有給休暇。
 
昨年の6月に職場復帰した。
給与明細の今年度の有給休暇が、「0日」になっていた。
 
前年度の有給休暇は13日。
 
う~ん、傷病手当が支給されない分を有給休暇で当ててたかな?
何かよくわからないけど、人並みに働くことができない引け目もあって、今年度の有給休暇のことについて、尋ねることもなく、前年度の持ち越しできない有給休暇をいかに消化しようかと考えた。
 
でも、只でさえ人手不足の職場。
そうそう有給休暇を使うのは、なかなか勇気がいるね。
 
それに、いつなんどき、自分はもちろん、母親(透析通いで要介護1)や弟(デイサービスに通う知的障がい者)のことで、休みが必要になるかもしれないから、調子に乗って使うこともできないし・・
 
ふと気づくと来月で、前年度の有給休暇が、全部消えちゃうことになっていた。
 
勇気を振り絞って、来月に4日間の有給休暇を申請。
終活を兼ねての旅行をすることにした。
 
後ろ向きの生き方?
そうは、思わない。
死と向き合いながら、前向きに自分らしく、且つ、しぶとく生きていくことだって、できるよね。
 
あっ、今日は、そういう重めの話じゃなくて、有給休暇のシステム。
 
今年度の有給休暇が「0日」だった理由。
使いきったわけでも何でもなく、そもそも、有給休暇がなかったのだ。
 
我が法人の就業規則では、2カ月以上休むと有給休暇が出ないということを初めて知った。
 
私がいきなり、有給休暇を多量に申請したので、所長からシフトの調整で、話をしたいと言われて、今回、いろいろ学んだ。
 
肺がん術後の職場復帰後は、それまでのフルタイム勤務の契約から週休3日にしたから、有給休暇がないのかな?とか、でも、看護士さんは、週3日勤務で、有給休暇をとっていたなあとか思いはしたが、なんとなく、そのまま過ごしてきた。      
 
他の非常勤の若い介護職のスタッフは、上手に有給休暇を完全消化していた。
 
昨日、来月の勤務表をもらい、見てみると、結局、来月は、自分の申請した4日間の有給休暇に加えて、2日間消化できるように、所長が調整してくれていた。
 
あんまり、相性がいいとは思っていなかった所長の気遣いに感謝です。
 
全部消化は、もちろん無理だったけど、まさか追加して調整してもらえるとは・・
 
病気で、出勤率が8割に満たなくなりそうな方、ご注意して下さいませ。
もしかして、これって、常識?
 
ボケボケ人間、Saharaでした。