2023年12月10日。
西村慎太郎です。浪江町域の奥相三十三観音札所を検証しています。
一次資料として『奥相志』(東京大学史料編纂所蔵写本4141.26-20。原本は相馬氏指定文化財)からの検証です。
本日は第十八番札所の来福寺観音堂(長田観音堂)。
以下、『奥相志』の記事です。
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聖観音堂〈方二間〉 在来福寺趾、縁日七月八日、別当来福寺、尊像光趺共ニ三尺、徳一大師作、相馬封内三十三所第十八番順礼處、歌曰、
三十あまりみつのミてらに身をよせてみのりの声を耳にふれなん 雲泉
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南幾世橋村(現在の浪江町幾世橋)字辻にあった来福寺趾に安置された観音堂です。来福寺は大聖寺に合院されています。現在では字長田の人びとに管理されている堂宇で、「長田観音堂」と呼ばれているようです。まだ行ったことないので、来月伺いたいと思います🤩