いきなり何を言っとんだこの人は
と思うかもしれませんが
最近ブルーロックのアニメ1期を全話見まして。
はちゃめちゃに面白いな。と
俺が見たかったのはこれだよ!!と
アレスの天秤からオリオンまで通しで見続けてきましたが、その全てが解毒されていくような感覚
そしてアレスの天秤で
求められていた要素ってこれなのでは??と
思ったので今回書き出してみました。
【そもそもブルーロックとはなんぞや】
ブルーロックとはサッカー作品です(当たり前)
ざっくり説明すると全国から選りすぐりの点取り屋たちを集めて競い合わせる蠱毒デスマッチして
世界に通用するストライカーを作り上げる
みたいな作品です。
これ、イナズマイレブンアレスの天秤と
いやその前身のリローデッドと共通してるところありませんか?
そうです。
アレスも日本サッカーを変えようと動き出した物語で
結果はまぁ新規も古参も全て蹴落とした
しょうもないサッカー舐めてるような出来でしたが
路線としては同じなんだから
ブルーロックみたいな作りにしておけばよかったのではないか、と思ったわけですよ。
むしろ話数もあっちは24でキレーに収めてるし
アレスも無駄を全部消してこういうデスマッチ形式にしておけばまだ面白くなったのでは?と
まぁこの両者は根本から別物なので
なぞるだけでは意味がないのも事実ですが。
ではブルーロックでどこが面白かったのか
どういうところを意識して作ればよかったのか
私が感じた部分をまとめていきます
❶サッカー×理屈
ブルーロックという作品では割と思考がメインになっています。
頭で理屈を考え、理解し、実践することで説得力を持たせるような展開になっています。
たとえばゴールを生み出す方程式なんかもそうです
それぞれがどんな武器を持っていて、
生き残るためにはどのように武器を行使すればいいのか
それをブルーロックという施設を使い
設定に沿い、しっかりと丁寧に描いています
毎試合毎試合息もつかせぬ攻防戦で
この先がどうなるのか全くわからないという
展開の連続です
また、最初のボールを当てて蹴落とす試験も
一見めちゃくちゃに見えて説明されると
実はかなり筋の通っていた・計算され尽くしていた試験だったと理解できます。
そういった姿勢を見せることで
キャラが不快にならず
むしろ真剣に日本サッカーのことを考えているんだなと好感が持てます。
ずーっと一貫してますからね才能ある原石を磨き上げて最高の選手を作り出すっていう目的が。
どうすればゴールできるのかとか
守りとかボールを追う嗅覚とか色々言語化されており
視聴者が十分納得できるように作られています。
アレオリがやりたかった
異様なまでの「リアルサッカー志向」、
「超次元サッカーの言語化・戦略化」って
これだと思うんですよね
まぁ要塞守備をカウンターで楽々得点とか
組織サッカー相手だと規則的な動きになるからカウンター狙いやすいとか
サッカー盤戦法とかシフト制ディフェンスとか
馬鹿げたことはブルーロックならしないでしょうけどね。
とにかくブルーロックにはサッカーに対する理解が深い。
アレオリにはそれが毛ほどもない
❷おふざけなしの真剣勝負
当たり前ですよね。
ブルーロックだと試験に転げ落ちたらその時点で選手生命閉ざされるわけですから。
命かけてやってんですから。
ところがアレス。
主人公チームは「FF1勝をあげたらスポンサーがついて廃部にもならない。しかし負ければ廃部」
の条件で1-10の初戦大差で敗北。
なのにそのルールをガン無視したスポンサーが「感動的な試合だった」と言ったため、スポンサーがついて大会続行。なお、その負けは「今大会はリーグ形式の総当たり戦で勝ち点取れば負けてもok」と無罪放免。
こんなんじゃ真剣になれっていう方が無理ですよね。
どーーーしても主人公チームを勝たせたいみたいな
露骨な作為しかない。
ブルーロックはとりあえず主人公はちゃんと成長してるし実力でライバルを蹴落として結果出してるのでご都合だとは思いません。
それに試験も後半になればその「チーム」すら固執しなくなります。当たり前ですよね。
ブルーロックシステムが目指してるのは
「世界に通用する選手の育成」であって
「主人公チームが友情と努力で勝ち抜いていく」
ではないんですから。
ブルーロックはずーっと初志貫徹しています。
ところがこのアレスの天秤は
世界に通用する選手の育成も放棄してギャグ。
主人公チームが友情と努力で勝ち抜いていくも放棄してギャグ。
とどちらも取らずにめちゃくちゃなんですよね。
本気で視聴者を舐めている。
そういえばこのアメブロで私の他に
こういったアニメ評論してるかどうか
ちらっと見てみたんですけど
そのアニメレビュアーは
ブルーロックをクソアニメ認定して
あろうことかイナズマイレブンアレスの天秤・オリオンの刻印を
神アニメ認定してましたからね。
いやいや(笑)
え??
っていう笑
声優が良くて歌が良いから神アニメ?w
作画も別に同期と比べて優れているわけでもないのに何と比較して神作画??笑笑
え?そんな曖昧かついい加減な短文でかけるような
しょーもない基準で神アニメ認定したのに
ブルーロックはクソアニメって
どういうこと??ww
え、さっぱり理解できなかった。中身見てる??w
ブルーロックがクソだの神だのは
もうこの際100歩譲って人の感性なのでどうでもいいです。
だがイナズマイレブンアレスの天秤・オリオンの刻印
この作品を神作品とレビューするやつに
アニメ評論家を名乗る資格はない。一切ない。
断言してやる。
他のどんな作品を神・ゴミ認定してても構わない。
が、アレスの天秤とオリオンの刻印が
アニメだと思って見ているやつは
絶対にアニメを見たことがない。
見たことがないって言うか見た上でそんな感想が出てくるなら
どうかしている。
アニメとして成り立っていない突貫工事の未完成品を
社長の権力で見せつけられているだけの駄作。
最早作品と呼ぶのもおこがましいレベル。
私がいかにアレスとオリオンが破綻している作品かどうかは
過去記事に全部載せてるので
上記意見に「は??」って思ったアニメ神レビュアーの
皆さんは是非ともそちらに全て目を通した上で
建設的な反論をお待ちしていまーす。
あ、この場合の反論っていうのは
イナズマイレブンアレスの天秤・オリオンの刻印がつまらない
っていう私の主張に対する反論ね?
つまりそう主張したい人は
アレスの天秤・オリオンの刻印は批判するところが全くないくらい
面白かったって主張してくださいね??
声優・歌手・グループ・スタッフ・音楽などは
物語の面白さには一切関係ありませんから
間違ってもそれを評価基準に入れて
反論してこないでくださいね
というかそんなものが面白さの基準になる人って
本当にいるんですね……
別に否定はしませんが
それって「これだしとけばいいんでしょ?」って
推し声優と推しスタッフが出れば満足できるって
ことなんですかね……
推しが推しになる瞬間ってその人が
元が最高に面白い物語に素晴らしい演技やパフォーマンスで
関与しているからだと思ってたんですが
そうじゃない人もいるんですね。
もう推しが絡めばなんでもいいんですかね。
まぁ人様の当てにならない価値観に驚いた話は置くとしても
要するにブルーロックは設定もキャラも根幹からブレなく
素晴らしい作品に仕上がっており無駄がない
エンタメとして素晴らしい作品に仕上がっている
が、アレスの天秤とオリオンの刻印は
そういったエンタメに求められる一切がなく
ただただ視聴者を舐め腐ったような雑な作り、
おっさんが考えたような古臭いくだらないギャグと演出、
尺の使い方がふざけている、あれこれやろうとして全部一貫できていないちぐはぐさ、
などが目立つ最低の作品でした。
しかしアレスの天秤発表時――いや
そもそもアレスとして発表される前の温め期間まで含めれば
ブルーロック(2018年)よりも早かったわけですから
先にこういった作風(日本を強くするためにスター選手を発掘・育成)
を真剣に描いていればなぁ、と
思わざるを得ませんでした。
なぜ妖怪ウォッチライクな作風でいけると思ったんだ。
思ったならまだしもなぜそれを26話も使って
まだオリオンで継ぎ足したんだ。
とりあえずアレオリ製作陣は
キャプテン翼、エリアの騎士、アオアシ、ブルーロックと
を全部読み返してくれ。