病室に移動してすぐに爆睡。

朝になりました。

  


病院の朝は早い。

まだ眠いうちから看護師さんが来て、検温、バイタル測定、発疹が消えていることを確認。

 

顔見知りの看護師さんに朝から笑われました。

「入院セット持ってきてるしwww」

 

家を出る瞬間に、今晩帰ってこれないかもと思って、コンタクト洗浄セットと眼鏡、メイク落としシートとタオルを紙袋に放り込んで来たのですが。。準備が良すぎです。

救急車に乗る人が、普通は持って来ないですよね💦

 

 

あの状況で入院グッズもってくる私って冷静だな~って言ってたら、

 

 

「あの状況であれだけ冷静に対応できるなら、食べる前に鯖かイナダか冷静に判断してもいいと思うんだけど」

 


と夫に怒られました。。。一理あります。

スミマセン。

 

 

朝ごはんが運ばれてきました。

数時間前にあれだけ嘔吐したのにも関わらず、朝食は「一般食」。パック牛乳とかついてきます。そんなもんですね。

 

 

隣のベッドでは、医師による回診が行われている様子。

ああ、この先生が来るのね、今回はドクター・ドSではないのね、と思っていたら、その声はこちらには来ないで、そのまま去っていきました。あれ?

 

それにしても、こういうふうに救急車で運ばれてきて、宿直の外部の先生が担当した場合、主治医って誰なんだろうか?

 

 

 

 

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しばらくすると、なんとなくざわついて、複数の人が病室に入ってきた様子がカーテン越しにわかりました。

 

「え、俺が診るの?!」

 

うげ、でかい声。ドクター・ドSだ。

看護師さんに連れてこられたような空気感、満載です!

 

ドクター・ドSは私のベッドにやってきました。


私「あ・・・おはようございます」


←きまりわるい

 


ドクター・ドS  「・・・・・いつも、来方が激しいね」

 

前回は緊急手術。今回は救急車。

たしかに激しい。好んで選んだわけではないですが。

 

私「・・・はは💦」

 

どうですか、と聞かれたので、発疹も消えて大丈夫です、と回答。

 


ドクター・ドS  「・・・目が赤くてウルウルしているけどどうしてですか?」

 

 

出た!何か言ってやろうって顔と口調だ!

それ、絶対、関係ないですよね??

 


と思ったので、不謹慎ながら、より関係ない回答をしてみた。


「先生にあえて嬉しいからです」

 

ドクター・ドS。にやっとして

「・・・帰る?」

 

私 「帰ります。」

 

 

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こんなわけで感動の再会(?)は果たしましたが。。



うーむ。

なんかまた、会うような気がしてなりません。

 

 

退院前に、この病院のスタッフである、ママ友のKさんが顔を見に来てくれました。看護師さん経由で連絡が行き届いていることに笑っちゃいます。


「1年ぶりだね~ここでしか会わないねww」

お互いに受験生のママ。あと少し頑張ろうね。

 

 


それにしても悔しいことがひとつあります。

受け入れ病院が決まるまでに時間を要したせいで、12時をすぎてしまい、入院日と退院日が同じ。おかげで保険がおりませんでした(←1泊2日以上で適用)。わずか20分くらいの話なのに、理不尽!!なんのために保険代払ってるんだー!!


次回は、1泊2日になるように領収書つくってもらわなきゃ。


とか言ってたら、次はないように、と夫と娘にいなされました。

 

(おしまい)