こんにちは、並木かつみです!
春一番が吹き荒れてます。
くしゃみや鼻づまりなど・・・花粉なのか埃の影響なのかわからないです。
早く落ち着いて欲しいものです。
東久留米市議会も3月1日から第一回定例会が開会いたしました。
市民のため、市政の発展のため、しっかいりと臨んでまいりたいと思います。
さて、真相シリーズのその②としてまたまた更新をさせて頂いております。
定例会初日に、平成24年度一般会計予算の「専決処分」を承認する議案が提出され、賛成2名反対19名という大差で否決され不承認となり、その後の市長の対応、並びにその間の質疑の中で、あらためて混乱の原因が見えてまいりましたので、ご報告をさせて頂きたいと考えました。
簡単に制度を説明すれば~専決処分とは、地方自治法に基づき、本来議会の議決が必要な事項
上記の内容を加味すれば、議決権のある議会が、議案を議決されないという状況が「専決処分」を行える条件であることがご理解できると思います。
緊急で議会の招集がかなわない場合などは、市民生活を最優先に考え「専決処分」を行うことはあり得ます。その後の議会でも承認されやすいでしょう。
議会が議案を議決しない場面は、相当の理由があると思われます。
議会の権限である議決をしないという姿勢は、職責を果たしていないと受け取られかねません。
だから議決をしないという選択は安易に出来ません。
シリーズその①ですでにご紹介しましたが、第4回定例会で否決された予算をそのまま臨時議会に提出しようとし、議会運営委員会で大紛糾、修正の要請をしたにもかかわらず、馬場市長は応じず、それでも委員会では総意として再考を促し市長に調整してもらうよう要請し休憩に入りまいたが、市長からのリアクションは一切なく結局タイムオーバーで委員会は流会となってしまいました。
そのことを理由に議決されなかった!?臨時議会は12月27日なのでいとまがなかった!?と理由付けをされようとしているのでしょうか?
ここで、
本当に専決処分をしなくてはならなかったのか?
その努力をしたのか?
議会の中で厳しく追及されました。
ある議員は
「馬場市長は、専決処分を軽く考えている」
「選択肢はあった。時間的余裕もあった」と指摘をしております。
また、1か月の暫定予算を組んで、再度議会と調整すべきだったと指摘もあり、担当の財務部長は、そのような対応も出来たとはっきり答弁されました。
市民生活に影響が・・・と市長が述べられますが、暫定予算を組めば問題無いと一蹴されております。
また、予算が12月になっても可決されないのは異常事態であり・・・と市長は述べられますが、可決してもらうための努力はされ得ておりませんし、当初予算を専決処分することの方が全国初の異常事態です。
市長だけが専決処分に前のめりになっていた背景が浮き彫りになってきました。
長文になってまいりましたので、簡潔に問題点を整理させて頂きますが、
①否決された予算を再提出してきた理由の矛盾~努力が見えない
②「専決処分」が19名もの反対で否決され、不承認となった後の市長の不誠実な議会対応
以上の点が大きく問題視されているように感じます。
予算の再提出に関しては
果たして、市長は予算を可決されるためにどれだけの努力をされたのか?
が大きな問題となりました。
そもそもこの混乱の入り口は、否決された予算をそのまま再提案してきたことが発端であります。
答弁を聞いたうえで修正個所は見当たらなかった・・・と市長は理由を述べられておりますが、具体的に修正を訴えている会派もあり、また1か月の暫定をくんだらどうか?と提案された会派もあり、議会からはしっかりと市長に対し「公の場」で発言をしているのであります。
我が会派も、混乱を解決すべく最大限の協力を惜しまないと公言しております。
しかし、その間議会側との予算修正に関するやりとりは行われているのかわかりません。
予算をそのまま提出された理由の中で、はっきりしたことでもありますが、ある新聞記事に掲載された「修正すべき点があれば教えてほしい」と呼びかけたが解答は無かった・・・・といった件に関しては事実とは違うことが判明しました。
市長はいろいろと言い訳をされておりましたが、事実ではないことは質疑を通してはっきりとなっております。
このような誤解を抱えたままで、信頼関係をどのように構築していこうと言うのでしょうか?
多くの議員が指摘をされていたことでありますが、
馬場市長は「・・・・つもりである」「・・・・と思う」など希望的観測をご自身の意思決定の大きな理由付けにされている点であります。
自分では「説明しているつもりである」「してくれているものと思う」など、一方的に解釈し、大きな決断を下しているというものであります。
新聞の記事なども、そのような思いが反映してしまったのだろうか?とも感じてしまいます。
次に専決処分に関してですが
市長による専決処分とは、議会に対し議決権を行使しない、まさに職責を果たさないと判断したともいえるものであります。
ある意味で、禁じて、なのかもしれません。
専決処分を下す場合の議会との信頼関係は最大限の注意が必要であるし、専決処分を下す理由や背景は誰もが納得するものでないと、承認などされません。
不承認が確定した直後、馬場市長に説明を求めましたが、議会に対してしっかりとした対応はされませんでした。
19名もの議員が不承認とし、説明を求めたのに、議会に対し誠実に対応することはありませんでした。
馬場市長が議会とどのように向き合ってこられたのか?またどのように向き合っていかれようとしているのか?信頼の失墜は免れない出来ごとであると思います。
ある議員が言っておりましたが、意思は相手に理解されてはじめて理解されたことになる・・・自分の一方的な思い込みでは理解などされない・・・・信頼などされるわけがない・・・・
今日の混乱の大きな原因として、只今の議員の発言は大変重い発言であろうと感じます。
我々議会がずれているのか?
はたまた市長に問題があるのか?
是非とも食い違う議論が繰り返される「議事録」を読んで頂きたいですね。
主観的ではなく、事実に則し客観的にご報告するよう努めてまいります!
多くの皆さんに現実をご理解いただき、ご判断を望みたいと切に願っております。
これを書きながら自分自身も律するべく自問しております・・・
またつぶやきます(ぼやき・・・)