これまでさんざん軍神シリーズ(軍神に失礼)をボロクソにこき下ろすような
記事ばかり書いてきましたが
「オリオンよりはまだアレスの方がマシ」「レジェンドの扱いなどアレスではできていたことをオリオンでは無にした」
などネットでもアレスの方がまだましだったという意見をちらほらみかけ
私自身それにはある程度納得しつつも
それだけでは納得いかない部分もありました
が、4~5回アレスの天秤を全話視聴してやはり導入~全国大会「月光のエンペラー」までは作品として見れる出来だと思います
この作品を「ファンが大好きだった秋山さんや冨岡さんが携わっていたイナズマイレブン」という視点から外してみたときに、
アレスの天秤という作品単体で評価したとき本当に見れないかどうかを審議したら
結論としては「ゼンゼン見れる」でした
ただ、どう考えても削ったほうがもっと評価上がったのになっていうスポットはあります
とりあえず各1話ごとにポイントをまとめていきます
※例によって口がかなり汚いです。自分が好きな作品が口汚く批判されることに耐えられない方はここでブラウザバックすることを推奨します※
1話
評価不能?
ほとんどパイロットPVの焼き回し+詳細を追加した内容なので。
この時点でも明日人の聞き分けのなさ、奥入のウザさ、大口デブ、不要なファイアレモネードのくだり、道成キャプテンの空気さなどは
バッチり(?!)映っています
つまり伊那国雷門は魅力的ではありません
しかし代わりと言っていいかは不明ですが冬海さんがかなり良い人に改心しています
例えば伊那国中の取り壊しを決めたのも彼ですが、
メンバーが勝手に島から出ないように部員のいない雷門中に転入の取り次ぎなどを
してくれたのも彼らしいです
「到底無理」だから「断ろうと思っていた」のに伊那国島サッカー部が頼み込めば
それを反故にせずきちんと話を通してくれるなど一人の大人として
これまでにないほどしっかりとしており、
またあれだけ嫌な思い出があり辞めさせられた雷門中に頭を下げる行為なんて
普通はできません しかも自身の見返りなど一切なきに等しいこの状況で。
また後の評価基準にはなりますが、
全国大会決勝ではなんと伊那国島の面々と一緒にテレビで試合を観戦しており
笑顔を見せ普通に応援してくれているので好感が持てます
これは冬っぺって呼ばれる方の冬海
2話
さて、ここからアレスの天秤という物語が始動していくわけですが
・回想多用
・寒い描写
などが目立ちます
ギャグに関しても本来GOのキャラである風秋ヨネまで引っ張り出して
(公式ってGOアンチ派でしたよね?天馬殺しておいてGOやらないとわからないような木枯らし荘なんてなぜ出すんでしょうか)
しかも妖怪テイスト全開な「妙に若者言葉を理解している老人」
ババアやジジイがでしゃばるというギャグの片鱗も垣間見えます
それと気になる人は少数派だと思いますが回想内での火来校長の
「全国各地のサッカー部に所属して、リーダー的な存在としてチームを引っ張ってくれているんです」
というセリフも違和感がすごいです
いい歳した大人が「的な」なんて言葉を
カタカナ外来語の「リーダー」と合わせて使いますかね?
妙に軽々しい俗語、本気度を一切感じない、格を落とすような発言です
リーダーとして、リーダーのように、中心となって
とかではだめだったんですかね??
妖怪ウォッチ臭全開 この辺も制作がイナズマイレブンと妖怪ウォッチを混同させている節を感じます
一度としてこんなフザけた表現が(イナイレの)アニメ内でありましたかね
こういうと今の流行についていけていない懐古厨と言われそうですが
こんなくだらなくて薄ら寒いつまらない流行になんかついていかなくていいし
ついていこうとは思いません
また、シリアスパートも一見どこか寒いというか
共感性羞恥心を煽るような描写になっています
例えば伊那国雷門が完敗し、(小僧丸以外が)公衆の面前で大泣きする描写がありますが、正直ここ小僧丸と同じ感想を抱いた視聴者もいたんじゃないでしょうか
まあ、好きなサッカーが二度とできなくなった+中学生+のどかな島国で育った子供たちの純粋さ・素直に泣けるの尊い(
っていうのがあるでしょうけど...
ただ問題はここからです
結局伊那国は負けたのにスポンサーがつくわけですがその際島袋が
「はいはい雷門イレブン」と泣いている伊那国イレブンに対し
強引に割って入るような形で話かけます
ここ違和感しかないですよね
そして泣いているイレブンに対して
「感動的な試合でした」「スポンサーをやらせてください」などというんですが
感動的??
心を動かされた??
一企業の、それも広く名の通った大手観光業が結果を出せないチームに対して
「最後まで諦めない」という理由でスポンサーをするって
どういうことなのかわかっているんでしょうか
スポンサード制度が持つ意味を、その価値について正しく理解しているんでしょうか
そのフットボールフロンティアで1勝をあげる、あげてからスポンサーになる
という約束(つまり契約)を果たせなかったチームを応援しています!って
本当に胸を張って言えるんでしょうか
条件は爪痕を残すことができれば、
ではなく「1勝」という確かな成果をあげたらですよ
今年からのフットボールフロンティアは出場資格がないと
判断された学校は事前に辞退が命じられるほどのものであり、
今やサッカー強化委員の協力もあって
たったの1勝をあげることすら困難な状況なわけです
だからこそそこで「1勝」することが伊那国中サッカー部を廃部にせずに済む
誰も知らない田舎島の中学にもサッカーをする資格があるんだぞって
示すための条件なんじゃなかったんですかね
それをスポンサー側の意向で勝手に変更していいんですかね
最後まで諦めなければ売り上げがゼロでも、なんなら赤字になってもいいんですか
未熟な社員が最悪契約を反故にする形をとっても上層部がその人の
「諦めない姿勢」に「心を打たれ」「感動」すれば許してもらえるんでしょうか
そういう薄っぺらいスタンスでやっているんですかアイランド観光って
そもそもアイランド観光ってモロに沖縄の伊那国を支援するために生まれたような
作為まみれの名前で
この展開も「いいえ終わりません、いいえ負けません。なぜなら私がスポンサーになるからです」っていう
強引すぎる制作の露骨な意図を感じるから冷めるんですよね
監督の負けないこともなんか人生の教訓みたいな感じで締めるし…
そもそも諦めない姿に心打たれたスポンサーがついてサッカーを継続できるなら
これまで出場資格をはく奪されたり、試合に負けて見込み無しと判断された学校は
果たしてみんな「諦めた」んですかね 違いますよね
今や日本中が注目しているこのサッカー全盛期において
サッカー好きでやっている学校が簡単に諦めるわけないですよね
大会新参者で試合内容も到底結果を残せたとはいえない悲惨なもので
勝利という最低条件さえ満たしていない(一考の余地がある引き分けですらない)
伊那国雷門が出場できることで出場枠から辞退申告された
他の学校はどう思うんでしょうか
この時点で「設定がうまく練りこまれていないな」と感じて脱落する人は多いんじゃないでしょうか
・今作の上げに上げまくったフットボールフロンティア設定
・現段階でその頂点に立つ星章学園が1勝獲得の相手
・それとどう考えても釣り合わない伊那国中
・安易な初代オマージュ、しかし練習試合ではなく上げに上げたフットボールフロンティアなので、相手に棄権を選ばせることもできない
そして上がれたのは結局作為的なコネとご都合主義全開なんて…
こんなマッチポンプ同然の成り上がりを見せられて伊那国が魅力的に見える方がおかしいでしょう
スポンサーは価値あるFF1勝という条件を泥に塗るし、
チームも誠意がないように見えるしで散々です
ライブ感でそれっぽく盛り込まれたから整合性がなくなるんですよね
制作にとってとても「都合が良い物語」です
まだたった2話目なのにもうこんな感想が出てきてしまう程度のクオリティ
それがアレスの天秤を視聴して何となく感じた「違和感」の正体です
誤解なきように言っておきますが私は別に無名設定の主人公チームが大敗して
物語が終わればいいとは思っていません
だれがどう見ても伊那国は絶対に優勝するしその過程でどう負けても大会は継続します
それくらいは理解しています
ただそれは簡単なことじゃないよっていう設定を多く出しておきながら
それをあっさりと覆すような脚本のご都合主義、作り込みの甘さを批判しているわけです
「そうまで言ったんならそうなるよね?」っていう部分を指摘しているのであり
それを「ハイそんな風にはなりませ~ん」って言われたら納得できませんよね?
3話
で、それとは別に浮かんでくる突っ込みどころ
「あーだこうだスポンサーついたけど結局伊那国って大会で負けたよね?予選で負けたのにどうやって大会続けんの?」
に対しては
「今回のFFはFFIみたいにリーグ総当たり戦だから勝ち点方式」
という回答が後付けされました
まあ、マンネリ回避と世界を見据えてこういうルールにしたとも解釈できますが…
やはり上記の強引な「伊那国を負けさせつつも上げまくったFFという舞台で試合を続行させたい」という意図があるせいでこれも言い訳にしか見えないんですよね
しかし今話の問題点はそんなところではない
2話でも十分ウザかった趙金雲の
・クイズ形式で本人以外全く予想できない答えを問い続けてその答えはドラムロール形式で無駄に引き延ばして明かす
というギャグが引っ張られ、
さらに特訓描写がおふざけそのものという伊那国の今後の方針がここで定まってしまいます
特訓も岩戸の方は
「壁が壁らしく壁でいてくれれば」「悟っちゃってるー!!」など妖怪テイスト全開
勘弁してくれよ…これ妖怪ウォッチじゃないんだよ??
そもそもイレブンバンドの設定自体も趙金雲監督の言う通りにさせたいがためのものにしか見えない
全編通じてギャグにしか見えないが、今回伊那国雷門が対戦する美濃道三中には
あの壁山が強化委員を務める超守備的チームであると期待ができた……
が、その淡い期待も虚しく壁山との対戦は本人が
試合前日にうっかり足をひねったというギャグ同然の理由で見送られます
いやいや…
この時点で「イナズマイレブンの」復活作品として、
すごくふさわしいものになっている
という日野の発言はすべて嘘だったことになります
4話
肝心の初対戦なわけですがとにかく試合から妨げるノイズ要員の存在がひどい…
・いちいち齋藤岩石監督が喋った後に後に余計で無意味なヨイショをしないと会話ができないクソ腰巾着(の繰り返し)
一度や二度のみならず監督が何か言うたびに馬鹿の一つ覚えみたいに脳死おうむ返しの
ヨイショとか……
面白くねえからもう黙ってろよお前 というか大人として非常識過ぎて恥ずかしいよ
・くっだらない「カウンター」ギャグのためにしっつっつこくエセ発音カウンターを繰り返す趙金雲
まじでこれ削ればもう少しマシな試合になったろ・・・
ちゃんと観た人ならわかると思いますがこれ、一回二回じゃないですからね?!
他にも監督の金雲は試合中にスマホでゲームをするなど
到底大人として認められるべきではない行為を堂々と行っており不快感が強いです
それに対する突っ込みもいらない
伊那国雷門の監督は公私を弁えない非常識で恥ずかしい大人だということを
全国にさらしただけなんだが大丈夫か?
有能なら、中国人だから、って言えば何でも許してもらえると思ったのか??
もう意味がわからないよこのギャグ監督
またギャグ描写かわかりませんが最初はちゃんとしていた吹っ飛び描写が
・くるくると回転しながら吹き飛ぶというギャグ同然の描写に代わる
っていう・・・
酷すぎる
真剣勝負をしたいのか水を差したいのかはっきりしてください
ダメ押しといわんばかりに壁山に
なぜか壁に対して一家言ある左官職人みたいなキャラ付けが後付けされ
芸術的な壁と岩戸のザ・ウォールを評価しています
壁ってそもそもピンチや敵の強い攻撃を跳ねのけてしまう強固さ、
大きく見える脅威やその「厚み」が評価されるものなんじゃないですかね
なんですか「芸術的」って。スポーツの守備に実用性皆無の美しさって評価要りますかね
強化委員として「教えることは全部教えた」ほど自分が手塩にかけたチームよりも
ポッと出の雷門の壁をそんなくだらない基準で評価するって・・・
あなたプライドはないんですかね
そもそも強化委員の使命が世界と戦うために全国から革命児を掘り起こすことだったはずなんですが
世界で全く通用しなかった壁山発案のザ・ウォールごときが
今更掘り起こされたところで何か意味、あるんですかね
今の日本サッカーにはクラリオレベルの猛攻を防げるほどの、
ないしは世界の攻撃にも対抗できる
「強固な」守備が求められていたんじゃないんですかね
台無しです すべて台無しです
そしてアレス名物の絶対にGK技を使わないGK
もしくは「なぜここで使ってここでは使わない?!」棒立ちGKの始まりです
ストーリー上スポットが当てられていた小僧丸ならともかく明日人にまで点とらせる必要ありましたかね…
それもこれも改変されたFFのルール上初戦大差で敗北した伊那国を勝たせるための
得失点差調整のもの(+主人公の面目)だと思っています
小僧丸が豪炎寺にあこがれた理由、その豪炎寺が小僧丸をDFではなくFWとしての道を示した点、進むべき方向が反対にあるかもしれないというアドバイス
などなどが素晴らしかったのに
上記のどうでもいいゴミみたいなおふざけ描写のせいで全部台無しにされているんですよね
この無駄で不快な腰巾着ギャグ・クソ無能監督・趙金雲のカウンター+イレブンバンド+試合中にゲームのおふざけ・無意味な壁山のキャラ変を挟まなければ
もっと必要な描写を追加できたのでは?? 本当に何から何まで最悪です
5話
ここでようやく星章のキーマンである灰崎に焦点があてられることになります
彼がなぜ狂気のような感情でサッカーをはじめるのか
なぜフィールドの悪魔と呼ばれるまでに強くなれたのか
正直これと灰崎のためにアレスはあるといっても過言ではありません
それほど主人公勢力は不愉快です
ただ、前半はよかったのですが
後半の伊那国パートはもはや不快指数を煮詰めたような出来になっています
特に奥入のセリフ
「復讐・・・どうせライバル選手に茜って子を取られたとかその程度のことでしょ?」
「そんな邪かついい加減な理由でサッカーをやっていたとはね」
よくもまぁここまで憶測で適当なことが言えるな
頭の悪さがにじみ出てるよお前笑
もう名前奥入から憶測の憶入に変えたらどうだ??
勝手な思い込みで難癖つけてる時点で全くもって会話する気にならねえ
そもそも問題デブがいい加減で曖昧かつ不確かな情報を持ち寄って
皆に話すとかいう意味不明なことをし出したからなんですけど
何もかもがはっきりわかっていない・しかも第三者からの又聞きだけで
あたかもそれが真実であるかのように断定するチームの頭脳担当(笑)って・・・
これ以外にも奥入は
1話「だからさ、スポンサードされていないチームが粋がってもどうにもなんないわけ」
2話「ま、この学校の人たちから見れば僕らはどこの馬の骨ともわからない田舎者。そう易々と大人気だったサッカー部の代わりとは認めてもらえないでしょ」
などといちいち空気が悪化する余計な一言を挟んできましたが
ここにきて一気に不快指数がマックスになりました
そんなに自分たちをよそ者で田舎者であることを自覚していたいか??
それを言って「はいそうですね」って認められたら何か話が進むか?
冷静に俯瞰して現実をちゃんと見ている自分が中学生離れしてカッコよくみえるか??
はっきり言ってダセえよお前
しかも灰崎がサッカーをする理由が復讐だと仮定しても
赤の他人で何の事情も知らないお前が何の根拠もない浅はかな目測で理由を決めつけた挙句「その程度のこと」って言っちゃえるんだよな
茜が灰崎の妹だったらお前同じこと言えるの??
家族や大切な人のために戦うことだと仮定して「その程度のこと」って
第三者のお前がそんな堂々と言い切れることなのか??
あまりにも頭が悪すぎる それを言ったことで「ああこの人頭も性格も悪いな」って
思われるだけなのが分からないのか?
せめてこの後の主将みたいに「灰崎には悪評も絶えない」くらいの
具体性のある正確な根拠を提示してから喋れよ
第一どっから灰崎の「ライバル選手」が現れたんだ?
どうせって頭において保険かけてる時点で中身空っぽの仕様もないクソ理屈だと
思うけどまずなにをもって灰崎がライバル選手に茜を取られたって
言い切れるんだ??勝手に頭でライバル選手を作り出し勝手に灰崎の茜を恋人だと作り出し、勝手にそれが奪われたと思い込んで復讐する灰崎
言ってて自分でもおかしいなって少しくらい思わなかったんですかねこの眼鏡
そして何にもわかっていないに等しい状況なのに
「灰崎はそんなやつじゃない」っていう明日人の謎フォローも気持ち悪い
そもそも明日人は明日人で冒頭から灰崎にゲームセンターで
わざわざ突っかかってきて「星章ではそんな勝手が許されるの」(お前の行為は普通許されない行為だと思うけど大丈夫?)だの
「なんで試合に出ないの」だのと厚かましくも図々しい理屈を押し付けて
灰崎を怒らせるまで繰り返したよな?
この後の話で明日人の「灰崎はそんなやつじゃない」っていう真意は
「復讐で戦っているようなやつにあんなにすごいサッカーはできない(根拠なし持論)できるはずがない(思い込み)」だったことが判明するが
これとてつもなく自己満足な押し付け願望だよな?
お前奥入の勝手な根拠0の思い込みに反論し、根も葉もある灰崎の噂話から人となりを述べようとした主将にまで食って掛かったよな??
奥入の妄想とお前の自己満足の一体何が違うんだよ
スタンスが灰崎の味方か敵かってだけで根っこは何にも違わねえよ
というかこいつの精神、1話の時点から何にも変わってねえ
通したい、信じたい自分のエゴをひたすら気に入らない相手や周囲に押し付けて
それが正しいと相手が折れるまで続けるサイコパス行為
円堂や天馬の真似事だろうけど
はっきり言ってうわべだけ真似た別物だよ
灰崎は灰崎で結果を出しており、豪炎寺のようにサッカーをしなくなったわけでも
神童のようにチームが離散の危機にあり、自分ではどうにもならないと諦めていたわけでもない
エイリア学園の時の円堂だって、学校破壊という明確な悪行を行っている相手に対して木野が言った発言に食い下がっているわけじゃなくてシュートを受けているGKの立場から「すごいシュートを打つ相手」、地球を守るための戦いではなくサッカーとして彼らのプレーを純粋に評価しているからこぼれる発言であり、そこに「エイリアはそんなやつじゃない!」みたいな押し付け意思はありません。
円堂としては木野の不安や言い分もわかるけど、という一度相手の言い分を理解したうえで自分はこう思うよという話を持ってきているので全く押し付けがましくないです。
そもそもずっと苦しい戦いが続くエイリアを、円堂なりに明るく解釈させるために気持ちを和らげる目的でもあの言葉は言う必要がありますが、明日人のこれは言う必要がまるでありません。
だから明日人のお節介はただの傲慢な自己満足の押し付けにしか見えない
ともあれこの不快な伊那国パートを終えればいよいよ待望の
木戸川(豪炎寺)vs星章(鬼道)です
6話
ここは問題なかったですね
みんなが観たい強い豪炎寺、強い鬼道がわりとしっかり描写できていたと思います
星章の強さを先に描いておいて、灰崎のキャラも立ちつつ狂犬ポジションとして
灰崎とチームの不和を無理なく描いており、それを克服する方法は
灰崎とチームにとって共通している「絶対に負けたくない」という思いを
呼び起させ、それをうまく試合展開を持っていく
荒療治で奇策に見えますが良い手段だったと思います
続きが気になる奇策+意味がある行為 とこの時までは一見トンチキな作戦にも
しっかりとした意味がありました
武方三兄弟という確執を乗り越え、高い次元でのチームプレイを確立させた木戸川
それに対して灰崎のワンマンでバラバラになりそうだった星章イレブンが
ひとつとなって伝説を乗り越える
この対比と物語展開の持っていきかたはまさに我々が観たかった
「イナズマイレブン」の復活作品といっても過言ではないでしょう
ここだけ、見ればね
素材の扱い方もうまい
まず武方三兄弟の問題は無印時代から描写されており、
それが明確に解決した描写もないので無理なく飲み込むことができます
(武方三兄弟が納得したのは豪炎寺が帝国戦前に消えた理由についてなので)
一足先に世界を経験した豪炎寺の提唱する「チームプレイ」と
ワンマン個人技の盲点、それを解消した結果
あのランキング1位の星章学園すら翻弄する試合展開になります
鬼道の「灰崎一人がこれまでのように戦っても豪炎寺+チームの木戸川には勝てない、シュートすらさせてもらえない」という評価も納得が十分にいくもので
強さの描写に説得力があり、どちらの株も落とさない良展開です
灰崎も強いには強いのですが性格的に問題があり、そこは改善点として挙げても
なんら違和感のあるものではなかったので。
また、三兄弟+豪炎寺で爆熱ストームというオーバーライドにつなげたのもうまいです
豪炎寺は沖縄にいかなくても、エイリア学園の襲来がなくても
世界と戦うための力を着々とつけていったんだなと
その手段として選んだのがメンバーでありながらかつてライバル視されていた
武方三兄弟との合わせ技っていうのが感慨深いものがあります
・・・たった一つ。
シュートの軌道さえ、おかしくなければ・・・!!!
ファイアトルネード、爆熱ストームではきちんと描写できていたのに
なんでトライアングルZだけあんな意味不明な軌道になったんだ・・・!!
あのせいで試合に集中できないんだよ・・・もったいない
ここまで完成度の高い試合なんてないのになんでそれを無駄描写で台無しにするんだ・・・
また、伊那国の描写もはっきり言えば不要です
小僧丸の豪炎寺ファンの描写は別にあってもいいです
あれは小僧丸のキャラの一貫性+小生意気で今のところマイナス評価になりがちな小僧丸の評価の救済要素なのでそれほどノイズ要員となっているわけではありません
問題は主将に続く万作の「半分は武方三兄弟の得点」という発言です
いや・・・お前キャプテンに乗っかって冷静に俯瞰している風なだけだよな
そもそもサッカーにおいてだれの得点か厳密に分けて言う必要なんてあるか?
豪炎寺さんやっぱすげー→武方三兄弟もすごかったなあの技は三兄弟との連携あってこそのものだ
で、それに対して小僧丸が切れる。これくらいでよくないですか?
それに連携要員でこそあれ決めたのは豪炎寺なんだから豪炎寺の得点なんですよ
このあとも万作は灰崎が鬼道の意図を理解して持ち直したときも「今更FWに戻したところでもう手遅れじゃないか?」と言います
いや…もう…ほんと哀れというか…
今作の二階堂監督並みに無能。
その監督のセリフも「舐めているのか」ですからね
あなたって優秀な監督でゲームだと元日本代表のプロサッカー選手のはずでしたよね・・・?
でしたらランキングが自分たちよりも上位の星章を勝利に導いてきた
久遠が何の意味もなくこんなことすると思いますか??
見抜けとまではいいませんが、警戒してなお余裕を見せておくくらいしてもいいんじゃないですか?
なんですか「舐めているのか」って・・・笑
舐めてるわけないでしょ貴重な1戦なのに 負けたら自分たちの全国行きも怪しくなるかもしれないのに
全国常連の名門校でランキング的には格下でも
それでも自分たちに比肩し得る上位クラスの相手との直接対決なんだから
何が何でも勝ちに行きたいと考えるでしょ普通
こんな安っぽいいかにもな三流セリフを吐かされたことで
無能にまで格落ちしたこの人がかわいそうだ・・・
7話
ここまでよく描いてきた星章VS木戸川の勝負に泥を塗ります
それが無駄な失点、かたくなに技を使わない両GKです
そう星章のGKも初回一発目は必殺技を使いません。
え?
お前、あれだけ試合前に「俺がキーパーとして不安視されているんですか」とか
「(GKの灰崎を見て)役立たずはお前の方じゃないのか」なんて
散々デカい口叩いておきながら技すら出さずに
豪炎寺のファイアトルネードを受け止めようとして失点したよな??
水神矢「そこ(GK)にいる時くらい、ゴールをどう守るのか考えろ!」
……水神矢さん。それ天野に言ってやってください
こいつGKやる資格ないです。散々見下していた灰崎以下です
そしてこいつが止めろもじゃと言われたことを真に受けたのか、
あるいはもともとそういうやつだったのかよ~うやく繰り出した技が
星章らしさゼロのイモダサおふざけ技「もじゃキャッチ」
・・・
面白いと思ってやってる??
ランキング1位で、帝国(鬼道)と吉良スポンサーの二大要素背負っているチームで
ゾーン・オブ・ペンタグラム、スペクトルマグナ、エンジェルレイ、オーバーヘッドペンギン、パーフェクトペンギン、デスゾーン
に混ざる必殺技が「もじゃキャッチ」だぞ??
なあ、どう考えてもふざけてるだろ チーム舐めてんのか??
チームでたった一人しかいない・勝敗に関わる超重要ポジションのお前が
そんなおふざけ同然の必殺技で務まると思ってんのか?
ちなみにこの数話後にはデスクレーターという
星章要素がしっかりしたちゃんとした技を出します
いや、そっち先に出せよ
必殺技の出し惜しみはするわ、さらに奥の手(なのかはしらないけど)も隠すわ
でマジでお前なんなんだよ
二度と強キャラ感出すなよ あ、小僧丸に失点した時点でもうなかったか
こいつもこいつでまあ台無しなんだが
それと比較するとどうしようもないゴミGKがいる
それが大御所館だ。
1年ながらあの軟弱軟山に代わって木戸川の正GKを務める男だが、
こいつは星章の4得点シュート、一度たりとも止めることはなく技を使うこともないザルだ
あ、ちなみにpixiv百科事典(多分イレブンライセンス情報)によると
1年生ながらゴールキーパーに抜擢されたツワモノ。ルーキーとは思えない貫禄と堂々としたプレーはチームメイトに絶大な安心感を与える。
は??
えっと……何?自画自賛??
お金払ってライセンス情報誰かに書いてもらった??
この試合において1年でキーパーに抜擢された以外、何一つすごい情報がないぞ?
お前が一向に必殺技を使わずに棒立ち同然で手を伸ばしただけのせいで
木戸川の歴史に泥を塗ったんだが?
お前のあの姿のどこに絶大な安心感を得ればいいんだ?
まだあの豪炎寺と染岡のドラゴントルネードを受け止めた軟山の方が安心感があるぞ
しかも星章に無駄な失点がなければこの大御所の無能っぷりを晒す必要もなかったので
結果としてこいつら二名が試合展開に泥を塗ったということになる
ピンチを演出するために小手先の失点をさせたことにすべての問題があるとはいえ
その失点ももう少しこちらが納得できる真剣勝負の末であったならよかったものの
そうではないため全てが台無しになった
ここからアレスの天秤はGKがザルというイメージのまま話が進んでいくことになる・・・
そしてようやく理解を示したと思ったらまた振り出しに戻ってきた明日人の
復讐なんてよくないよ★でまたイラっとさせられる
灰崎の「俺は結果を出している」という正論に共感した視聴者も多かったのではないだろうか
というか人の信念にまで口出ししてお前一体何様のつもりだよモヤッとボールアトム頭
お前は自分が出さなければならない
「フットボールフロンティア1勝」という結果も出せず
自分がボロ負けした相手に向かって一丁前に説教垂れてんだぞ
理由は自分が気に入らないからだ
もっと正確に言えば「俺の大好きな熱いサッカーをする灰崎はそんなやつではない・あってほしくない」っていうわがままだ
自分と異なる意見が存在することも、自分が理解できない人間が存在することも至極当然のことであり、そんな当たり前に存在する人間相手にいちいち異論を唱えに行ったり、疑問を提示しに行ったりしているのがこの主人公①だ
とんでもない傲慢勘違い野郎だよ
監督や脚本家が人の気持ちを理解できないからこんな意味不明な奴が生まれるんだよ
安易に円堂や天馬のお節介をまねしようとして盛大にすべってんだよ
すこしくらい灰崎に歩み寄る姿勢でも見せたらどうだ?
自分は一歩も譲るつもりはないけど
自分の意見は絶対に聞いてもらうって
そんなバカみたいなわがままが通るわけねえだろ
と、この時点でもう私の明日人への好感度なんてゼロどころかマイナスに等しいです
多分こんな有様だから明日人は受け入れられていないんじゃないですか?
単純に新しいものを受け入れないファンがなんか言ってるんじゃなくて
ちゃんと視たうえでこういう風に根本から受け入れがたいウザさ、気持ち悪さがあるからだよ
8話
情報皆無のギャグ回。伊那国はどうしてもギャグでいくって決めたんだね😊
まあこんなおふざけ回しか描けないんだから仕方ないか😅😅😅
秋山さん版アニメイナズマイレブンであれだけの名勝負をした御影を
こんなボロクソにできちゃうんだから💦💦本っ当に気持ち悪い
趙金雲っていうお気に入りキャラで大好きなギャグができてよかったねーーーーー!!!!🤗🤗🤣🤣✨✨
ふざけんな。
日和の必殺技もおふざけ全開
(剛陣の大分きてんなみたいな発言をぼそっと言ったのはちょっと笑ったけど)
なのにのりかの方はなぜか本命っていう
下鶴改の最後の言葉も完全に捨て台詞にしか聞こえないっていう
完全に帝国までのつなぎ回だったわけですが
その際の鬼道の「帝国は強い。今の星章以上」っていう発言も酷い
星章以上かもしれん、とか手ごわいならまだわかりますが
あなたが今絶賛強化委員として
受け持っているチームよりも強いと言い切っちゃうのってどうなんですかね
そりゃ鬼道にとっては過去の仲間であり、
また復活した影山を指してそう表現したのかもしれませんが
それにしたってだいぶオーバーです
その評価、共に戦ってくれている灰崎や水神矢たち(そしてそんな自分たちに負けた木戸川と豪炎寺)に失礼だとは思わないんですかね
あんだけ灰崎相手に豪炎寺を甘く見るなとガチギレしてたくせに
お前のそのセリフが一番豪炎寺を甘く見てるだろ
たった1話で株を落とさないでくれよ…ピッチの絶対指導者(笑さんよ・・・
9話
いよいよ本格登場の帝国学園です
まあこの回は全体的によくできていた、とは思います
「前半がオーケストラだとすれば後半はロックだ」「もしもピッチャーの放った球が剛速球に変わったら」
などの余計な微妙説明セリフさえなければもっと良くなったと思います
あとはまた奥入のいちいち余計な一言さえなければ。
「勝つためには手段を選ばないことで定評のある帝国です。何を仕掛けてくるかわかったものではありませんよ」
いや、お前が帝国の何を知ってるんだ??
そのあと
策も見抜けず調子に乗って「もしかして帝国は思ったほど強くないのでは?」と
馬鹿丸出しのお調子者コメントを残して自分の発言を速攻で前言撤回し
その結果ピンチを招いたくせにロクに対抗策も出せず、帝国に逆転され出した瞬間
「も、もう駄目だ~」
こんな頭脳(笑)いましたっけ
散々お得意の知ったか憶測知識披露してイキり散らかしておいて
いざ自分の体力が底を尽きたら即勝負を見限るような諦め発言
なぜ今このような状況に陥っているのか、
現在持ちうる武器でそのピンチをどう打開するのか、
打開したとして次また同じような劣勢に陥ることはあるのかどうか、
イナビカリ修練場で特訓してきた成果をどう活用するか
それらを自分の頭を使って整理し、チームに的確な指示を行う
そういった本来チームの頭脳として求められる行為の一切を放棄して
「もうダメだ〜」と溢す頭脳要員なんていますかね??無能の間違いじゃないですか?
まだ何となく影山の企みに感づいた服部の方が頭脳として優秀なんじゃないですか?
こんなやつに頭脳を任せてていいんですか伊那国イレブン まぁいいか
また、今回はゼウス完敗、雷門転入からの流れを引き継いで帝国からすれば
鬼道は二回目の裏切り行為に等しいことをやってきたわけなんですが
エイリア石がないからか、そういった確執も特にありません
もったいない…動けないベッドのうえでどんなに悔しい思いをしたか
今作でも少しでもわかる描写があればよかったんですがね
まあ根本から別物なので完治したし雷門が一回スペインにボロ負けした時点で関係ないんでしょう
しかしいきなりインペリアルサイクル発動!と(ご丁寧にテロップにまで発動!がついてる)文字とホワイトボードのような丸で表現された選手の簡易的な移動でのみ表現されるという
これまで描写してきた必殺タクティクスからは大幅に手抜きのような演出で描写されました
いや・・・なんでだよ なんでそこは省くんだよ
なんでクソつまらんうすら寒いギャグは省かないくせにこういう大事な部分は省くんだよ
バランスがおかしい
10話
まず許せない改悪「空飛ぶ皇帝ペンギン2号」ですね
いやもう空飛ぶとかそういう次元ではなく、集まって合体する別の技にさせられました
しかもそれは雷門のブロック技の贄としてまんまと使われるという
確かに世界を見据えて源田が禁断の技ビーストファングをもとにハイビーストファングとしてチューンアップしたように皇帝ペンギン2号もそうした
って言われたらまあ腑に落ちないけど納得はできるんでしょうけど
別にそういうこと一切言われてませんからね?
なんかアレスはこういう勝手な改造や改悪描写が度々おこなわれますよね
木戸川のスピニングカット改変もそうでしたが
そして対抗策が北極グマ二号って・・・まあ皇帝ペンギンの対抗意識なんでしょうが
そんな諸々に目つむっても見逃せないのが小僧丸こと不快デブの余計な一言
「そんなことをしてまで勝ちたいのかよ ったく卑怯なやつらだぜ」
なお風丸によると少年サッカー協会にはスパイクを改造してはいけないという規定はないとのことです
敵選手を怪我させるような作りでない限り、ルール違反ではないそうですが
つまりこれ、小僧丸が無知だっただけですよね
自分の無知を棚に上げたうえ、感情論に身を任せちょっとでも自分たちが不利になったら「卑怯なやつら」呼ばわり
自分たちがそのスパイクのおかげで帝国が弱体化して楽に勝てていたときはそんなこと言わなかったくせに…(笑)
卑怯だとかおかしなスパイク使ってるって言いたいなら最初の最初の段階で言っとけや
「そんなことをしてまで」と非難するにあたってのルールも知らない(持ち出さない)、
「卑怯なやつら」と言い出したのも自分が不利になったから
論理性も筋も何もかも通ってねえ自分勝手な的外れすぎる暴論だよ
どんだけ自分に都合のいい屁理屈こねてんだよ
何が「罪悪感を感じたんだろ」だよ お前こそあんなバカ丸出しの自己中暴論を悪びれもせず帝国に吐き捨てておいて罪悪感はないのかよ
しかしそんな卑怯()なスパイクに罪悪感()を感じた帝国がそれを放棄することも影山は見抜いていたようで、すべてにおいて対抗策を用意していた趙金雲さえ監督じゃなければ帝国は勝っていたと風丸は言います
ここはいいですね 不愉快なほどの上げにはなってないし
が、問題の不愉快ポイントはその趙金雲の特訓パートです
「その一線だけは超えてはいけない」×∞
氷浦「監督は何を言っているんだ?」万作「真に受けんなって」×∞
しつっっっっつこいなあ
そんなにこの面白くない下ネタ繰り返したいか??
これのどこが「大人っぽくて」「シリアスな」ストーリー展開になるんだ??
本当に頼む。アレス擁護派マジで教えてくれ。このパート要るかどうか。頼む。
こんな不愉快なギャグ描写消して試合のテンポ詰めることは本当にできなかったのか??
毎度毎度毎度「あれはきつかった~」「この日のために~」で
回想でしか修行描写見せないくせに
そしてこの試合を実況は「歴史に名を残す名勝負」っていうんですよ
???
ん?お前雷門と世宇子の試合見てるよな?
なにがどう「歴史に名を残す」に当たる名勝負だったのか教えてくれよ
言葉での小手先の説明 すべてを安っぽくしてしまいます
11・12・13話
趙金雲の劇画調顔ギャグ(妖怪ウォッチ)、ネタ切れのメニュー(妖怪ウォッチ)
それをごまかしたことへの突っ込み(妖怪ry がなければ
流れもまあいいでしょう。これまで灰崎と明日人をこれでもかと描写しており
二人の心境の変化も段階的に描いており、まとまっていたと思います
ただ、明日人のシャイニングバードに関してですが
これ強すぎないですか?メテオドロップの件から
鬼道は「雷門はあともう一回隠し玉を用意している」と見抜き、
灰崎とともにかなり正確にシュートがやってくると予測しており、
迎え撃つ準備をしていたんですよ
なのにその二人を弾き飛ばしたうえにもじゃまで吹き飛ばしてゴールって…
どんだけ強烈なシュートなんだよ
そら意表を突かれてすり抜けさせた(初戦の小僧丸)のようなやつなら
まだ納得ですが二人が真面目に蹴り返そうとしてこれ、ですからね
ともあれ金雲も明日人も優秀で有能だったのでこの決着自体に異論はありません
前回の意趣返しといわんばかりの灰崎のシュートもいい感じです
14話
ここにきていよいよ野坂の目的が明かされます
人の頭脳と精神の進歩はあらゆることを変える
多くの技術革新は世界の経済を変える
医療はさらに進化し、多くの難病で苦しむ人の命を救える
有能な政治家たちは戦争という浪費を亡くし、人の憎しみも消えることだろう
アレスの天秤は世界を変える
野坂がやっているサッカーは遊びやスポーツではなく、未来を形作るプロセス
壮大な目的のもと動いている野坂ですが
竹見という存在がただの不快なノイズ要員にしかなっていません
相手の言うことを全部直接否定するだけの無能
自分のわがままを通したいだけの人に迷惑をかけていることを理解していないボンクラ
…あれこんなやつ味方にもいなかったっけ…まあいいか
野坂、王帝の強さも説得力があり見せ方もいいです
そして灰崎が初めてぶつかる自分以上の強者
自分が散々弱者と侮った諦めの悪い存在
その雷門が今の自分たちとダブって見える
自分たちの驕りに王帝という強者に出会うことで俯瞰してみることができる
熱さに触れて伝染していく展開 そして鬼道も世宇子の時とは違い、打ちのめされるだけではなく立ち上がって勝機を見出そうとしてきます
まさしくアレスの天秤(灰崎)の集大成
ここまで見てきてよかったと思い、また雷門の相手も因縁の世宇子と
期待感高まる最高の回です
・・・とここまでならアニメとして見てもまあ見れます
全ては悪しき伊那国雷門と趙金雲。
これさえいなければノイズ要員を削除することでもっとこの作品は面白くなりえたと思います
ちなみに16話以降はあの悪名高い白恋戦に入り、そこからは脚本家が変わったかのように凋落の一途をたどるだけなので美しい思い出のまま残したい方はここで止めるか
灰崎だけを見ることを勧めます
うーん。。。なぜこうなってしまったのだ