よるになく | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所




帰路の途中


神社の縁日を通りすがる


浴衣姿が胸に痛い


提灯の眩しさに一瞬眩む


音のない残像さえも賑やか





玄関先にいた野良猫が


「にゃあ」と鳴いた


おかえりと云ったのか


元気だせよと云ったのか


哀れむような目に見えたのは


きっと気のせい


都合よく励まされたのだと思うことにする