はじめに、このお話はフィクションです。
登場人物、団体名は実際には存在しません。。
【説明】
西暦2583年
ロボット生産技術が進化し、人間と同じだけの機能をもった人間型ロボットと言うのが発明された。
そして、ロボットはロボットと結婚し家族を作ることが可能となり、夫婦申請システムをペアリングさせた男ロボットと女ロボットで希望者には、赤ちゃんロボット作成ソフトが2回までダウンロード可能だった。
ロボット社会が進化するにつれて、研究者たちの間で、この人間型ロボットが本当の人間になることができる開発を進めている闇の研究者がいるという噂が広まった。もし、それが事実なら、特許権を先に申請し、発表をしたとすれば、研究者になった者なら皆が目指す最高位の国家認証研究者の地位を得ることができる。
その噂は研究者たちの希望の光でもあり、我さきに研究発表をするのだという邪な気持ちを抱く研究者もいたのだった。
~出会い~
「これだから、あんたはダメロボなのよ」
「ダメだなんて言わないで下さいよぅ。真実の愛を探してるんですからぁ」
「そんなこと言ってちゃだめよ、人間に憧れるなんて・・・」
「必ず、素敵な人間の王子様に出会ってお城に連れて行ってもらうんですっ!!」
「・・・。はいはい・・」
私、朝比奈 怜は24歳の派遣社員型ロボットです。
広島ロボット研究所で生産され東京の企業に派遣され、まだ半年。。
一度、広島の企業へ派遣されたのですが、社長のセクハラトークにバグを起こしてしまい、1年で退職。
何も目標がなく、悩んでいるところに父ロボットの東京転勤の話が。。
「私も一緒に東京に行って働こうかな」
うちは、父と母が早くに離婚(ロボットも離婚可)しているので、私と父との二人暮らしなのです。
「東京で何かしたことがあるのか?ちゃんと目標をもたなきゃ、もうお父さんの扶養ロボット家族に入れる歳じゃないんだぞ」
「わかってる。ちゃんと働くから。しばらくロボット失業手当をもらって、その間に探すよ」
と言うことで、私と父は東京へ引越ししてきました。
東京のイメージとは、①人とロボットが多い ②空気がまずい ③星が見えない ④人とロボットが冷たい
とってもいいイメージがありません・・・
「あ~。なんか不安になってきた~~」
「明日から仕事だろ?早く寝ろよ。初日は早めに行くほうが印象いいぞ」
「今時、派遣ロボにそんな評価つかないから;;;」
「お父さんの会社の派遣ロボットは朝早いぞ~。お父さんはそれを評価しているぞ。」
「みんな、お父さんみたいに優しければいいのになぁ。」
「それより、女社会でやっていけるかの方が大変じゃないのか?派遣社員にも色々あると聞くからな。人間とロボットの共存はやはり分かり合えない部分があるしな・・」
そうだった______。
派遣といえば、女(人間)・女(ロボット)が混在した社会。。。
イメージは女子高の文化祭。日ごろは大奥、しかし文化祭といえば男子がちらほら現れる、そしたら女は化けるのだ。「え゛??だれ?あんた」と言うように、変身してしまう。。
そんな恐ろしい女子高に、明日私は転校するのだ。。
もう、寝よ☆