私が育った所は田舎でしたので、このように悩んだり気付いたりする機会は、今程ありませんでした。
こちらの本を通して、今、改めて子供の目線で考えてみる。
何か良い発見の場となりますように。
どうぞ宜しくお願い致します
「老人はすべてを信じる。中年はすべてを疑う。若者はすべてを知っている」と言ったのはオスカー・ワイルドだが、これに付け加えるなら、「子どもはすべてにぶち当たる」になるだろうか。(本文「はじめに」より)
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。
何が正しいのか。
正しければ何でもいいのか。
生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
イギリスを舞台にした私的で普遍的な「親子の成長物語」。30万部を売り上げた話題の1冊です。
親の気持ちで読んでもいいですが、思春期の自分に戻って、なみさんの朗読の世界に浸ってみてはいかがでしょう?
今回は第1章「元底辺中学校への道」を読んでいただきます。その後、この本を読んだ人はもちろん、まだ読んでいない人も一緒に、小一時間、本書の世界について話してみたいと思います。
日時:2020年9月12日(土)18:00~19:30
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ(川口市芝5-5-13 JR蕨駅東口徒歩5分)
料金:1オーダー+投げ銭
問合せ・申込み:info@cocoshiba.comまで(お店に直接お伝えいただいてもOKです)
新型コロナ感染に十分留意し、対策を行いながらの開催です。
体調のすぐれない方は残念ですがご遠慮ください。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
著者:ブレイディみかこ
出版社:新潮社