糸 | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


君と僕は


一本の糸で繋がっている


しかし


離れているから姿は見えない


手繰り寄せることはできるけれど


互いに動くことはない


近付いたら


そこから全てが始まる


だから怖いのだ


どちらかが手を放したら


その瞬間に終わる


もう引き寄せる手段はない





何の前触れもなく


君に手を放されるくらいなら


僕はそれよりも先に


この手を放してしまおうかと思うんだ















なんてね、


臆病な僕に


そんなことができるはずもなく


今日も静かに夜を迎えるのです。