雨の下湿度が高く今にも雨が降りそうな午後電車に揺られ病院のある街に降り立つああ わたしの世界だ、と思う呼吸しにくく薄暗く心地悪く閉じられた傘を持つ人々を眺め知らない人ばかりだ、と当たり前のことを思う今日も順調にわたしはわたしの世界で生きている息をしている