と再度話をしました。
GWすら越せないなんて冗談じゃないし、主治医が母にした説明の中で、遠隔転移といえば遠隔転移だけれど、私の場合はむしろそこだけで留まってる事がそもそも奇跡。だから、胆汁さえ抜ければ、今回のピンチは切り抜けられると励ましてくれたそうです。
で、決めました。
やろう!賭けてみよう!
と。
来月12日、誕生日なんですよ実は
![ケーキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/083.gif)
そして更に、実年齢バラすと36になります。年女なんですよ。
誕生日は自宅で
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
主治医にも言われましたが、あまり遠くの目標を持ちすぎてもしょうがないので、少しずついきましょう、と。
確かにそうですね。
先ほどから、血漿の点滴が始まりました。
M先生が最も恐れているのは出血らしいです。
これの改善がまずは必須。
長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。
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ではまたよいご報告ができるように、頑張りますね
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