Omiaiで出会った歳下男性。
地方に住んでいて、仕事で都内に行くことがあるからと、会う事になった。
駅で待ち合わせして、恵比寿のおしゃれなカフェに連れて行ってくれた。
予約はしていなかったらしく、ギリギリ一つだけ空いていた席に入れた。
かなり奇跡だった。
お話はそれなりに楽しくて、5つも下なので、滲み出る若さと純粋さが良いなと思っていた。中々婚活では出会わないタイプだった。
相手からはかなり気に入られている感が出ていて、どうやったら付き合えますか?と言われたりした。
真面目さもそれなりに伝わってきたが、若いから熱しやすく冷めやすいかもしれないし。。。そもそも遠いのが。。。と思っていた。
転勤願いを出せば東京にいけると言っていたけど、現実はそう簡単には行かないだろうなと思った。
地方のお相手とマッチングする事は偶にあったけど、東京の方が都会に間違いないので、転勤できるってこと?来る予定あるのかな?と勝手に思う節があった。
お相手も再婚だったので、早くも離婚理由の話になった。理由は相手の不貞だったらしく、僕は絶対にしないという真っ直ぐな言葉に少しキュンとした。
席は2時間までということで、お会計。
5つも歳下だし来てもらっていたので、流石にここは奢られては甲斐性なさすぎと思い、支払おうとしたら、大丈夫です!と強く言われた。
そして、カードではなく、現金で支払いを始めた。。。
おお、現金。。。
現金なんて、パン屋さんくらいでしか最近使わない。。。ラーメンの食券機とか?
最近はお財布自体を携帯すらしない私からしたらちょっと違和感を覚えた。
あと、久々の出張ということでスーツでキマッていて、凄くかっこよかったが、腕時計がG-SHOCKなのがまたちょっと気になっていた。
その後、散歩しながら駅に向かうことに。
週末何をして過ごすのかという話になったとき、
「僕はもっぱらイオン行きますね。服はそこで買います。あとは洗車に出かけたり」
私も元々は地方住みなので、そういう生活スタイルに馴染みがないわけでは無かったが、大人になってからはほぼ都心にいたので、あまりの違いにまた気になってしまった。
そしてあともう少しで改札かな、というところで、、、
お相手からまさかのカミングアウト。
「あの、僕、借金があります。500万くらい。友達が車を買って、その連帯保証人になってたんですけど、いなくなっちゃって。僕が支払ってるんです。でもあと少しで、あと数年で終わるんで!でもそのせいで、実はクレジットカードを今作れなくて。もう少しでブラックリストから外れると思うので、そしたら作れるようになります」
マジか。。。
正直にしかも別れ間際に伝えようとしてくれたところ。。。とても迷ったんだろうし、言わなくても良い事なのに。
相手の良くも悪くも真っ直ぐな気持ちを受け取り、傷つけないように見送った。
そのあと、お礼と次の休みは◯日なのでまた東京来るので会いたい、というLINEがきた。
家に帰って、考える。
私の離婚原因の元はお金に纏わることだったので、またなのかという感じ。
それにそもそも、生活スタイルが合わないし、距離も遠い。
あと、連帯保証人になってることと、クレジットカードが作れないのは別問題なのではなかろうか。ブラックリストに入ったのは返済が滞った???
よくわからなくなった。
結果、次にまた会うためには乗り越えるハードルが高すぎると思い、フェードアウトした。
現金払いの人って、要注意なところがあるなと思った。