2月28日（水）
彼が昨日急に仕事を辞めてきたため今日は1日空き
仕事なくってすんごいウキウキしてる彼に若干イラっとくるのは真面目な日本人の性でしょうか
でも、おかげさまで今日はしばらく前から気にしてた健康保険について調べに行くことになりました
今日ちょうど海外旅行保険切れるしね
PACSは結婚とは違うので自動的に健康保険なんて入れない
まだ、フランス国民じゃないから当たり前である
PACS組んだ時にマダムに聞いた時も「それは無理よー」と言われているし
ただ、CMUっていう全国規模のオーガニゼーションでフランスの国民健康保険に当たる”La carte vitale”を発行してもらえるらしいと言うネット情報を見つけ
その会社の別サービスを利用している友人に聞いてもらったところ
普通は無理だけどPACS組んでるとそのオーガニゼーション通して手に入るらしいと言う話を聞いたためなのです
CMUのオフィス自体はパリにしかないのでCPAMという健康保険を扱う政府機関に出向く
列に並び、La carde vitaleの申請をしたい旨を伝えると一般情報担当のカウンターのおばさんがぶっきらぼうな感じで必要書類の表と申請書をくれた
うーーーーーーーん 通りそうな感じが全然しないが。。。
帰り道、ついでに別の保険会社に聞きに寄った時彼が
「あ、PACS組んだって言うの忘れた」（←また忘れ物！）とのこと
・・・だからか
CPAMにもっかい行くw
前回と同じ説明と、PACS組んでることを伝えると
あっさり相談カウンターのチケット発行してくれた
しばらく待って案内されたのはムッチャ親切なお姉さんのカウンター
ある程度必要そうな書類を持って行っていたのでどんどんコピー取ってくれて
「大体書類揃ってるから大丈夫ねー、あとこれとこれ用意して持ってきてくれたらカード発行できるからね」みたいな感じで、また午後に来ることを伝えて施設を後にする
なんかすんごいスムーズやった！この違い！
PACS効果すごい
ちなみに必要書類は
・申請書
・PACSの証明書（PACS組んだ時に市役所からもらえる）
・フランスの銀行口座の情報（たまたま友人モナに勧められてずっとまえに作成した郵便局の口座があり、たまたまその情報をプリントしていたのを財布に入れていた！ツイてる！）
・住所証明のための名前が載ってる書類（通常電気代とかの領収書だけど、引っ越したばっかで無いのでシェアハウスで共有口座を作った時の書類が役に立った！これも偶然）
・彼が書く証明書（今ひとつわかってないけど、手書きで簡単）
・パスポートorID
・OFII発行の滞在許可証及びビザorビザ更新待機中のレセピセor長期滞在許可証
・以前入っていた健康保険の公式書類（私の場合はACSっていう海外旅行保険）
・戸籍の全部情報日本発行のものとフランス語の公的翻訳（PACSの時どっちにしろ必要）
（ちなみに一部情報のものでもいけるかもしれないけど確認してないからよくわからない）
・彼自身のLa carte vitale（必要書類一覧には無いけど、初めに提示するよう言われてた）
こんな感じ
多分これはフランス内のどの地域でも同じだはず
ご参考までにどうぞー
一旦帰宅し、以前から仕込んでいたピザとエスカルゴのアヒージョを作って食べる
（彼はマッシュルームのみで）
前回のエスカルゴ＆バターに続いて2回目のエスカルゴ料理〜
さて、必要書類集めますかね
と思ったところ、必要書類の一つの出生証明書がない
あれーーーーーーーー？PACSのために取ってフランス語訳もあるはずなのに。。。
多分私うっかりコピーとらずにそのまま市役所に原本渡してしまったんだわ
なので、もう一仕事
市役所に行って「すんませんがコピーください
」って言いに行かないと
他の必要書類のコピーは私がやって、その間に彼に市役所に行ってもらう
彼曰く、ちょうどPACSの時に対応してくれたマダムが覚えていてくれて、雑談交えつつスムーズに書類コピーもらえたそう
CPAMに戻ったら、初めの時のぶっきらぼうなおばさんがびっくりするほど感じよく待合エリアに案内してくれた
何かいいことでもあったのだろうか？
相談員さんは朝のおねーさんではなかったものの、どうもおねーさん私たちが午後にもう一度来ることをみんなに言っていたようで
この時も相談員さんの部屋に突然入ってきて
「ほらこれもこれも全部書類あるでしょ、よろしくね！」ってお世話を焼いてくれた
ムッチャいい人！
それで多分初めのカウンターのおばさんも感じ良かったんだろう
フランス人は基本的に仕事嫌いなので、仕事中に頑張って感じよくしようなんてことは考えない
でも基本的に人間的で親切なので、気に入ってもらえたらむっちゃやりやすくなる
っていうのを痛感した日だった
問題なく受理！
1ヶ月後にはカードが送られてきて今後医療費は滅多なことがない限りかからない
フランスの国民健康保険は100％カバー
おかげで予約がなかなか取れないので苛立つのだが、そんでも無料ってすごい
収入がなければ健康保険料も発生しない
毎回思うけど、フランス政府ってばどうやって国のお金回してるのかしら？
もしくは逆に日本がお金の使い方が悪くていっぱい徴収している割にサービスが辛いのかしら？
謎です
市役所も、CPAMも、悪名高いフランスのお役所の割に親切
彼氏と、「いいつながりが作れたから、後は県庁だけだね（←県庁は本当にえぐい）」なんて話をする
彼氏が次の会社との契約をしに派遣会社に行ってる間に書類整理して見たけど、考えて見たら今年に入ってからパスポート更新、ビザ更新、運転免許切替申請、PACS、健康保険加入申請とすごい量の申請やったなぁとしみじみ
大体慣れてきましたよ
さて、彼が帰ってきてから中心街におでかけ
雪が降ってきてムッチャ寒いけど、今日はポアティエの市役所前でイベント”カーニバル”があるのだ
ベネチアとかブラジルが有名なカーニバル
一応ポアティエでも一晩だけやるみたい
今回のテーマは”海中”らしく、お魚のコスプレとか
すんごい長いドレッドの元ルームメイトで友人のトムはもちろん海賊w
知り合いのいるジャグリングのチームが脇でパフォーマンスもしてて
徐々にポアティエに馴染んできているのを感じて嬉しかったよ
一番盛り上がるとこだけ見て、寒いのでカフェでホットワイン
そろそろ冬も終わりだねー
今日は一気に冷え込んで、雪も降ってマイナス6度から最高気温がマイナス1度って言う日なのに対し、明日は最低1度、昼には14度になるらしい
なんだそれー
春がくるね
ちなみにうっかり車で出てたので（歩けば良かったよ。歩いても20分の距離なのに）
帰りに雪の大渋滞にはまる
彼曰くここ4年雪なんか一回も降らなかったそうで
誰一人として雪対策なんてしていない
チェーンすらほぼ誰も持ってないとのこと
雪国生まれの私には信じられない
怖いので運転代わって私が運転したけど、普通タイヤだと1センチの積雪でも滑るよね
すんごい怖い
ちなみに雪対策足りないわ！って言ったのがちょっと敏感になってる彼に刺さったようで
「信じてもらえてない」っていうプチ喧嘩に・・・
うん、「一回も雪の中運転したことない」って言う人のノーマルタイヤでの雪の上の運転はー
さすがに信じがたい
役所の書類等々手伝ってくれたのとこれとは全く関係がない
普段安全運転なのも関係ない
雪をなめたらいけません と私も譲らず
せっかく楽しい夜だったのにそれ以降はちょっとダウン
だってさ、だってさ、だってーーーーーーーーー！
って思うけど、私の言い方ってばちょっと上から目線になりやすいのと、自分のことでなくても失敗しそうなところ「気をつけて！」って口出ししやすいタチだから
彼の言う「子供じゃないんだし、自分でやってみるから、失敗させてほしい」って言うのはわかる
いいバランスを見つけようね
彼にもっといい男になってもらうためにもね