事件だ事件だ
ものすごく
感動する本を見つけた~
毎回毎回お騒がせしてすみません。
今回は、「卒業~開かずの教室を開けるとき~」 に引き続き
本の紹介をしていきたいと思いま~す
これから紹介する本は、タイトルにもあるとおり
「虹色ほたる~永遠の夏休み~ 川口雅幸」
です
- 虹色ほたる―永遠の夏休み/川口 雅幸
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
この本を紹介しようと思った理由は、とても感動的だからです。
よくある感動する本のように、最後に誰かが死んで泣かせるとはちょっと違って、
最後は不幸になっていた子が幸福になる
という喜びの感動です。
この本の物語は簡単に言うと、
お父さんが死んでしまった男の子ユウタが
毎年夏休みにお父さんと行っていた蛍ヶ丘ダムへ行きます。
そこで不思議におじいさんと会ったり
ダムに落っこちたはずなのに、傷ひとつなかったり…
そして、30年以上前の村…まだ500円玉が五百円札だった時代にタイムスリップしたりしました。
そこで会ったサエコの秘密に悲しくて
その村の暖かい人たちとの別れがさびしくて
村の人たちの故郷を思う気持ちにじーんとして
私は泣きそうになりました。
そして、サエコのいろんな想いの中で発した台詞は、いいものばかりです。
例えば、
「蛍は知っているからだよ。
短くても一生懸命光れば
幸せになれる、って」
があります。
その台詞がどうして良いかというと…
ネタバレしそうなので書きません。
でも、ひとつヒントを。
それはサエコの秘密に関係していて、その秘密のことを悩んで言った言葉です。
最初に言ったけど、サエコのいろんな想いの中で発した台詞は、いいものばかりです
でもサエコ以外の人もイイこといいます
例えば…
芳澤さんが花火大会で都会の花火にあこがれているケンゾーに言った言葉
それを読んで私はどんなにすごくて便利な都会も故郷にはかなわないのだな~と、思いました
そして、もうひとつ感動したものがあります。
それは、現代に戻る時のユウタの想いです。
人間の優しさについて、振り返っています。
そこで私は気がつきました
感動するような言葉に気がつくのは、気持ちが暗くなるような事があったひとたち
だということに
悲しい秘密を持ったサエコ
今年都会へ行く芳澤さん
温かい村人と別れるユウタ
あ、あともう一人かんどうする言葉をつかえる人がいました
それは…
本を読んだ私です
虹色ほたるを読むと普通はきがつかないようなことに気がつくのでとっても、お得です
私はこれまでファンタジーや探偵モノを読むことが多く、
泣く様な本はあまり読みませんでしたが、
虹色ほたるを読んで、感動する本もいいなあと思いました。
皆さんも、いい本なのでぜひ読んでみてください。
ポチッと押していただいたら、うれしくて宇宙まで舞い上がります
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