http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100702-00000087-mai-pol

”いつでも1対1の真剣勝負なら応じるが、(政党の対立構図が)1対8は議論じゃない。下手をすればつるし上げだ”


TVでの党首討論に応じないことを批判されての菅首相の反論です。


国会をあっという間に閉会し、議論が足りないとの指摘にはテレビ番組等で十分討論をすると述べられていたのですが、
選挙戦がはじまると、討論を避けるように出演には慎重姿勢でした。

テレビ局からは再三出演を依頼されてきたようですが、出てきた言い訳が上記の通りです。


政権を担う「覚悟」に欠けるふるまいであると言わざるを得ません。


かつての自民党は、どんな状況下でも討論から逃げてはいなかったと記憶しております。

反対に、野党時代の民主党は、散々与党自民党を「つるし上げ」てはいなかったでしょうか。


討論に自信がないのか!?
もともとの民主党の政策に論理的な欠陥があって議論ができないのか!?


民主的な政治には、討論が絶対に大切な要素なのです。
そのプロセスが、国民に語ることは無限にあるからです。


しかし、一国の首相が討論を避ける理由が「多勢に無勢だから」とは、何とも情けなく感じてしまいます。


国際会議に出かけても同じように討論を避けるのでしょうか?

国家間の話し合いはまさに駆け引きの応酬です。
この首相が本当に国益を守ってくれるのか大変不安です。


この選挙戦は、イメージではなく、本質を見抜くことができるかが大切です。


普天間、小沢元幹事長とのダブルスタンダード、消費税の問題、衆議院選挙の時とのマニフェストのブレなど
政党としてさまざまなほころびをみせる民主党にこれからの安定過半数を与えてはなりません。


自民党はどうしても参議院での民主党過半数確保を阻止し、
民主党政権へのチェック機能の強化をさせていただきたい。


政治家は信念を失ってはすべてを失ったも同然です。

今、民主党の信念がどこにあるのか、まったくわかりません。

これが、責任ある政権与党の姿なのでしょうか。


菅首相の守りたいものはなんなのでしょうか。

菅首相に、一国の長としての覚悟が本当にあるのならば

「多勢に無勢」との理由で、討論の場を避ける必要はないのです。

ニュースによると、この批判を受けて、4日のTV番組の討論に出演を決めたようです。


菅首相の覚悟を見届けたいと思います。

みなさんもどのように感じますか!?


私も、決意もあらたに、
微力ながら、私たちの国、日本の将来のためにさらに走りまわっていきたいと思います。