少年野球「オール所沢」解団式 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 6月19日の結団式から約5ヶ月半、所沢市少年野球連盟の各チームから選抜された20名の選手により活動して来た「オール所沢」の解団式が、12月3日、西武ドームの獅子で行われました。


並木 正芳のブログ-オール所沢解団式


 

 オール所沢のメインイベントは、毎年8月に下関球場で開催される「全国選抜少年野球下関大会」への出場で、今年も千キロの道程を越えて参加しました。


 私は所用が重なり、ナイター開会式に飛行機で駆けつけ、翌朝早くに、とんぼ返りで所沢と、オール所沢の試合の応援が出来ずとても心残りでした。


 下関と所沢の少年野球の交流は、30年近くになろうとしています。下関と韓国釜山と所沢の交流大会が発展し、「少年野球の甲子園」と呼ばれるような大会にしたいと、下関少年野球協会の皆さんの熱意で西日本を中心にして強豪16チームが選抜され、この全国大会が行われるようになり、今年で第15回となりました。そうしたご縁で、所沢は、第1回からご招待をいただき参加を続けています。


 一年おきに下関からも所沢を訪れていますが、今年はその年で、7月にはオール下関チームが、所沢の選手の家庭にホームスティして交流試合をしました。


 所沢からは、毎年参加していますので、その度に下関選手の家庭にホームスティさせていただいたり、善照寺さんというお寺に泊めていただいています。


 このお寺のご住職は、たいそう親切な方で、自前のバスで子ども達を送り迎えして下さったり、色々なお話を聞かせて下さったり、しかもオール所沢の全試合を観戦し応援して下さったり、本当に頭が下がる思いです。

 

 お寺で、大きな蚊帳の中で寝たことなど、子ども達にとっていつまでも忘れられない良い思い出になっています。お互いの選手とも、他人の家に泊まることなど初めてでしょうから、楽しい思い出とともに、とても貴重な体験だと思います。


 大会成績は、所沢チームは3位が最高で、甲子園と同じように準優勝以上でメダルが授与されますので、残念ながらメダルを手にしたことはありません。今回も4チームずつ4組に分かれて戦う予選の決勝で、0対2で惜敗し、各組の2位による順位戦に入ってしまいました。

 

 翌日は雨のため、各組の1位による準決勝、決勝戦のほかは抽選となりました。   

 全選手が封筒を選び、中に1通だけ○の書いてある紙を引き当てた方が勝ちという抽選で、オール所沢は気力で優ったのか、2戦完勝で、結局、16チーム中で5位の成績でした。


 帰途は、広島に寄り、広島一の高級ホテルと言われる「リーガーロイヤルホテル」の宿泊体験(ホテルマナーを体験すべきが、少々はしゃぎすぎてお叱りも頂戴)や世界遺産「宮島」の散策(鹿に追いかけられた面々も)、原爆ドームや原爆資料館の平和体験(戦争の恐ろしさ、平和で野球を出来ることの有り難さも感じてくれたようです)など盛り沢山な経験をして無事所沢に帰着しました。


 あらためて、ご尽力、ご協力いただいた下関少年野球協会の皆様、所沢市少年野球連盟の皆様、父母会の皆様、引率ご指導いただいた役員・監督・コーチの皆々様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


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