調査日誌(勉強中)180日目 -『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』刊行のお知らせ- | 『大字誌 浪江町○○』調査日誌

『大字誌 浪江町○○』調査日誌

旧「『大字誌浪江町権現堂』編さん室、調査日誌」のブログ。2021年3月12日より『大字誌 浪江町権現堂』(仮)を刊行すべく活動をはじめました。2023年11月1日より町域全体の調査・研究のため新装オープン。

2021年9月8日。

 

浪江町大字権現堂について勉強中の西村慎太郎です😊

このたび、いりの舎さんよりこのブログをまとめた本、『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』が刊行されることとなりました😄 「調査日誌(勉強中)」の70日目までをまとめたもので、新たに3万6千文字を追記したコメントと権現堂出身の歌人・三原由起子さんとの対談を含んだ内容になっています。

 

いりの舎ホームページ 西村慎太郎 著『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』

 

あわせて、いりの舎さんにはP.V.まで作って頂きました😅

 

 

なんか、もう、すみません😅

 

さて、今回刊行される、『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』ですが、このブログをご覧頂いている人はご存知の通り、「調査日誌(勉強中)」と冠しながら、2021年3月12日午前5時44分から毎日配信しているものです。コンセプトは西村が浪江町大字権現堂について学んだことを書き綴っていくもので、勉強日記に近い感じ。着想としては、InstagramなどのSNSの「勉強垢」です。他人が勉強しているのを見て、自分のやる気スイッチが入るんで、それを自分に対して課している感じでしょうか。

 

で。

まだ、日々のタイトルである「調査日誌(勉強中)」の「勉強中」が取れません。理由はひとつで、結局、西村が書き綴っているものは、『浪江町史』(浪江町教育委員会、1974年)や浪江町郷土史研究会、多くの郷土史家の先人たちを越える論点や視角を提示できていないから。少しずつ、従来の研究で使われている資料を改めて読み直したり、これまで知られていない一次資料からいくつか論点は提示できたものもありますが、まだ、「勉強中」の感は拭えません。

 

『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』は大字誌そのものではありません。このあと、大字誌に向けた動きも考えなきゃいけないと思っています。多くの皆様のご協力やご指導を頂きたいと思いますので、引き続き、宜しくお願い致します。