恐怖を抱えて何者でもないということは何者にでもなれるということか弱虫の私を誰も知らない奥で震える私を誰も知らない今までどれほどの時間どれほどの暗闇にいたのか誰も知らない身を裂くような激しい鼓動もすべては私のものだから堂々と怯えてみせよう大いに恐れながら明日も立ち向かってゆこう