言葉は書き残すことができても
その瞬間の 思いは留めることはできず
ときに振り返れば
その行間にはかすかな残り香だけ
もっと 君のこと
ふかく知りたいと 思ったときから
それは 恋なのかもしれない
言葉にすると言えないことも
書くことならできる気がして
言葉にするとすべてが
嘘っぽかったりして
なぜだか 空しかったりして
口をひらくほど
本当の事は喉元から
転げ落ちて 窮屈そうな胃に
吐き気すらもよおしたりする
だけど いくら書いても
届けなきゃ意味ない手紙は
いつだって引き出し行き
