こんにちは☆
宝塚市、尼崎市、川西市、伊丹市近辺で
介護美容セラピストとして活動しております
江畑奈味子です
『私が介護の世界で経験したこと、
感じたこと、困ったこと、救われたこと、
そんなことが、
目にしてくださった方の
いつかどこかで
何かのお役に立てたりしたら嬉しいな』
そんな思いで綴らせてもらっています。
今日は、
第三者に話をすること
について書いてみようと思います。
*********************
私は介護美容セラピーで
手や足、お顔へのトリートメントマッサージ、
メイクを通してお肌の調子を整えること、
そして触れることによる
心と体のリラックスをお届けできるようにと
施術させていただいています。
その中で
お話を聞くことを大切に と
心がけています。
私が介護美容セラピストとして活動する原点には、
何度も書かせて頂いていますが、
がん闘病の末に亡くなった父との関わりが
あります。
父親に寄り添う日々で、
私自身、
いろんな感情を味わいました。
苦しみも、悲しみも、怒りも、
深く悩むこともありました。
家族は家族でそれぞれに思うことがあり、
家族だからこそ、言えない気持ちもあります。
そして、
友達にはもちろん
話せないことがたくさんあります。
心配かけたくない。
私は、主人の存在が、
状況を理解しながらも、
家族ですが第三者に近い立ち位置で、
距離を置いて話を聞いてくれる、
私が口を開かない日は自分からは何も聞かず、
私が話せば深夜までも、
ただただ話を聞いてくれる、
「しんどい」とこぼすのを
ただただ聞いてくれる、
そんな主人の存在が
本当にありがたかったです。
「しんどい」が言えないのが
しんどい時もあります。
声に出すだけで、
楽になる気持ちもあります。
私は父とは気軽に意見を言えるような
親子の関わりではなかったので、
父の話をただただ聞く。
そんな時間を過ごしていました。
父は、
話したそうでした。
自分の考えや
大切にしている想いを、
自分の人生を、
こうして会える時間が限られていることを
どこか察しているように、
私に伝えたそうでした。
そして、
1人の時間に考えたことを、
私に話すことで整理して、
自分の中に落としこんでいるようにも
感じました。
心配してくれることはとってもありがたい。
思いやりを感じる。
大切に思ってくれていることが伝わる。
でも、
ただただ聞いて欲しい時がある。
心配されてしまうと
話せなくなってしまうこともある。
人に話すことが、
自分と向き合い、自分の気持ちを整理する
受けとめる
そんな時間になることもある。
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)