強さの内側 | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所

父親が単身赴任してた頃、



そんなに遠くない距離に暮らしてたから



朝の通学時、

出勤する父親を駅で偶然見掛けたことがある



普段見る姿とは別人のようだった



顔付きが違った



何かが圧倒された‥



その父がもう少しで定年を迎える



想像もできないような厳しい社会で、

40年近く働いてきたんだ



どんな辛いことがあっただろう、

どんな苦しい想いをしてきただろう



目を覚ます頃にはもういなくて、

寝る時間にはまだ帰宅もしてないのが日常だった



自分達の為にどれ程の苦労を重ねてきたのだろう



その見返りに私はいくつの喜びを与えてあげられたのか



強い人だっていつも思ってた、今でもそう感じる



こんな日記書いてるだけで、

涙浮かべてちゃってるようなのが娘なのにね



「お疲れ様」



ここで言っても意味ないよね、うん



私、口下手だからさ



おやすみなさい..