今回はアレスの天秤とオリオンの刻印の
数少ない良いところについて語っていこうと思います。
嫌よ嫌よも好きのうち、
アンチはファンの裏返しとはよく言ったものですが
正直今の時代にこれだけアレスの天秤とオリオンの刻印を見ているのも私くらいのもので
それほどの甲斐あってかいよいよもう今作ファンの領域に足を踏み入れているといってもぶっちゃけ過言ではないと思います
嫌いなところ、ダメなところと同じくらい
ーは言い過ぎですが
それくらい好きなところも語れます
アレスの天秤編
まずは灰崎ですね
彼無くしてアレスは語れません
今作の主人公と呼ばれてしかる面々に
野坂、灰崎、明日人がいますが
ダントツで灰崎を主人公として推します
誰にも心を開かなさそうなオーラを漂わせていますが
これでも人の子で
幼馴染である茜の人生を破壊したアレスの天秤を潰すために
ただ一人ずっと孤高に戦い続けて、星章学園という名門でエースになるまで上り詰めます
何せ茜は自分が唯一心を開いた、開くことができたかけがえのない友達なのです
それを失った灰崎はまた一人の頃に逆戻りしてしまいます
周囲の大人は誰も自分を、茜を理解していない 茜を助けられるのは自分だけだ
と自ら望んで孤独の、修羅の道に歩み始めます
自分はただ復讐のため、茜の無念を晴らすため
と言い続けそれを原動力に戦ってきましたが
心の奥底ではサッカーの楽しさを思い出している
ただ今は最強と呼ばれた帝国すらも倒してしまい、
勝ち取った栄冠ランキング1位で
最早自分に届く相手はいないと感じ 強い相手に試されることがなくなり
勝負に飽いてしまった
そこに再び火をつけたのがあのアトム頭なのは少々解せないですが
そこは鬼道が自身と重ね合わせる描写として一応納得はできます
・弱いじゃねーかあいつら→円堂も最初は弱小だった
自分(40年間優勝連勝校の鬼道・ランキング1位の灰崎)よりも
能力的にも立場的にも間違いなく格下の相手だが、
なぜか目が離せない 気持ちの良いサッカーをやっている
何物にもとらわれない自由なサッカーと
データにない、予測できない人としての「強さ」や
いかなる逆境にあっても決してあきらめない「まっすぐさ」があるから
自分たちを追い詰める最高のライバルとして認めざるを得なくなっていく
敵なしの自分たちが戦って試合の行方が未知数、勝負をして楽しめるということと
人間として人格者であること、勝っても負けても悔いなし
立場も性別も国境も超えて互いに正々堂々と力の丈をぶつけ合える
そんな雷門とぶつかり合っていくうちにいつしか自分の中にあった心の闇は晴れていく
鬼道のいう「変えられた」というのは
そういう強さを持っている人間
狭く言うと円堂からはじまる「雷門魂」を持っている人間たちのこと
その経験があるからこそ鬼道は灰崎にそれを語っていた
実際その通りになっていき、鬼道のように一度強敵に敗れ
打ちのめされた後、残ったのは「サッカーをやりたい」という純粋な思いだけだった
そして最後は野坂に協力し、悲願であったアレスの天秤を潰すことに成功した
アレスの天秤の最終回で3人が日本のてっぺんに立って語り合うところは最高です
あれは形を変えた鉄塔広場なのかな、とも
また、灰崎のキャラはオリオンまでずっと一貫しているので好感が持てます
似たような立ち回りのヒロトとも相性がいいです
鬼道を密かに尊敬しているところも、
チーム一丸となって勝利したいと願うこと、
晴れて星章イレブンの一員になったところもすべて好きです
というか、一番成長の余地があったのが灰崎ですからね
明日人は元からああだし、野坂は完成されすぎて余地がないし
やはり灰崎周りはしっかりと練って作られたんだなと理解できます
・海腹のりか
伊那国雷門は正直嫌いなメンバーの方が多いですが、
のりかだけは別です。
彼女が登場するとアレスの天秤は従来のイナズマイレブンファンが観たかったもの
に向かう雰囲気になっている気がします
というのも彼女自身はいたって真面目で(星章戦を除く)
おふざけとか他人のせいにして自分の非を棚に上げたりせず
実力不足を痛感しているからこそ自分に厳しく、
危機感を感じて特訓を重ね必殺技を進化させているので
正しくイナズマイレブンの、雷門の遺伝子を受け継いでいるのは彼女だけだと
言わせていただきたいです
後の白恋戦の件でも述べると思いますが、全国チームの相手選手と
関係性を順当に築けたところも評価点高いです
ビジュアル・言動・能力が不快じゃなければ私は好きな部類に入れます
明日人は傲慢さ、小僧丸は協調性のなさ、剛陣はおふざけ、日和・奥入・万作あたりは非常識さ、服部は声も見た目も、岩戸も非常識さと見た目で
主将は空気なだけじゃなく監督におふざけ必殺技を打診したところがな…
そういうと氷浦はどうなんだって感じですが…
まあ際立って不快なところこそないけどすごく好きになるような要素もないというか
・白恋戦
意外かもしれませんが、私はアレスの天秤でも
白恋戦は少なからず支持している層です
確かにこの回も言いたいことは山ほどあります
せっかく蘇った吹雪兄弟をなぜ全部FWにしたのか、
染岡さんはなぜワイバーンクラッシュを披露してくれないのか、
染岡×アツヤならワイバーンブリザードをすべきなのになぜその枠になえが入り込んでいるのか、
なぜアツヤのブリザードではなく熊殺しの要素をゴリ押ししてきたのか、
なぜ兄弟ならではの必殺技で設定もちゃんとあったウルフレジェンドがホワイトダブルインパクトに代わっているのか
などなど・・・
特にウルフレジェンドについては豪炎寺が爆熱ストームを
名前だけでも復活させたんだから2意識であってもいいだろう
と思わずにはいられませんでした。
・・・まさか公式が爆熱ストームという2の必殺技を忘れてて
今作からの新技として登場させたつもりというのはないでしょう。そ、そうだよね
いくらスカイウォークとカウンタードライブを忘れてたからって
さすがにそんな主人公チームの人気キャラでエースの必殺技を忘れるなんてそんなことないよね
ただ、そんな過去のつながりをすべて断ち切ってアレスの天秤として
初見のものとして見たときこの回はまだまだゼンゼン見れる回でした
なえの魅力と力、それを引き出す観客+監督
これまで絶滅危惧種並みに少なかった女子選手とのりかの絆
服部の有能さ
未完成技にかけて土壇場で成功させたのりか
しょうもない言い合いで無駄な時間を過ごした前半さえ、なければこの試合は良い試合でした
なんなら世宇子戦よりも中身があってアレスの試合の中ではベストバウト5選くらいには余裕で入ります
・利根川戦
言うまでもないですが、このころの円堂はまだ円堂感が若干ありました。
というかリアタイのときは直前の永世戦があのザマ(5失点以上)だったので
これ円堂もナーフされて8失点くらいするんじゃないか?と
変な期待と不安があったのですが見事にそれを打ち返しましたね
まあ弾道補正とかバックドラフトとかおふざけのせいで失点したのは解せませんが
風神・雷神はまあ割と好きな技の一つです
しかしクラリオに敗れた技の修正案がもう一体マジン増やすってのはどうよ・・・って
思いましたがそれはスペイン戦で回収されるのでまあいいでしょう
白恋戦で散々やったレベルの持ち直しで強引に形勢を立て直したのは見れたもんじゃありませんが(というかこの試合は始まる前からストレスマックス)
最後の最後に新技を完成させた円堂を相手にそれまでほとんどないも同然だった
道成が足を壊しながらも未完成だったビクトリーラインを完成までもっていった
ところは魅力的です
「絶対に打つ!」という気迫も素晴らしい
足のケガ具合も代償感があって好きでした
そのあと勝利に喜ぶチームメイトを尻目に痛む足を引きずりながら
輝かしい太陽を見上げて「ここまでか・・・」みたいな雰囲気を出す道成がたまりません
言うならば最後の対決を見るために見ている感はあります
とはいえこの試合そのものは円堂側を見ればちゃんとイナイレしてるし
監督がいないから変な奇策もないし敵がこれまでで一番まともという利点がありますね
・星章VS木戸川
この回はアレス全体から見ても非常に完成度が高い回です。
というのも
・旧作ファンが見たかった木戸川と豪炎寺をそのまま続投させたようなクオリティ(二階堂監督を除く)
・新作として見られるレベルの灰崎、星章イレブン
がしっかりとしており、ifとして求められる要素爆熱ストームまで復活させ
それでいて最後の最後は一皮むけた灰崎がゴールをつかみ取るという
ほぼ完ぺきでした。試合内容がどう転ぶか、どちらが勝つかぎりぎりまでわからない
真剣さ、緊張感が適切でした
おふざけキャッチ技もじゃキャッチと棒立ち大御所さえなければ完璧だったのになあ
木戸川はこれ以降全くでないので少々あれですが
むしろ出ない方が変にいじられずに済んでよかったのかもしれません
アレスベストバウト1位くらいは上げてもいいんじゃないでしょうか
・全国大会1回戦 王帝VS星章
王帝の強敵感がとにかくよかった
1位と頂点のぶつかり合いは見ごたえがあります
前にも書きましたが、灰崎および星章は王者としてそれまで一番に君臨しており
ゆえに強者故の傲り、弱者の諦めない心などを一笑に付す立場にありましたが
そんな自分たちがどうにもならない相手が出たときに
初めてそれに気づくことができる
そして自分もあいつらのように、諦めない心に火が付くことができる存在になる
というのがたまらないです
しかしそれにしても想定よりアレスが弱い、底が若干見えてきたというのが残念です
アレスはスパコンであり試合中にリアルタイムで選手の挙動や状態
大量のデータから常に最適の指示を与え、
選手たちもアレスクラスターの最高被験者として
その指示に100%応えられるだけの器を持っているのにもかかわらず
苦戦をしている、というのが少々納得がいかないところでした
機械では分析できないところまで強いならともかくまだまだ大きな差があってもおかしくないところ
むしろ野坂こそ凡人に苦戦するチームとして
自分の理想を達成できなくなるかもしれないことに対する
憤りを覚えていなければならないはず
まあギリギリまでグリッドオメガの使用をためらうほどなので
本当はそんな思いでサッカーやりたいわけじゃないんでしょうけども
野坂自身ランキング一位の星章を自分たちに唯一匹敵し得る非アレスクラスターの
人間のひとりだとして凡人扱いなどしていないからそれはわかるんですが。
ここまで野坂を持ち上げていざ実力を披露する展開になったのだから
もう少し圧倒的な力の差や格差を見せつけてほしかったです
とはいえ野坂と西蔭に関しては別格に等しい力を持っているし
王家の盾や素手でシュートを止めるところなんかは本当によかったです
そういえば数回くらい見返してはじめて気づいたんですが
王家の盾ってキャッチ技なんですね
盾ではじき返すようなモーションしてるからずっと謎だったんですが
盾使う前に手が掴む形になっていることに放映から6年経ってようやく理解しました
紛らわしい・・・
でもこんな風に新しい知見が広がるのはよいことだ
・星章戦
書き忘れていましたがこの話も一応好きです
再戦です。この話の前後は基本的に完成度が高く、アレス通しての傑作です。
シフト制ディフェンスとかちょっとふざけた感は色々ありますが
ここまで伊那国雷門に奇策を用いて格上を食うというイメージを与え続けているので
これによって星章に一杯食わせたというのは印象深いです
ラスト数分にすべてをかけ、持ちうる武器をすべて有効に活用した雷門の勝利
それに対して熱くなり純粋な勝負をしたくなる灰崎
もう星章の一員として立派に活躍しています
・吉良財閥のバカ息子 自称ゴッドストライカー吉良ヒロト
彼もアレスで一気に好きになったキャラの一人です
第一印象や口こそ悪いものの試合の映像を一人見ていたり
タツヤの夢を覚えていたりと何かとちゃんとしています
まあ幼少期は御曹司として育てられていたしその約束をしたときは
まだヒネていなかったのでそうかもしれません
試合自体は最低なんですが、これをエイリア学園のifではなく
ヒロトとタツヤの物語として見たときはまあまだ見れるものでした
過去作に思い入れがあるからバーンやウルビダの退場が見れたものではなくなるんですね
あ、今は南雲と八神か
究極の個人技というのもいい 灰崎とはまた違ったキャラクター性で
本当にバカっぽくて付け入る隙のあるどこか憎めないキャラです
そんな彼がパスを覚えることで強くなっていくというのもべたですが良いです
(完全に世界への挑戦編の不動の焼き回し要素ですが・・・)
また、ヒロトはオリオンでもブレないし良いキャラしてるから好きです
灰崎とヒロトは人気キャラと呼ばれてしかるべき良いキャラといえるでしょう
神と悪魔、狙って作っていたのだとしたら流石です
・帝国戦
帝国だけにスポットを当ててみるとそれなりに見れるものになっています
まあ40年連続優勝してきた帝国がこの程度でいいのかという疑問はありますが。
復帰した影山とそれを取り巻く関係は見ていてとても面白いです
特に風丸を影山と引き合わせ、帝国に加入させた流れは新作イナイレと見紛うほどの
クオリティです
本当に欲を言えばイナズマイレブンOBだったころの話とか持ってきてほしかった
まあ、この作品もう円堂大介もイナズマイレブンも影も形もない設定なんだけど。
役立たずをゴール前に置いておきたかったという影山の容赦なさも好きです
影山も帝国もここで使い切ってしまうのが本当にもったいないです
もう少し影山の策であたふたする帝国が観ていたかったですね
佐久間の鬼道の存在の大きさを知るところや
源田がしれっとハイビーストファングなんて技を習得しているところが好きです
足りないと言われればそうです。ここは白恋戦同様2ではもっと濃ゆい話だったので
世宇子に敗れ鬼道が勝ち馬に乗り、自分たちは病院で苦しい思いをしたとか
その辺をエイリア関連なしでも掘り下げてほしかったところです
禁断の技に手をかけ始める佐久間とか神のアクアに縋る風丸とかいても
おかしくはないですよね
目の前の壁がエイリアか世界かの違いこそあれどどっちでも雷門は惨敗を喫し
何かしら力に対する執着があっても不自然ではないので
オリオンの刻印編
・一星充
意外かもしれませんがry
そもそもオリオンの酷評は一星のせいではなく
一星を悪人としたくないけど悪人っぽくかつチームをピンチにしたいと
安易な考えで物語を台無しにした制作と脚本が原因なので
一星充というキャラクターそれ自体は嫌いではありません
むしろ不動、剣城、瞬木といったアウトサイダーでダークなキャラは
大好きな部類に入ります
声もイケボだし
「光」としての優男感や誠実さと
「充」としてのうさん臭さとキャラ変したときのダークさの
切り替えすごくないですか?
やっていることも一応一貫性があります
家族が全員いなくなってしまい、唯一生き残った自分が孤独に耐えるために
生み出したのが、成ろうとしたのが優秀なプレイヤーであった兄・一星充です
彼は自分と繋がりの深いサッカーを通じて
理想の兄を作り出しながら次第にその人格の境界線が曖昧になってしまった
けどそうしなければとても生きていけなかった
兄としての理想の姿を模倣するうちに、兄と同等の能力を身に着け
そして弟たる自分の分析能力があり最強の選手になった
ちなみに充状態のときも灰崎たちを「足は確かだけど腕は二流」みたいな
ことを言っていたりデータ分析家としてチーム能力の把握には優れているみたいな
部分が一応あるにはあります
さらに一話時点で既に兄弟がいること、その目の形、
クラリオのダイヤモンドレイに対して唯一受け身の姿勢をとっていること
など彼の存在に関する情報の示唆もオリオンをじっくり見込んでいるとあります
彼の救済として使徒として崩壊させるために集めた知恵が役立つというのも
落としどころとしてはいいでしょう
光としてはずっと許しがたい行為を行ってきた、と
自分をずっと責め続けています
けど鬼道の件も鬼道がチャラだといったのだからチャラなんです
そこは当人たちの問題なのでそこに対してどうこういうつもりはありません
また、見返したらオーストラリア戦で兄弟での楽しかったサッカーを思い出していたり
鏡スパイクで目を眩ませようとした際に
良心の呵責が揺れ動いて留めたりみたいな描写がありました
まあその後デスクラッシャーゾーンを受けて吹き飛ばされるので
アレですが・・・
ブレーン野坂と情報屋一星のザ・ジェネラルは普通に好きです
優秀なんですよね一星そのものは
ロシアの彼ともつながりもあるし
どちらとして生きていこうか悩んでいく様や
自分はいったい誰なのか葛藤する描写などは作品としてみたときに
十分見れるものとなっています
カタルーニャの巨神 クラリオ・オーヴァン
及びスペインチームですね(GK以外)
クラリオはリローデッドからずっと格を保ってきたし
いつどうやってその強さを超えるんだどうやって止めるのか
すごく期待が持てました
キャラもシリアスでいいです
なによりスペインチームで見逃せないのが
エメリコ・ロルカ。
彼。多分男なんですよイナイレ性別詐称組の例に漏れず。
見た目が可愛い。それだけでOK。
それでいうと王帝月ノ宮も好きです。
特に香坂くん。しかもしゃべる。
また、世界チームは一応大体強キャラ感満載で試合を見るまでは
とてもわくわくできました
FFI本戦初到着の際の強豪国が集結するところやばいでしょ
アメリカ代表、スペイン代表、ロシア代表の強敵感・格上感が最高です
ここまでなら盛り上がれたでしょう
すべてはオリオン財団さえなければ・・・・
・新条琢磨
声優がポトムリ枠でもう好き確なんですが
主人公の父親としてこんなにクールな人がいたっけってくらい
かっこいいです
オリオン財団を取り戻すために色々頑張ってくれた人です
正直オリオンは彼と主人公が出会うための物語といってもいいです
あとはクラリオとの再戦くらい
ちなみにクソどうでもいい情報ですが
名探偵コナンの銀翼の奇術師にも同じ声優で新庄というキャラがいます
何の因果で・・・
・ネイビーインベーダー戦
マジでアメリカ戦は(ネイビーが出るまで)開始から終了まで全部良い。
なんならずっとアメリカ戦みたいな空気感で頼むよ
アフロディを無駄に神イジリしたのは目をつむろう。
この回だけ脚本と制作が入れ替わったのかってくらい筋が通っていて有能
-対策がバッチリとはまる
-オリオンが強敵、命令を確実に遂行する軍隊、国柄から大きく外れてはいない
-カタルシス展開がある、不正が暴かれ一之瀬たちが帰ってくる
-最後はサッカー好き同士として和解
それまであまり活躍していない岩戸にスポットを当てて
G×G×Gに持って行ったのが素晴らしい
対策必須の強敵として描かれていたのもいい
地雷原も一応ルールの範囲内で恐ろしい技だったのでよい(押し込んだのは目をつむる
一応オリオン特有の「入れる必要性皆無のライブ感満載ご都合設定+展開」は
少なかったと思います
確かにアフロディのヘブンズタイムが暗示設定とか暗示なのにフィールドの竜巻を突き止めるとかはあるにはあるけど
暗示はむしろネイビーたちがトップの命令しか聞かない
恐ろしい軍隊というキャラの説得力につながっているので
そこまで無意味な設定でもないとは思います
一度はアフロディ無双があったし。多少はまあ、ね。
何より最後の対決が素晴らしい。止めた!かに見えてみたいな
オリオンでおすすめするのがこのネイビー戦です
確かに中国とスペインもベストバウト認定が多いところですが
中国は子分の過去話込みだから良いのであって、試合内容そのものは
アレだし野坂一人で止められる天空隼弾を止めるために無駄な言い争いを生んで砂木沼をギャグにしたこと、キョンシーの下り、万里の長城を忘れる(GOはブロック技)
などなど
スペインはスペインで「曲がる」ダイヤモンドレイなんか生み出したクラリオ、それに合わせてダイヤモンド合戦をした円堂、(この回じゃなかったと思うけどこのダイヤモンド合戦からつながる)円堂の「パクリ」発言、天才扱い、二人体制でブロックするというあまりにも非常識な戦い方、人の話を聞かず勝手に進める野坂のアホさ加減、大して強くもない明日人レベルのドリブルで翻弄される世界(笑)、長セリフキャラのギャグ(話を遮る形で突破する)、クラリオが明らかに日本を過大評価
などなどちょっとどころでは済まない違和感があるのでベスト認定はさすがにな~
という感じです。
よって比較的マイナス対象が少ないアメリカか次点で韓国が上がってくるというわけですね(比較対象がアジア初戦と最終回のみって…)
試合自体の評価は以下の通りです
韓国:D
良くもないけどまだ見れる ラストリゾートがなかったらもっと低い
オーストラリア:F-
時間割いて見る価値はない
タイムトランスと風神雷神ゴーストさえ見ればそれでいい
ウズベキスタン:F
時間を割いて見る価値は(以下省略)
敵がオーストラリアほどギャグじゃないからマイナスになってないだけ
野坂の下りがあってギリギリEかな
サウジアラビア:D
見る価値はあまりない
ぶっちゃけ一星関連の描写以外はどうでもいい
中国:D~C
龍神やハオたちの過去や貧富コンビで高めに高めた
株を上に書いたような要素で落としていった感じ
地味に長い印象があるのでそれで冗長に感じるのかも
とはいえオリオンもいない数少ない真剣勝負なのでもっと高評価を与えてもいいかも
総じてアジア予選はボロクソです
スペイン:D~D-
アレス前から上げに上げたハードルをことごとくぶち壊した見なければならないのに
見る価値がない試合
オリオンの下り、マジで不要だったし
アメリカ:B~A
かなり高評価。強いオリオンが見たい需要は応えてるし
試合自体も破綻しているわけじゃない
非ザルキーパー(強い)、設定の一貫性(強い軍隊)、それに見合った助っ人
など要素がかみ合いすぎている
これこそ最後まで見なければわからない試合
一之瀬が沈んだところで視聴を辞めてしまったらこの感覚は味わえないので
なんとしてでも見る回。見るべき試合。
ロシア:G-
期待感を煽った割に見る価値はない。
初レッド退場も前後含めてストレスしかたまらない
なんならZあげてもいいくらい酷い
しかしこの酷さのハードルをさらに超えてくるなんて
大したもんじゃないかあ?!
無責任フロイ、オリオンなんていない(全員オリオン色)、
ロシア感皆無のギャグ技、カタルシスのない理不尽さ、
選手を守らない監督などなど
見る価値はないどころか見るに堪えないと言った方が正確
フロイいなかったら冗談抜きで見ていない
ダメ押しに結果も無駄に初代リスペクトで最悪
日本はグループAから敗退したほうがいいと思う
ブラジル:F
マカロニおふざけ。
選手そのものは真面目にやってるだけ可哀想。
なおアレオリ名物貧困問題3回目という不快さ
不正に気付いて変わろうとするだけイタリアよりマシかなって
イタリア:Z、G-
最低。何から何までつじつまが合わない最低回
コラボキャラ採用された人が本当に可哀想。
前半で勝ち取ったぽん子とかはマジで勝ち組
明日人のガキみたいなわがまま、おふざけ同然の試合展開、
不快なB・B・A。役満。
試合結果すら負けているのに棄権で決勝進出。舐めてんのか。
ロシア二回目:F
何から何まで泥を塗るのが好きな公式
安易な2リスペクト、腹が立ちます。
シャドウオブオリオン:C
最終回補正でみんな大活躍。ことが事だけにおふざけもなし
ただし、そのすべてをまだ「どけぇ!友情()ハンド」で台無しにする徹底ぶり
こうしてみるとアジア予選まだましかなって思うかもしれませんけど
これアニメみるうえで最低基準がCですよ笑
ちなみに旧アニメ版イナイレは最低がBです。そしてそんな試合めったにないです。
・シャドウ・オブ・オリオン
あそこだけ空気感がガチ。
試合内容は好きじゃないですがシリアスで強い敵は大好きです。
必殺技編
アレス
王家の盾
「王」帝のゴールを守る盾なのでガーディアンには相応しい技じゃないかなと
西蔭自体無茶苦茶強いGKなので大好きです。
ほぼ、格落ちしていませんしね ほぼ。
ザ・エクスプロージョン
バカ息子の単独技
コズミックブラスターでは単独からタツヤとパスにつながるのでいい変化です
ちなみにExplosionの母音「E」なのにジ・ではなくザ・なのは
バカ息子だからだそうです。
円堂大介ですら「ジ・アース」だというのに
おいおい。。。字も汚いし表現も色々アレだった大介よりも成績がアレなのか
ヒロト君よ・・・
ま、まあ冨樫先生だってレベルEをエイリアン(Alien)の頭文字をEだと思ってたくらいだし・・・(汗
でも自分もジ・エクスプロージョンよりザ・の方が締まりがよくて好きです
なんか「どうだオレの”ザ・”エクスプロージョンは!!」(どーん!)感があって
可愛くて好きなんですよね
バカ息子万歳。
ビクトリーライン
円堂の固いゴールをぶち破るために生み出された技
未完成でしたが道成の我が身を顧みない自己犠牲によってどうにか完成まで
ごきつけた最強技
確かにこれが使えないとなると道成が抜けた穴は大きいと言わざるを得ない
まさに魔帝グリフォン並み
さてこの技を監督から渡された当時、
円堂のデータってマジン・ザ・ハンドまでしかなかったはずですが
この技は明らかにその後の風神・雷神まで見越して作られているような気がします
あの時点でそれを見抜いていたのはすごいですが
円堂は円堂で利根川時代から対クラリオ用の技を隠し持っていたんだから驚きです
円堂がスーパーゴッドハンドを試していたらどうなっていたんでしょうか
まあでもあれはクラリオのダイヤモンドレイ専用だから多分出さないか・・・
そうなるとすごいハンデ背負ってたなあ円堂
勝利に向かって真っすぐ突き進む 伊那国雷門に最もふさわしい技だと思っています
さすがに衝撃はイナズマブレイクほどではないですけど
というか雷門って3人技が必ず存在するってジンクスがあるんでしょうかね
グリッドオメガ
タクティクスですが。
こういう一度使ったら勝ち確みたいな対策必須の最凶技自分は好きです。
ヤバさ全開系タクティクスっていうとベルセルクレイを彷彿とさせます
オリオン
ラストリゾート
モーションまで含めて一番好きな技です
大分序盤で最強クラスの技が出てくるので豪炎寺は早急にリタイアさせられます
あのクラリオに帰国を決意させるほどの必殺技
っていうかラストリゾートが出るときはオリオンの数少ないシリアスな部分に
スポットが当たるような気がする(後半を除く
こんな激ムズ技を一人でやってのける豪炎寺オンリーがいいですが
受け継ぐ展開も好きです
ただバーゲンセールしすぎ。
豪炎寺なのに炎技じゃない!という意見もあるようですが
世界にファイアトルネード(炎技)が通用しなかったんだから
そのまま炎を鍛えるとは思いません
じゃなんで爆熱ストームなんて編み出したんだって思うかもしれませんが
そこは円堂も地区予選では風神・雷神で戦い
クラリオ戦まで秘技であるスーパーゴッドハンドの特訓を行っていたので
多分世界用に研鑽していたんでしょう。こらそこ制作がなんも考えてないだけだろとかいわない
ペンギン・ザ・ゴッド&デビル
ジャパンの主戦力にして中国までのアジア予選無双ゲーを招いた技
龍神鉄扇まで一回も止められなかったはず
元々は灰崎のペンギン・ザ・デビルだったはずが
ヒロトが割り込んできたのでこんな形に。
最強のストライカー×最強のストライカーなんだからそらつええわな
しかしこの後灰崎が単独でシャーク・ザ・ディープという技でゴールをこじ開けるので
これ以降出番が減ります
パワーバランスおかしくね??
ファイアレモネード・ライジング
勘違いから始まったおふざけ技 ファイアレモネード自体はそこまで好きじゃありませんが
「ストライカーとしての厚みが、シュートの重さが足りない」っていう展開は好きです
それまでアジア無敗を誇っていたペンギンを止めた龍神鉄扇を
真正面から打ち破ったのは素直に称賛できます
しかもシュートブロック入ってぶちこんだからね
本当に純粋な威力では>ヒロト+灰崎ってことになるからすごいわ(深海鮫から目を逸らしながら)
確かに野坂の「あんな雑魚相手に」発言も納得がいく
そら自チームかつ全国最強クラスのGkを破った相手だもんな
何気に伊那国で野坂に早めに絡んだのは剛陣だったよね
剛陣の存在そのものはギャグで好きじゃないけど
秘密兵器ってのはまあ納得したわ
龍神鉄扇
中国のGKが使うキャッチ技。純粋に格好いいのに強い。
ネーミング、威力、使い手の三拍子がそろったアレオリ当たり技。
最強っぽいけど最強じゃない 中堅どころとして相応しい技
そのほかシャドウ・オブ・オリオンで出てきた必殺技
あそこだけ本気出してきたね。まあ勝ち確定の最終回で出してきても手遅れだったんだけども。
書き出してみると色々あるもんですね
それでも要素だけわずかに優れているところがあるだけで
そこも冗長で不快な要素によって潰されているので結局作品としての評価は変わりません
繰り返しで見る際に心の支えになるような点を挙げてみました。
てなわけで
みんなも、新作前にアレスの天秤・オリオンの刻印を全話見よう!!!!!