伴奏合わせ | tamtammyのブログ

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小6男子(2019年高2になっています。)ひとりっ子を子育て中の平凡な日常を送る主婦です。特殊な専門職についています。

テーマは、身の回りに起こった面白い事や考え込んだ事などです。

先日、どうにかお願いした伴奏の先生に、弦楽試験の予行をしていただきました。

今まで、知り合いの一般の方にお願いしていましたが、今回は専門家。

とりあえず

真顔『30分間です。』

と、ぴしっと言われる

『かしこまりました』


音楽の練習・・というと、部活的になんとなーく集まって、ひとしきりおしゃべりして、おもむろに、『じゃ、やろーか?』といったイメージの方もひょっとすると、おありかと思いますが・・

合わせ、だいたいこれが標準です。曲がやさしいだけで、幼児でも同様。

というのも、先生はお仕事時給でされているわけで、サービスでだらだら見てもらうわけにはゆきません。

そして、本人の技術的問題でうまくゆかない場合は何回合わせても同じなので、本番前に1回もしくは2回ぐらいが標準です。

9割9分自分で宅練しておいて、伴奏の方と合わせていただく時は細かい間の取り方や、伴奏から入りにくいところの再確認のみをする・・という感じ。

部活やサークル活動のように、合奏の時間をたくさん取って、とりあえず全員でやるだけやってみよう!そして皆でだんだんに弾けるようになろー。というやり方が出来ればよいですが

伴奏の先生も一人の生徒にそんなに時間かけられませんし、それをお願いするのは不可能です。


それでも、以前お願いしていた知り合いのお姉さんと合わせる時は、1時間超ぐらい、所々おしゃべりやレッスンも混じえながら、なごやかに進めてました・・

真顔それにしても、30分!

『うーん。これは心して準備して(させて)ゆかなければ』と緊張しました。

というわけで当日・・。

約束の時間に教室へ行き・・

・・

あれ?まだ先生授業してる・・

(しばし待つ)

・・

まだ・・ですか?2分前なのに。

...

『おまたせ〜音符

キョロキョロ先生やけに楽しそう・・

その後、事務の方々に手伝っていただいて、セッティング

『あ、譜面台いる?』

も、もちろんでございます。

結局5分押し(ぐらい)で開始。

え、えっと~。30分一5分=25分だから・・かける謝金÷30で・・(せこい)

と頭の中ぐるぐる計算しながら(そんな必要はまったくなかったのですけど)ぼんやり座っていたら

おもむろに

『🎵🎹🎵🎻🎶🎶🎶♪↓🎵🎹🎵🎻🎶🎶🎶♪↓』サンサーンス始まりました。

うわっ!迫力!

いや息子やっぱり成長したわ(上達でなく単なる成長)

てか先生、人格変わってないですか(笑)
あれだ、先生絶対『運転すると豹変』タイプだ!(すみません)

普段はひかえめで隠やか、むしろ地味な印象のお母さんぽい方ですが、目はランランと輝き、軽やかに音はかけ上がり、ちょっとよれたところもピシっと寄せてていただき・・。しかも、超楽しそう。

か、かっこいい~~しゅご~~い・・ニコ尊敬。

10分後1ラウンド終了。

沈黙・・・

『んーだいたいい一んじゃないかな・・えっとXX00(今イチもたついてしまうところをいろいろ指摘)もっかいやる?』

『はい』

再度
『🎵🎹🎵🎻🎶🎶🎶♪↓🎵🎹🎵🎻🎶🎶🎶♪↓』

中断

『あ、そこはルンルン音符音符のタイミングで入るんだよ〜』

そうこうしているうちにあっという間の30分・・。

35分・・・40..キャーゲッソリ

・・時間過ぎてます。先生、も、もう充分でござりまする。(時給は!?←せこい)あとは宅練して出直してまいります・・・。

『え、ウインク(残念そう)もういいの?弾けてないとこ練習してったら?』

(いや、きりないですし、30分ってお約束なんで・・。ショボーン滝汗

というわけで、そこは一旦終了。

有意義に濃い30分(以上)つき合っていただき、
次回のお約束後(結局弾けてないとこあって、もう一度つきあっていただく事になった。トホホ)
許可いただいて録画した動画を持ち、
どうしても打率の悪い音程について反省しつつ、帰路につきました。

結論:

いや・・やっぱり、一芸ってすごい、かっこいい・・。

ちなみに追加料金特に請求されませんでした・・。すみません汗