昨日
まだ喉痛が治りきっていないのに 
庭仕事を2時間もやって

喉を傷めているのに
昼前からビールを飲んだ私ですが

案の定
今日はせっかく治りかけていた
喉の痛みがまたぶり返してます。

若い時と同じように考えて無理を
した私がバカでした。

明日から
また色々出かける予定があるので

今日こそ安静に寝ていようと
服も着替えずパジャマのまま
布団の中でごろごろしてました。

そしたら
朝9時半頃、ピンポーンと
宅配便のお兄さんが来たのです。

居留守を使おうかと一瞬迷いましたが
昨今の宅配便さんの大変さを思い
余計な手間をかけては申し訳ないので

そろそろと起きて
インターホン越しに

「すみません。
   3分位待ってて下さい」と

老婆のような
ガラガラ声で言ったのです。

だって
さすがにパジャマで出るわけには
いきませんものね。

そしたら
インターホン越しのお兄さん

明らかに嫌そうな顔になって
(ちゃんと見えてるよえー

「じゃ、先に他をまわって来ます」

と言って
さっさと画面から消えたのです。


あぁ~
私なんで3分なんて言ったんだろ❓️

元来せっかちな私は着替えなんて
チャッチャと1分もかからずできる
はずです。

なのに3分なんて。
きっと、体がだるいから気持ち的に
3分位かかると思ったんでしょうね。

私も老けたなぁ。

宅配便のお兄さん
全くトロい婆さんだって
顔してたよなぁ。

年寄りに若者は冷たいなぁ。

ってか、こんなことを
被害妄想的に思っている私って
本当に年寄りだゲッソリ!!


宅配便のお兄さんはもういないけど
意地になってチャッチャと30秒で
服を着替えて

ほらっ、私はまだまだ若いよって
玄関で彼を待ちました。
(アホやなぁえーん

当然
お兄さんはそんなに早くは
戻ってきません。

いっそ
庭にでて郵便受けの横で待ってようか
なんて、思った時に
ひとつの光景が浮かんできました。

私が小学生の頃下校途中の道々で
お年寄りが自宅の玄関前に椅子を
出して座っている姿です。

何をするでもなく
ボゥ~と道行く人達を眺めていた
彼らを

小学生の私は
ただ風景のひとつとしてしか
見てなかったけど

あのお年寄りの人達の気持ち
今ならすごく分かります。

道行く人達を眺めながら
自分の若い時と重ね合わせて
いたんじゃないかしら。

自分も
昔はあんなに元気に歩いてたなぁって。

若いっていいなぁって。

いつから自分は
こんなに動けなくなったんだろうって。

そんなことを考えてたら
ピンポーンって宅配便の
お兄さんが来ました。

私、意識して
颯爽と庭に出ていき

テキパキてきぱきと荷物を受け取り

私はまだ若いよぉ~アピールを
したのでした。

何やってんだ。わたし 笑い泣きバイバイ