所沢フィルハーモニー定期演奏会 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 所沢の年末の風物詩「第九演奏会」や親子音楽鑑賞教室、ファミリーコンサートなどで活躍する『所沢フィルハーモニー管弦楽団』の第35回目の定期演奏会が、ミューズアークホールで開催されました。


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 今回は昨年に続いて指揮者に、旧ユーゴスラヴィア各地でコンサートを開き、紛争で交流の無くなった民族同士の架け橋として活躍する柳沢寿男氏をお招きし、M.グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲で幕を開けました。


 二部では、ボルン奏者として幅広い演奏活動で知られる古野淳氏をゲストにR.シュトラウス作曲の「ホルン協奏曲第1番 変ホ長調 作品11」を演奏、全体的に朗々とした明るさを持ちながら第2楽章ではのびやかな中にも寂しげなホルンの音色に魅了されました。


 三部はJ.ブラームスの「交響曲第2番 ニ長調 作品73」で、ベートーベンの交響曲第6番「田園」に通じるとして、ブラームスの「田園交響曲」と呼ばれる曲です。明るいのびやかな情緒で、感動した聴衆から何度も大きな拍手が送られていました。


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