我が家の菩提寺であり、十九世住職は曽祖父の弟(芝山家に養子縁組し芝山丑松と名乗る)でもある「安松山長源寺」の第二十一世御住職の松永全隆大和尚が、10月13日に85歳でご遷化され、11月25日と26日に本葬が長源寺の本堂で執り行われ、私は25日午後4時からの逮夜式(通夜式)に参列致しました。
小田原北条氏縁の寺らしく八王子滝山城主の大石氏が開基した八王子にある乾晨寺の大石孝信住職が本家として御導師となられ、近隣の曹洞宗の御僧侶が30名近くお役を務められました。
始めに「中興」という戒名が遺弟(ご長男の隆樹副住職)に受け渡され、大本山永平寺の御専使もご臨席する中で、全僧侶により読経が行われ、続いてご親族や中村博氏葬儀委員長はじめ多くの檀信徒が焼香に列を成し、荘厳かつしめやかに葬送の儀が進められ、滞りなく終えました。

