衛藤征士郎新会長のもと、亜東親善協会は『日本台湾親善協会』と改称し初めて、１０月９日から１１日までの３日間、建国記念日のお祝のため台湾を訪問しました。
９日は早朝５時半に羽田空港に集合、7時10分発の中華航空機で空路台北へと向かい、９時５０分（日本時間１０時５０分）に松山空港に到着しました。
専用バスでホテル（国賓大飯店）へと向かい、会長ご夫妻はじめ１５名の団員が合流しました。昼食は早速の公式行事で、台湾日本関係協会（台湾の対日本窓口機関）の邱義仁会長主催による昼食会で、建国記念日式典を主催する蘇嘉全立法院長（国会議長）も多くの国からの親善使節が来訪してたいへんご多忙な中にもかかわらずご同席くださり、親日ぶりと我が協会への期待のほどが伺い知れました。
蘇議長のご挨拶（右手衛藤会長ご夫妻）
邱会長との記念品交換
夕食は、当協会主催の答礼夕食会をロイヤル台北ホテルにおいて開催、立法院の林志嘉秘書長（国会事務総長）や張淑玲台湾日本関係協会秘書長（事務総長）、日本台湾交流協会（日本の対台湾窓口機関）の沼田幹夫台北事務所代表（大使）らが出席してくださり、旧知の方も多く友好ムードにあふれた楽しい夕食会になりました。
翌１０日午前中は、国慶節式典に参加、最前列の席でパレードや蘇議長の式辞、蔡総統の祝辞などを観覧しました。
儀仗隊の行進
警察隊の整列
福華大飯店にて団員昼食会の後には、各国使節団との会見などの立て込んだ外交日程の時間をお差し繰りいただき、蔡英文総統が会見してくださり、団員一同感激しきりでした。
蔡総統に団員を紹介する衛藤会長
蔡総統とともにツーショット写真
蔡総統との会見後、午後５時からは、迎賓館（日本統治時代の台湾総督公邸・迎賓館で「日本・中華民国平和条約」は1952年４月28日にここで調印されました。）で行われた祝賀会に参加しました。
迎賓館の入り口アプローチ
諸外国からの使節団とともに祝賀会
祝賀会場にて
最終日の１１日は、午前１１時に行政院（官邸）に賴清徳院長（首相）を表敬訪問、呉外務大臣も同席された会見で、台南市長時代から何度も日本に来訪された親日家の首相らしく、日本と台湾の友好交流の重要性について熱心に話しておられました。
衛藤会長のご挨拶に熱心に耳を傾ける賴首相
団員一人一人に記念品を手渡してくださいました
賴首相との会見を終えて、国賓大飯店で団員一同による昼食会にて現地にて解団、１８時１５分発の中華航空機に搭乗するため松山空港へと向かいました。空路順調に帰国の途に就き、予定を１５分ほど遅れたものの２２時１０分に羽田空港に到着しました。
忙しい観光ゼロの訪問でしたが、衛藤会長のお力もあって、蔡英文総統をはじめとして、賴首相、蘇議長、呉外務大臣、邱台日関係協会会長などなど台湾を代表する方々と会見の栄に浴し、充実した意義ある時間を過ごさせていただきました。関係者皆々様、団員各位に心から感謝申し上げます。