1月13日(土)
土曜日は友人セドリックの日
どう言うことかと言うと、
ポアティエ在住の友人セドリックは、週に4回みんなで食事をする機会を持つのを習慣にしており、しかもそれをこの8年、ほぼずっと変わらず続けている
月曜の夕食、水曜の夕食、土曜のランチ、日曜のアペロ(夜のおつまみと飲みの時間)
すごい持続力だと思う
ちなみに彼は1週間のルーティンをほぼ変えない
月曜日>仕事>みんなで夕食
火曜日>仕事>教会の脇のケバブ屋さんで夕食
水曜日>仕事>みんなで夕食
木曜日>仕事>教会の脇に週一でくるフードトラックのファラフェルを買って食べる
金曜日>仕事>彼が資金援助したカフェで友人とのんびりしたあとケバブ屋さんで食事
土曜日>みんなでランチ>昼寝>この日の夜は別の誘いに応じてもいい時間の様子
日曜日>朝11時に上記カフェで無料提供のコーヒーを飲みつつ持って来たランチと読書
>みんなでアペロ
それ以外の時はほぼほぼ上記のカフェかケバブ屋かケバブ屋の2個隣のトルコ系のバーで発見できる
見つけるのが超簡単な、町のある意味有名人だ
すごい面白いよね。こんな人生もあるのねー。
とにかく彼にはずいぶんお世話になっていて、今の彼氏もセドリックのつながりで知り合ったようなものだ
さて、土曜日はセドリックは10:30に教会の前で待ち合わせをし、きっかり10:45まで参加者を待つ
その後、みんなで土曜市(教会の脇で週一開かれる屋外マーケット。フランスで”マルシェ”と言うと普通はこれを指す)にて食材を買い(ちなみにセドリックは何をどこで買うかもほぼ決まっている)1週間分のチーズも買い、みんなでセドリック宅へ行く。もちろん彼の大好きな赤ワインは欠かさない
ちなみに彼は地元の生産者からの直接購入しかしないので、セドリックのオススメのお店は生産者からの直送が間違いない
退屈とも言えるけど、徹底していてすごいと思う
さて、お家に行くとみんなで分担して料理にかかる
彼氏は大体ケーキ担当(ケーキも必ず作るのがフランスらしい)
果物を切って
次に野菜を切って
最後にお肉を切って
ケーキとベーコンと野菜のリゾットを作る
そうそう、12時になったら近くのパン屋で焼きたてパンが出来上がる時間なのでそのタイミングで買いにいく
ちなみにそのパン屋で”セドリック氏に頼まれて”と言えばパンの種類は言わなくても焼きたてのバタールを出してくれる
彼はいつも同じのしか買わない
100年前の生活リズムを一人でキープし続ける貴重な人材だと思う
パンを買ってきたら、料理の待ち時間のためのおつまみを作る
タルティンという、パンを薄く切ったものにパテを乗せたものをいつも作る
今日は”豚の頭のパテ” と ”鳥のキモのパテ” と ”鶏肉のリエット”
写真撮っておけば良かったね。 また次回にー
”エピン”というこの地域独特のアペリティフをのみつつ、タルティンをつまみつつ料理を仕上げて、テーブルに移っておしゃべりし、ワインを飲み、リゾットを食べ、チーズを食べ、ケーキを食べるのに大体1時間はかける
とにかくすっごくフランスな時間で気に入っているの
彼自身も、几帳面で、皮肉屋で、文句ばっかり言ってる、食いしん坊のフランスらしい人で
この面倒臭い土曜日の習慣が私のお気に入りなのは間違いない
食事の後はお買い物なんかをしつつ時間を潰して
夕方5時からは友人主催のCouchSurfingのミーティング!
まあ、集まって、バーで飲もうぜって言うことなのだけど
メンバーは10人ぐらいで今回は少人数。
私の他にポルトガル人が一人とイギリス人が一人いる以外はフランス人ばっかりだったのがちょっと残念
楽しい時間は過ごせましたよー
そのあと近場のフードスタンドで中華を買って、上記のバーで食べ(この辺が緩いフランスのいいところ)出ずっぱりの市日でちょっと疲れたので早めに帰って休みました
週末にはもうちょっと夜更かししたいけど、朝から外出しっぱなしだと流石にバテる
来週末にはぜひ夜更かししたいものだ