こんにちは、外山 波です
今日は七夕ですね。
あいにく千葉県の空は曇り空ですが、せっかくなので星空にお願い事をしようかと思います
さて今日は無意識につくり上げている、人生のパターンについてです。
皆さんは自分の癖や、人生で繰り返し起こる出来事で止めたい事はありますか?
・人に甘えられない。子どもと遊ぶのが苦手。
・いつも職場でいじめられる、無視されたり、悪口を言われる。
・集団が苦手。
・いつも頑張る事がやめられない。
私は主に職場などで、心理的に人との距離を取る事が癖になっていました。
それ自体は悪い事ではないのですが、人と親密な関係を築くのにどうしても抵抗があったんですね。
この時、わたしの心の中では、自ら周りの人達を拒否している感覚がありました。
私に対して温かい気持ちで接してくれている人もいて、その優しさを受け取りたい、皆と一体感を感じたいと思っている自分もいるのですが、その輪の中に入らないと人を拒絶している自分もいるのです。
この対人関係のパターンは20代になって、働き始めてから顕著になりました。
このようなパターン化された対人関係や何度も起こる出来事、止められない癖を交流分析では人生脚本といいます。
人生脚本は幼い頃に、主に両親によってつくられた枠組みに応じて自分でつくったもので、一つの人生物語の脚本といわれています。
私たちは養育者である親によって育てられますが、その過程で家庭内の雰囲気や、親の様子を見て学びながら大人になります。
またモデリングといって、親の生き方そのものを自分の中に取り入れて生きていきます。
この人生脚本は自分を生きやすくするものもありますが、私のように大人になったら生き辛さに繋がるものもあります。
例えば、"私はいつも無条件で愛されている存在だ"という脚本と、"人を信用してはいけない"という脚本だったら、どちらの脚本を持っている方が生きやすいか一目瞭然ですよね。
そして脚本には結末があり、人によっては過労死や自殺に追い込まれるものもあり、今の生き辛さに繋がっている可能性もあります。
ただ、この脚本が厄介なところは、幼い頃から自然に身につけていくものなので、自分で気づくのがなかなか難しいのです。
自分の額にゴミが付いていても気づけないのと同じような感じです。
私も自分の癖に気づいたのは、最近になってからで、脚本を脱して客観的に自分を見られるようになってからでした。
ふと過去を振り返って、『うすうす気づいてはいたけど、そういえば、あんな癖があったな〜』という感じです。
そしてその生き方は母の生き方にそっくりでした。
では、どうしたら自分の脚本に気づけるのでしょうか?
一つのヒントとしては、不快感がキーワードになると思います。
例えば繰り返される対人関係での悩みや、自分の癖で悩んでいる事、人生に行き詰まりを感じている時が、気づくチャンスかもしれません。
もしくは身近な人に口癖になっている言葉があれば、聞いていみるのも気づきになります。
例えば『敵』『味方』という言葉を使うなら、世界をそのように見ている可能性があります。
なので、もし不快な出来事や人間関係に悩まされているとしたら、何らかの脚本パターンがあるかもしれません。
そして気づければ人生脚本は脱却できますし、自ら自分の人生を好ましい方向に変えていく事ができます
カウンセリングの内容
場所:私は現在カウンセリングルームを持っていないないので、私が行ける範囲内(基本的に千葉県、東京都の首都圏)で相談される方のご希望の最寄りの貸しスペースを私の方で予約します。
料金:初回1時間/無料にしました!(2回目以降はまだ考えていません。)
カウンセリングの方向性:アダルトチルドレンや親子問題を始め、依存症や慢性的な抑うつ感などの感情的な問題を取り扱っていきたいと思っています。
TEL 090-8111-7092
Mail namikaji73@gmail.com
疑問や質問などがありましたら、電話でもメールでもショートメールでも受け付けていますのでお気軽に問い合わせて下さい