少年野球オール所沢が全国選抜大会に出場 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

 所沢市少年野球連盟所属チームから選ばれた20名の選手により結成された「オール所沢チーム」が、今年も1,000キロの道程を越えて、山口県下関球場で8月24日から開催された「全国選抜少年野球大会」に出場しました。


 この大会は16回目となり、中国・四国・九州・沖縄・関東地区から16のチームが参加し、下関球場で開催されて来ました。


 所沢は、この大会が開催される前から、下関・韓国釜山・所沢の三市の交流大会に参加しており、この大会に連続出場するとともに、下関チームと毎年交互の地で定期交流戦も行っています。


 開会式は、24日の夜、下関球場でナイターで行われ、オール所沢チームも照明に映えた緑の芝生を堂々の行進で入場しました。


 大会会長の中尾下関市長(副市長代理)や門出実行委員長(下関少年野球協会会長)、来賓の安倍晋三元総理(地元選出)の挨拶の後、前年度優勝の沖縄知念イーグルスの親川主将が力強く選手宣誓を行いました。


並木 正芳のブログ-201208241939002.jpg



並木 正芳のブログ-201208241952000.jpg



 始球式では、安倍元総理がピッチャーで、私がキャッチャーを務めさせていただき、ワンバウンドながらストライクで会場を盛り上げました。


 開会式の最後では、打ち上げ花火の歓迎に選手たちも大喜びで歓声をあげ、忘れられない光景になったと思います。


 翌25日は早朝から試合が開始され、Aブロック(4チームずつ4ブロック戦)にエントリーされたオール所沢は、第一試合、沖縄の「豊見城ジュニア」と対戦、立ち上がりに守備の乱れから2点を失い、その後猛烈なファイトで追撃し再三チャンスを作ったものの、あと一発のタイムリーヒットが出ずに結局1対3で惜敗しました。


並木 正芳のブログ-201208250911000.jpg


 

 第二試合は、Aブロック敗者同士の戦いで、宮崎県の「ワールドボーイズ」と対戦、初回5点を失いましたが慌てずに大逆転、8対6でAブロック3位となりました。


 26日は、各ブロックの同位チームのトーナメント戦で、オール所沢は3位ブロックへと進み、第一試合で3年前に優勝している山口県「萩選抜チーム」(3年前は所沢は一回戦で惜敗)と対戦、初回5点を奪い大きくリードしたものの、さすが地力のあるチーム、所沢は追加点が取れずにじわじわと追撃され、暗雲ただよう中、本塁クロスプレーでもぎ取った1点が効き、6対5で勝ち進みました。


 最終試合は、熊本県の「植北チーム」との戦い、2年生2人がメンバーというチームながらしぶとく食い下がるチームで、リードしたりされたりの中で6対7で破れてしまい総合10位で終わりました。


 優勝は沖縄の知念イーグルスで大会3連覇の偉業を成し遂げました。ただ、所沢が第一試合で惜敗した「豊見城ジュニア」が大接戦の末「知念イーグルス」に0対1で惜敗するなど実力差はわずかと言えます。その中で3連覇の夢に燃えた「知念イーグルス」が気力に優ったと感じました。


並木 正芳のブログ-201208261521000.jpg



 閉会式後は、ホームステイをさせていただいた下関の選手の友達やスタッフの皆さんと別れを惜しみながらオール所沢選手団と父母応援団はバスで広島へと向かいました。


 広島では、本場のお好み焼きやリーガーロイヤルホテルの高級ホテル宿泊体験、世界遺産である宮島の厳島神社を楽しみ、また原爆資料館などの見学でへいわの有難さも体験し、たくさんの思い出を胸に、27日夜10時頃に所沢駅東口ロータリーに無事帰着しました。


 この大会参加のため様々に応援していただきました保護者の皆様をはじめ、少年野球関係者の皆様、パンフレット広告企業様、野球用具の配送を手配して下さった小沢スポーツ様など多くのご関係皆様に深く感謝致し御礼申し上げます。ありがとうございました。