調査日誌134日目 -標葉氏紀念碑建立に関わった標葉氏旧臣末裔山田忠正- | 『大字誌 浪江町○○』調査日誌

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旧「『大字誌浪江町権現堂』編さん室、調査日誌」のブログ。2021年3月12日より『大字誌 浪江町権現堂』(仮)を刊行すべく活動をはじめました。2023年11月1日より町域全体の調査・研究のため新装オープン。

2024年3月14日。

 

昭和8年(1933)の標葉氏顕彰運動に関わる古文書を見ています。前々回のブログから、川添の山田忠正宛鈴木松五郎書状の翻刻・分析をしています。

 

この山田忠正は何者か、前回から見ていますが、昭和初年の紳士録に名前が掲載されていましたので、そちらを見てみたいと思います。その紳士録とは帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 東京篇』(帝国秘密探偵社、1942年)です。

 

帝国秘密探偵社、かっこいい会社だな🤩

 

※読点を適宜追加

 

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山田忠正

皇民團々長、東京レントゲン協會理事長、建國記念事業協會理事、南洋興發(株)顧問、著述出版業、本郷區駒込蓬莱町一八、電話駒込二三七五、[閲歴]福島縣忠則長男、明治十八年九月十六日同縣雙葉郡苅野村に生る、同卅九年二松學舍卒業、剣道教師、東京市参事等歴職す、政治雑誌「改造世界」を經營、大東京協會を結成す、宗教佛教、趣味讀書思索、[家庭]妻ヤイ(明二四)福島縣高橋孜女、長男達(大一二)松江高校在、長女富美江(大元)府立二高女卒、二女哲子(大四)錦秋高女卒、三女明子(大七)聖學院高女卒、二男十衛(昭二)、三男八郎(昭六)

 

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ここまで書いて、今日は時間切れ。けっこう多くの書籍を執筆している国家主義者であることが分かりました。