こんにちは!並木かつみです!


国会も深夜国会となり、予算案は衆議院を通過したようです。


さて、マスコミの反応はどうでてくるでしょうか?


菅政権の手詰まり感を正直に述べるも、野党の政局重視論も並列し、ともに埋没させるかのような意図を感じてしまいます。


関連法案が成立しない場合の混乱を紹介することは一定の理解をするところではありますが、平成23年度予算が評価に値するものであるのか!とマスコミのかたがたも思案したうえで、報道されることを望みますね。


民主党政権は、政権交代を果たしたその理念が破綻していると思っております。

その破綻した政権が掲げる予算が本当に民意を反映し、国益にかなうものなのか?再考すべきだと思います。


政権交代からおおきくかけ離れた部分では、「脱官僚」「政治と金」「年金を含む社会保障改革」「高速道路の無料化」「ガソリン値下げ隊」「コンクリートから人へ」「地方主権」・・・・生活重視、大きな政府路線がその根底にあったやに感じます。


しかし、それらを全く反故にしている実態が今日あからさまになってきています。

今朝の新聞でも「天下り」にたいしてまったく機能していない。

政治と金は言わずもがなです・・・


年金に関しては与謝野さん投入し検討中らしいですが、サラリーマン妻の第三号被保険者の扱いに関し、静かに改正を行おうとして、その公平性に大きな波紋長たっております。


公共工事はすでに、選挙を意識し軌道修正されています。


高速道路もその理念とはかけ離れ、通行料設定で二転三転していました。


ガソリンの値下げ隊はどこ吹く風・・・・


地方への権限移譲もいまだ中途半端な状態ですね。


国民が期待した政権交代は今の状態を期待していたものなんでしょうか?


その混迷を極める政権が提案してきた予算であり、しかも「子ども手当」という政権の理念的政策を修正してもかまわない!?といったなりふり構わない姿勢が、政権の稚拙さや不安定さを感じてしまいます。


参議院で過半数を取れないから!?やむなく修正をほのめかした・・・と好意的に捉える方もいるかもしれませんが、このねじれは、国民が導いてくれたものです。


参議院選挙が終わってすぐに、民主党政権も方針を転換するなり、しっかりと総括をしていれば、もう少し、議論の余地は残されていたのではないかと感じます。


そのまま突っ走り、反対する野党に混乱の責任を押し付けようとするし姿勢自体に、菅首相の無責任体質を感じます。


虚像に期待し、政権交代で全てがバラ色になる!とした期待は裏切られているものと感じます。


そうであるなら、混迷する現政権を維持するより、あらな枠組みを構築することこそ国益にかなうものと信じております。


まやかしの政権の国会議員の占有率が高すぎますからね・・・・二大政党で3対1では、力の差が歴然です・・・・・


目先で無く、将来を見据えて、ここはひとつ、真の政策をぶつけあい、総選挙が最大の特効薬であると信じてます。